『アイドルマスター』スマホタイトルにおけるプレイ時間のバランスの難しさ【アイマス日記第97回】
2021-09-29 21:35 投稿
バンダイナムコエンターテインメントが展開する『アイドルマスター』シリーズ関連の話題を取り上げる『アイマス日記』をお届け。
担当:東響希
アイドルプロデュースの幅が広がるほどプレイしづらくなる
先日配信された『アイドルマスター シャイニーカラーズ』(以下、『シャニマス』)の3.5周年直前の生配信のスペシャルにて、新たに“ライブオート機能”と新アイテム“コンティニューチケット”の追加が発表された。
“ライブオート”は文字通りにオーディションやライブをオートプレイにできる機能。そして、“コンティニューチケット”は一部のライブで失敗してしまったときに再挑戦できるアイテムだ。運営側からのコメントでは、比較的にプレイ経験が長い“プロデューサー”向けとして育成の回数を増やしたい人、そして本来ならば失敗しないところでミスしてしまったときの保険という形を想定しているとのこと。
とくに『シャニマス』は、『アイドルマスター』シリーズのスマホタイトルの中でも育成部分がメインということで、1回のゲームが長くなりがちではある。育成回数を重ねていて“ライブ”や“オーディション”などのゲームプレイが煩雑に感じていたり、逆にゲーム部分が難しい人からも支持を集めているようだ。
そして、少し前になるが『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』ではDMM版のリリースとともに“オートLIVE”機能を実装。こちらは“オートLIVEチケット”を使用することで、報酬獲得量の減少や、ライブクリア回数がカウントされないなど、一部のデメリットはあるが、ライブを自動でプレイしてくれる機能だ。
同じリズムゲームとして配信されている『アイドルマスター ミリオンライブ!シアターデイズ』(以下、『ミリシタ』)では2年以上前に実装されていたため、待望の機能である。
上記のふたつのようにゲーム部分が苦手だったり、あまり時間がとれないときには非常に便利な機能が増えて、前よりもプロデュースがしやすくなってきている。
そんな中、先日終了した『ミリシタ』のイベント、“プラチナスタートレジャー~ダイヤモンド・クラリティ~”は新しいイベントの形式で、ライブのプレイで貰えるダイヤモンドエンブレムを消費することで“アイドルボート”のパネルをオープンしてアイテムや、コミュ、衣装などを獲得するという内容だった。
ただ、これまでのイベントのようにお仕事によるポイントの獲得はなく、イベント後半戦でボーナスが付くこともないため、純粋にライブをプレイして地道に進めていくというなかなかのハイカロリーな仕様である。
毎日10枚のオートライブPASSが配られるほか、1日限定ドリンクも配布されるが、参加アイドル13人分のボードがあり、エンブレムの数も相当に必要なのでフルコンプを考えると、かなりの作業量になる。いつもなら、最低限コミュの解放と衣装の獲得まではイベントポイント3万点で達成できるが、今回はフルコンプするためのエンブレムを集めると、結果的にイベントポイントが20万点近くまで膨れ上がるようだ。
ちなみに筆者は、10万点近くまでは進めたが、フルコンプには程遠い状態でイベント終了を迎えた。
アプリゲームにどれだけの時間を割くかというのは個人によりけりだが、こと『アイドルマスター』の特殊性は複数のブランドがあることだ。プレイしているタイトルが多ければ、イベントの内容や時期によってプレイ時間のバランスが変わってくる。
SNSなどを観てみると、イベントでランキングを狙うベテラン勢からは、いつもプレイしている時間と変わらないという意見もあったが、とにかく時間がかかり過ぎるという意見も見られた。
4年目の『ミリシタ』は“MILLION THEATER SEASON”という形で、13人ずつの4チームでイベントが展開され、今回は最初のシーズンとなる“BRIGHT DIAMOND”の最終公演という位置づけのイベントだった。残りの3シーズンでも今回と同様のイベント開催されると思うが、次回はフルコンプできるだろうか…。
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