『Ingress』国立競技場で緊急バトル!! 軽い気持ちで呼び掛けたら想定外の結果になったBB戦リポート
2024-07-16 21:25
2022-01-24 18:58 投稿
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Ingress Prime(イングレス プライム)
新型コロナの発生から長らく大型のリアルイベントが見送られてきた位置情報ゲーム『Ingress』は、リモートで楽しめるコンテンツを中心に多くのチャレンジを続けている。
そのひとつが通称“バトルビーコン”と呼ばれるアイテムを使い、簡単に言えば対象のポータルを奪い合う試みだ。
そんなバトルビーコンを活用した世界規模のイベントKureze Effect(クレーゼ効果)が、2022年1月22日から24日にかけて開催。
23日には公式(NIASection14)による特別なバトルビーコンが国内では札幌と東京に出現するなど、ひさしぶりに戦うことを前提にしたイベントに多くのエージェントの注目を集めた。
本記事では都内、日比谷公園に出現した公式のものに参加したフリーライター・深津庵が感じた手応えと、エージェントたちの声を参考に当イベントの感想をまとめていく。
位置情報ゲーム『Ingress』を象徴するのはふたつの陣営が世界各地で陣取りを行う構図だ。
その後押しにもなっていたXMアノマリーが新型コロナの影響で延期状態。モチベーションを失いつつあるエージェントも多かったはずだ。
この大型イベント“Kureze Effect”はそんな想いに応える大きな1歩になったと感じている。
フェーズ1の開催期間は1月22日20時から24日20時まで。
23日14時30分から17時30分にかけて公式が行うものに参加するもよし、エージェントがみずからバトルビーコンを使って最寄りの地域で実施するもよし。
つまり、ポータルがあればそこがXMアノマリー会場になるってわけだ。
今回、公式は札幌と東京のいくつかに特別なバトルビーコンを設置。加算されるグローバルスコアが通常の10倍ということでコアなエージェントたちの注目を集めた。
会話は最小限に互いの距離を保ちながらの攻防。ほかのエリアは不明だが、少なくとも筆者が参加した日比谷公園は各自しっかり配慮ができていた。
そんな今回のKureze Effectについて、SNSを覗いてみると“懐かしい人に会えた”や“元気そうで安心した”など、陣営の枠を越えた同窓会のような発信が多数。
勝敗を意識したものよりも“Ingressってこれだよね”という声が多かった。
そこには各陣営が競い合う構図とその駆け引き、もっとシンプルに仲間と遊ぶという一体感も含まれているはずだ。
ふたつの陣営が熾烈な戦いを続けてきた『Ingress』は、いわゆる敵味方の構図が明確に出やすい。
それはとてもいいのだが、こうしてプレイが成立しているのはお互いの存在があってこそ。
みんなの持っているたくさんの知恵と優れた行動力を活かし、これからの『Ingress』を応援していきたい。
それができる時代になってきたのかなと感じる1日だった。
P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | その他 |
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メーカー | ナイアンティック |
配信日 | 配信中 |
コピーライト | (c) 2014 Niantic Inc. |
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