『アイドルマスター ミリオンライブ!シアターデイズ』イベントの楽曲“産声とクラブ”で表現される新たな可能性【アイマス日記第110回】

2021-11-17 20:55 投稿

バンダイナムコエンターテインメントが展開する『アイドルマスター』シリーズ関連の話題を取り上げる『アイマス日記』をお届け。
担当:東響希

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個人的にスマッシュヒットしているイベント曲

『アイドルマスター ミリオンライブ!シアターデイズ』(以下、『ミリシタ』)にて、新シーズン“MILLION THEATER SEASON ~CLEVER CLOVER~”がスタート。
改めて説明するまでもないが、こちらは52人のアイドルを4つのチームに分け、3ヵ月ごとに全国の4つのエリアでの公演を実施するという全国ツアー形式の企画となっている。
最初のシーズンである“BRIGHT DIAMOND”が終了し、北東エリアを担当する“CLEVER CLOVER”がいよいよスタート。トップバッターとなる“プラチナスターツアー~産声とクラブ~”が現在開催中である。

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イベント楽曲となっているのが、“三浦あずさ”、“箱崎星梨花”、“ロコ(伴田路子)”、“高坂海美”の4名が歌う“産声とクラブ”である。イベント開始前に配信された生番組で聞いた瞬間から、「これは!」と琴線に触れた楽曲だ。

“コンテンポラリーダンス”がテーマということで、調べてみると形式的なものに捉われない自由な表現の前衛的なダンスというニュアンスのようだが、国や地域でも解釈が様々で定義が難しいジャンルと思われる。
“コンテンポラリー”という単語自体が、芸術の分野でも使われている表現ということで芸術家肌の“ロコ(伴田路子)”が参加していたり、“コンテンポラリーダンス”がバレエにも取り入れられたことからバレエ経験者の“高坂海美”が選ばれているあたりは納得の人選だろう。

ムーディーで静かな歌いだしから徐々に盛り上がり、力強くリズミカルなサビに移る独特の曲調と不思議な歌詞が印象的。アイドルたちによるバレエのような独特のダンスが美しく、思わず何度も観たくなる中毒性の高い楽曲とMVとなっている。

楽曲に参加しているキャスト陣から、「経験したことがないジャンルで収録に苦労した曲」という趣旨の話もあがっており、アイマス楽曲の可能性を新たに拡張する楽曲はないだろうか。

イベントコミュの中で、“コンテンポラリーダンス”という楽曲のテーマ、ジャンルについて“プロデューサー”やアイドルたちが話し合っているというシーンについても新鮮だった。これまでのコミュの中でも、アイドルたちに楽曲を聞かせて感想が述べられるシーンがあったが、はっきりと楽曲のジャンルが提示されて、アイドルたちがそれについて掘り下げるというのは珍しいのではないだろうか。アイドルたちにとっても触れてこなかった新しいジャンルであることがうかがえる。

 
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また、楽曲を聞いたアイドルたちが様々な感想を述べて、それぞれが違った解釈をしているあたりは、前述したように“コンテンポラリー”が多様な捉えかたがされていることにも繋がっているだろう。

 
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現在は『ミリシタ』内でのゲームバージョンしか確認できないが、いち早くフルバージョンが聞きたくなる楽曲。2番以降の歌詞では、どのように楽曲の世界観が展開されていくのか気になるところである。

©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

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