『逆転オセロニア』トリックで遊ぼう！編/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE97】

なんてったってハロウィンですから！

トリック・オア・トリート！　こんにちは、世界のザキヤマです。

10月20日から“ハロウィンフェスタ’21”が開催中だ。今年はプロキオン、ヴェッテ、エルザらが季節限定のS駒での登場となったが、SNSではA駒の季節リンド・クレンが話題を集めていたように見えた。1600固定罠＆1600特殊はたしかに優秀。

そんなハロウィンイベントだが、細かい仕様の違いを除けばこれにて早6年目。

ご覧の通り、2018年からは現在おなじみとなっている、固有のコイン系アイテムを軸としたシステムに移行。18年はお菓子、19年はおばけ、20年は姿変え＝仮装と、どれもハロウィンに所縁の深いものであったことは間違いない。

しかし今年21年になり、ついに「ハロウィンと言えばコレ！」というワードがメインに躍り出た。そう、「トリック・オア・トリート」という有名すぎるワードが。

もうおわかりだろう。ここまで連呼されたら「ついに、トリックが……。もはや忘れた人のほうが多そうな“あの”トリックが!?」と期待してもおかしくない。少なくとも僕は、「ようやくトリックの新駒が出るのか……長かったなあ」と喜びが先走ってグっときたほどだ。

※トリックとは、罠を解除した数に応じて攻撃するスキル。転じて同スキルを編成した罠主体の魔デッキのこと

しかし……結果は残酷だった。新駒にも、新たに開放された闘化にも、トリック持ちはいなかった。そしてコイン交換で手に入るチュイ（コスト15）は、バナー背景が紫系だからてっきり魔だと思い込んでいたら、真っ当に神属性だった。

おお、トリックの神オラゲルドよ！　なぜトリックにはいつまで経っても新駒が出ないのか！

そんなこんなで勝手に悲観に暮れつつも「流石に季節リンド・クレンはゲットしておくか……ふつうに欲しいし……」とガチャ画面を開いたところ……。

そう。素直にハロウィンイベントとしての「トリック」推しかと思ったら、どうやらまったく絡めていないわけではないらしい。何より、それはプレゼントボックスを見て確信に変わった。

たぶん、白の塔以外では見たことがない人もいると思うので一応補足すると、いばら姫はふつうにガチャ産のS駒である。

そして、いっしょにもらえた鈴華、ローゼも罠。これはつまり、「トリックの新駒はいないけど、改めてトリックを楽しんでね！」という運営からのメッセージと受け取らざるを得ない。だれがなんと言おうとそうに決まっている。

というわけで、ハロウィン駒のコストが下がっている“トリック杯コロシアム”で遊んでみることに。

ちなみに個人的なトリックを組むコツは、発動条件がきびしいA以下の罠をなるべく積むこと。解除するレアリティによって威力が変わるわけではないので、S罠を使ってしまうのはリソース的にもったいないからだ。

そして「使い勝手のいい罠を発動させてリペアで回収したほうが強い」という身も蓋もない現実は否定できないが、トリックならばリペアを併用しつつも「罠⇒トリック⇒リペア⇒トリック」という流れこそ美しいと思うし、何より使っていて楽しいのだ。

いやあ、これぞハロウィン、これぞトリックですよ！　と、こんな調子でトリック杯コロシアムはトリック一辺倒で楽しんでいこうと思っている。

ついでにオラゲルドもコスト減して欲しかったけど、トリックでそこそこいい戦いができる補正なんて基本的にないから、ここで1年分のトリック成分を摂取していく所存だ。

とはいえ……例の配布されたいばら姫は、まだ闘化が解放されていない。もしかしたら、最終的に強いトリック持ちとして再デビューするんじゃないだろうか。いや、きっとそのはずだ。

以下の記事を書いたおよそ1年半前から切望しているけど、トリックが日の目を浴びることを引き続き心待ちにしていたい。

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文／世界のザキヤマ（@zakiyamaofworld）

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