『逆転オセロニア』いちこ(お泊まりスクープ)/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE215】
2024-07-13 19:00
2022-03-19 19:00 投稿
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逆転オセロニア
ドーモ、世界のザキヤマです。
3月18日より“ベビースター&ブタメン”コラボが開催されました!
ベビースターはこれまで何百回と口に運んだか覚えていないくらい日常に寄り添っていますし、もんじゃ焼きに入っていることも多いです。いまではもっぱら酒のアテとしてお世話になっていますね。
ブタメンも子どもの頃に比べると食べる回数が減ったとはいえ、気付いたら小腹を満たしてくれていますし、個人的にかなりテンションが上がっています。
“推し駒”を紹介する当ブログとしては、コラボS駒の“ラーメン丸”が見た目含めて非常におもしろい性能をしているため、こちらを先に取り上げるべきか迷ったのですが、その前にどうしてもやらなきゃならないことがあります。
それが、今回のコラボクエストで推されているちょい足しレシピ。なんでもブタメンにプリンを入れると大変おいしいのだとか。
じつは僕はラーメンをこよなく愛しておりまして。四六時中ラーメンばかり食べている身としては、「駒紹介の前に実食すべき」という考えになるのは致し方ないところ。というわけで、今回はゲーム内容ほぼ関係なしの食レポになります。
ちょい足しをする前に、まずはベースとなるブタメンそのもののポテンシャルを改めて把握する必要があります。こちらは本筋とは関係ないので、興味のない方は読み飛ばしてしまってまったく問題ありません。
ブタメンはカップ麺なのに駄菓子でもある、独自な立ち位置を築いている食品。発売は1993年なので、30代後半の自分が小学校の頃にちょいちょい食べていたのも頷けます。
栄養成分表示(1食37g当たり) | |
熱量 | 169kcal |
たんぱく質 | 4.1g |
脂質 | 7.5g |
炭水化物 | 21.3g |
食塩相当量 | 2.71g(めん0.60g、スープ2.11g) |
カップ麺としては非常に小型で、栄養価は一般的な縦型カップの約半分。余談ですが、学生の頃は普通のカップ麺&オニギリ×2個とかいけたのですが最近はちょっともたれるので、ブタメン×オニギリ1個のセットは普通にアリな気がしています。
作り方はオーソドックスなお湯3分指定ですが、僕は2分〜2分30秒くらいが好きです。最近の凝ったノンフライ系のカップ麺は時間をキッチリ守らないと逆にダマになって美味しくないのですが、昔ながらの油揚げ麺は表示時間より短めがベスト(※個人の感想です)。
油揚げ麺のメリットは、湯戻しの段階で油が絶妙にスープに溶け込み、香ばしさを増せること。ブタメンの場合は同社のベビースターラーメン(チキン味)を彷彿とさせる、若干の苦みがあるのもポイントですね。
スープは豚骨味ですが、どちらかと言えば“豚骨風味”と呼ぶのが正しいかもしれません。いわゆる正統派な“臭い”タイプではないのですが、食べやすさの点では軍配が上がり親しみのある味わい。ブタメンというブランドが長く愛されているのも納得ですね。
そして麺ですが、改めて食べるとつるみとスープの絡まりのバランスが取れており、非常に美味しいです。前述の通り僕はメンカタ原理主義者ですが、少し時間が経つとしなやかさが強調されスープとの一体感が高まり、「むしろうまい」という具合に。普段は時間をかけて分析してわけではないので盲点でした。
具材はゴマのみとアクセントレベルではあるのですが、香ばしい風味、プチプチした食感を提供してくれる立役者で、これがあるとないとではクオリティにけっこうな差が出てきそうです。
いやあ、改めて食べるとやっぱり美味いですねブタメン! 「シンプル&安定したクオリティゆえ下地としても優秀」という結論となりました。たしかにこれはちょい足しと相性がよさそうです。
ブタメンの地力を再確認したところで、早速プリンを乗せていきましょう。正直不安しかないのですが、ブタメンくんが「とってもおいしいよ! 試してみてブー!」と言っているので、完全なゲテモノということはないでしょう。あと、プリンって意外性のある組み合わせということで、昔からやたらと耳にしますよね。醤油かけるとウニの味がするとか。
ところが、のっけからひとつの問題にぶち当たってしまいました。
いやいや、ミニサイズのカップ麺にふつうのプリンを乗っけたら、いくらなんでもプリンが圧勝するだろ!? と、改めてゲーム内を見てみたら……。
ふだん甘いものをあまり口にしないので、ふつうに存在を知りませんでしたミニプリン。というわけで早速近所を探索しにいったのですが、コンビニ3件、スーパー3件、ドラッグストア2件、百均2件を回ってどこにも置いていなかったので、今回はふつうのプリンで代用していきます。
なお、こちらのだれでも知ってるプッチンするプリンは67g。対してミニプリンを調べてみたら20gだったので、だいたい3分の1使えばブタメンくんのちょい足しを再現できることになります。
プリンは、グルグルかき混ぜていると2〜30秒くらいでドロドロに溶けてスープと一体化。
真っ先に気付くのは独特の匂い。ミルキーなとんこつ、というよりは甘い香りのほうが強いです。テーマパークのチュロスくらいの甘さが鼻孔を直撃してくるのですが、これはそう……ココアですね。たぶんカラメルも入れたことで、ポーク由来の成分とプリンの卵感、そしてカラメルが加熱されたことで、不思議とココアめいた香りが醸し出されているのでしょうきっと。
そして気になる味は……鼻で感じる以上に甘い! いや、味に深みは出ているのですが、人口的なクドさが前に出ていることは否めません。デザートなのかラーメンなのかわからず脳をひたすらに混乱させてきます。
麺との絡みはトロミがあることから強調されていて、ガッツリスープを引っ張ってくれてきているのは好印象。ただ、もれなくココア風味が付いてきます。
刺さる人には刺さるかもしれませんが、自分が甘いものがあまり得意ではないこともあり、最後のひとくちまで頭から「なんだこれは……?」という疑問符が消えることはありませんでした。
とはいえ、濃厚さを際立たせる組み合わせという点で決して悪くないと思いますし、可能性は感じられました。となると……。
そうなんですよね、味わいとしてはともかく、カラメルが入ることによるココア感がなければむしろうまい部類ではないかと。
うん……! こっちのほうが僕は好きですね! 甘いは甘いのですがこれがいい方向に作用。とんこつの風味を強調しており、より厚みを感じる味わいになっています。スープの持ち上げ度合に関してはカラメル入りと同等なので、重層的な旨味を堪能しやすいですね。
指定のミニプリンが手に入らなかったので正式なレシピではないのですが、もし通常のプリンを使って微妙な場合は、カラメルを抜くことで美味しく感じられるかもしれません。ご参考まで!
ブタメンは主力商品のとんこつが有名すぎるので、「ブタメン=とんこつ味」という認識の人は多いと思いますが、じつはほかにもフレーバーがあることはご存じでしょうか。
もうこの流れならお分かりかと思いますが、こちら2種類にもプリントッピングをやっていきます。「甘みとトロミを手軽に与えられる」という点は非常におもしろいので、思い切ってこの機会に試していこうじゃないか、という主旨です。
ちなみにしょうゆは「ベビースターを長く伸ばしてお湯で戻したような」と表現するのが適切な、チキン風味が強調されたもの。タンしお味はビーフベースということもあり、テールスープとか焼き肉屋で出てきそうなサッパリ系の塩味となっております。
とはいえ、これらの組み合わせは今回のコラボで推されていません。「とんこつ×プリン」はギリギリ親和性があるように思いますが、しょうゆと塩は流石に……。正直なところまったく期待はしていませんでした。
それではしょうゆを実食。……うん? これむしろおいしくないか……!? 甘さに関してもとんこつほど違和感がなく、香ばしさを際立たせる脇役にプリンが徹しています。「こういうタイプのしょうゆラーメンなんだよ」と言われたら、「へー、そうなんだ! コクがあるねえ」なんて受け答えしそうです。
いやあ、意外だったな……絶対合わないと思ったのに……。ではタンしおいってみましょう。
タンしおのほうは、しょうゆより相性が悪いというのが事前の予想でした。ただ、しょうゆが想像以上にシナジーが高かったのでもしかしたらと口を付けると……。
……はいうまい!! 優勝!! 牛系の旨味と白濁したスープ。これはコムタン系スープにかなり近いのでは。たしかに韓国系って牛骨でダシ取りますし、これをベースに白湯風にしたらこうなるのか……!
タンしおではプリンの風味をほとんど感じず、今回試した中ではダントツに相性がよかったです。牛とプリンがケンカすることなく融合し、新しい生命が生まれるイメージが脳裏をよぎりました。こちらは本当にオススメです。
なんにせよ、今回はブタメンとプリンの新たな可能性を模索する貴重な機会となり大変楽しかったです。
コラボでは25日からはベビースター編がはじまりますので、こちらのほうも引き続き楽しみにしています。ご馳走様でした!
【“世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s ”のまとめはこちら】
文/世界のザキヤマ(@zakiyamaofworld)
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