『逆転オセロニア』フレイムヘリオン編/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE95】

閃撃のサポート役に！

ドーモ、世界のザキヤマです。

閃撃デッキが登場したのが9月20日なので、かれこれ3週間近くこればかり使っていることになる。運要素は強いものの、ハマったときの上振れがとにかく楽しくて、使ってて飽きが来ないのがいちばんの要因かと思う。

そして閃撃持ちとしては、超駒のリュミエットをはじめ、開催中の“ルルカフェスタ`21”でのたこ焼きマロニィ、そして闘化が解放されたガランと、ラインアップも徐々に充実。

とはいえ、とりあえず全駒を閃撃持ちにする……というには、駒パワー的にまだその段階ではない気がする。だが竜単の縛りがある以上、閃撃の場合はそれ以外の人選がなかなか難しい。

そこで選択肢のひとつとしてオススメしたいのが、今回紹介する火炎バフを持つフレイムヘリオン。

本来は火炎デッキの眷属だが、そもそもガチガチの火炎の場合、「効果的な永続火炎をいかにピンポイントで仕込めるか」が重要なため、バフを仕込んでいる余裕があるかというと正直難しい。

それもあって現状の火炎デッキでの優先度は高くないと思うが、閃撃の場合だとけっこう話が変わってくると思うのだ。

四季折々・閃気解放は火炎ダメージがいちばん低い

攻撃が可能な閃撃は、火炎、通常、雷撃の3つだが、比べてみると火炎ダメージはそのほとんどが低く設定されている。

これは選択式の四季折々、まとめて効果を出せる閃気解放ともに同じく、通常⇒雷撃⇒火炎の順で低くなる傾向にある。

通常ダメージがいちばん高いのはわかる。防御やフォースによって防がれるし、罠の影響をモロに受けるリスクもあるからだ。

ただ、火炎・雷撃の場合は違う。対抗手段はあるものの、用途の狭さからそのために枠を割くのは、ちょっとメタが過ぎるし汎用性に欠ける。少なくとも僕は、「これでもか！」と火炎・雷撃の対策をしたデッキと当たったことはない。

つまり、実質的に火炎・閃撃ともに「ほぼ防がれないダメージ源」と定義するならば、火炎を使った場合は単純に損をしていることになる。

そこで火炎20％バフのフレイムヘリオンさんの出番ですよ！

たとえば閃撃でよく見る小之美の場合、フレイムヘリオン込みならば火炎が1560までアップ。雷撃を越えるダメージを出せるので、“花”の閃気であっても出し得だ。

また、アルメンダリスのような火炎コンボにフレイムヘリオンをつなげば、最大3800の火炎ダメージも4560までアップ可能。

そしてフレイムヘリオンに“花”の閃気が付与された状態で、四季折々のコンボ＆持続の四季折々の火炎を発動できた際は、起爆役として相当なダメージに期待できる（狙ってやるのはものすごく厳しいけど！）。

じつは永続火炎バフはメチャクチャ貴重

2021年10月時点で永続する火炎バフを持つのは、Sの進化ニューイヤー・ルルディオ（40％）、Aのフレイムヘリオン（20％）、そしてBのエンリー（10％）と各レアリティに1体ずつしかいない。とはいえレアリティの関係から、ルルディオとエンリーはちょっと難しいと言えるだろう。

ターン制限のある火炎バフもいるものの、閃撃は狙っての発動が難しいことから、このタイプの採用は流石にロマンが過ぎる。加えて、場に出して閃気を獲得することが大前提のため、オーラでの火炎バフは選択肢を大幅に狭めることになってしまう。

となると、閃撃に火炎バフを入れるならば、「現実的にフレイムヘリオンしか選択肢がない」ということになる。

すごいぞフレイムヘリオン。たしかに火炎バフはロクに数がいなかったとはいえ、コスト面も含めてここまで唯一無二の存在になるとは……。

もちろん、多くのデッキタイプが辿ってきたように、よりそのデッキに最適化された駒が登場することは想像に難くない。その場合はやはり選択肢に入らなくなるかもしれないが、現環境でのフレイムヘリオン入り閃撃は十分にアリと感じている。

「閃撃を使いたいが駒が揃っていない」という人も穴埋めに使えると思うので、ぜひ久々に採用してみてはいかがだろうか。

【“世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s ”のまとめはこちら】

文／世界のザキヤマ（@zakiyamaofworld）

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