『逆転オセロニア』闘化ウィブサニア編/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE66】

2021-02-13 19:00 投稿

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逆転オセロニア

楔デッキの新リーダーは追うべきか?

闘化ウィブサニア

ドーモ、世界のザキヤマです。

5周年の興奮覚めやらぬなか、皆さまいかがお過ごしだろうか? 祭典最後のニケ闘化の演出は涙腺緩みまくりだったし、恒例のうれしい“夢のかけら”の配布、新駒続々登場と内容盛りだくさんだが、やはり注目度が高いのは新超駒であるウィブサニアだろう。

進化のほうは「1500特殊×3ターン&最大4000の囁き特殊」で、進化アレス・進化ガブリエルと同じスキル&トール的なコンボ(トールのほうが500上限が高いとはいえ)、おまけに高HPという「こんなの強いに決まってる!」と言うしかないスペック。

こちらの詳細は割愛するとして、何かと話題に上るのは、新たな囁きリーダーとして姿を見るようになってきた闘化だ。

対戦でウィブサニアリーダーにこっぴどくやられると「なんだこいつ強いな欲しいぞ!」となるかもしれないが、まずは一旦落ち着いてほしい。

期間限定の“S駒の排出率が35%になるガチャ”で抜けるのが理想なのだが、これで引けなかった場合、今回のイベントに関してはBOX仕様で挑むことになる点には注意したいところ。

具体的な仕様はBOX扱いとなっている31駒(開催中の“地ノ篇”を参照)が4%ピックで、そこに含まれるキャラが出るたび抽選から除外され、他キャラの排出率がアップしていくというもの。

ウィブサニアは進化・闘化の2体が対象のため、初回・もしくは対象が引けていない状態だと約0.26%の確率でしかゲットできない。これは通常の超駒・強駒のピックアップ率よりも相当に低い数値だ。星のかけらを溜め込んでいれば望みがあるかもしれないが、そうでない場合はけっこうな苦戦を強いられることになるだろう。

そこで今回は、闘化ウィブサニアを実際に使ってみた、強い点・弱い点を紹介。

「基本的には強力」、「ただし明確な弱点もある」という尖った設計はすごくおもしろいと思うし、そういった点で闘化ウィブサニアというキャラがもたらす環境の変化はすごく好意的に捉えている。

そして「増えまくる駒が快感&いかに召喚コンボを活かすか」という使用感は自信を持って「楽しい!」とオススメできるのだが、性能的にはかなりクセが強いタイプでもある。

実装されたばかりということもあり、より強力なレシピや戦いかたが出てくる可能性があるのは恐縮だが、「今回の5周年イベント中に追うべきか否か」と迷っている人は、判断の一助にしていただければ幸いだ。

闘化ウィブサニアの強い点

・序盤の楔生成が早い(とくに先攻時)
・非属性依存の囁きと好相性
・手駒の選択肢が広がる
・HPが非常に高い

闘化ウィブサニアの最大の利点は、楔の圧倒的な生成スピード。召喚する“宿運の砂時計”(以下、砂時計)が2ターン継続で1個楔生成&コンボで分身を2個生成という性質を持つため、序盤のうちは3〜4個の楔を高速で作っていける。

これにより、早い段階で楔の強力アタッカーをバンバン打つことも可能となるので、単純に回転率が早くなる。僕は「タクハタチヂヒメ×ディートリヒでダブル楔だ! うまくいけば序盤から4つ楔をバラまけるぞ!」という運要素の強いデッキを愛用していたのだが、これよりは間違いなく安定しやすかった。

鸞序盤

▲ほかの楔生成と組み合わせると、序盤から鬼のように楔を増やせる。

また、自身の駒を増やしていくことから、囁きよろしく自身の駒数を参照するスキルと好相性。たとえば周年ヴァイセ、闘化ヴィーナスなどとは相性バツグンで、ゴリゴリHPを削っていくことが可能だ。

周年ヴィーナス

▲自分の駒数参照のスキルでサクサク大ダメージを狙える! とくに先攻C打ちの周年ヴァイセはコスト15並みの働きをしてくれる。

ただし、砂時計の属性が神ではなく魔であることには注意したい(これで属性が神だったら神囁きの立つ瀬がなくなるからしょうがない)。

また、初手から使っていくタイプのリーダーのため、呪いや手駒ロックにも強い。オーラリーダーのつねとして、駒巡りによっては坊主めくりになりがちだが、ウィブサニアリーダーの場合それが少ないのは安心。ちなみに自身のHPもやけに高いことから、耐久面でも頼れる存在だ。

【楔リーダーHP比較】
闘化ウィブサニア:2808
ディートリヒ:2698
タクハタチヂヒメ:2590

闘化ウィブサニアの弱い点

・火炎相手がきびしい。吸収相手も難しい
・後攻時には楔生成スピードがやや落ちる
・攻撃に転じると楔の供給が間に合わなくなることも
・コンボ無効&コンボが途切れると弱い

これは闘化ガブリエルトップの囁き系デッキにも言えることだが、火炎に対してはとにかく無力。駒を増やして敵に塩を送っているわけだから当然とも言えるが、こちらに関してはタクハタチヂヒメのほうが被害は少ない。

神の火炎防御持ちはたしかにいるものの恩恵が大きいとは言いがたいので、そこにリソースを割くのは少しもったいない印象。火炎に対しては決定的に弱いと言って差し支えないだろう。また、楔はいわば弾数制ということもあり、伸び代の大きいゴリゴリの吸収デッキに対しても苦しい印象だった。

鸞火炎

▲砂時計が火炎にやたら燃やされるのはご愛敬。

また、後攻初手で使うと召喚できる砂時計はふたつまで落ち込む。先攻時は確実に3つ生成できることに比べると、やや強みを活かしにくくなる部分もある。

先攻後攻

また、これは弱みというかプレイングに大きく依存する点ではあるものの、中盤以降はコンボで楔を生成するかorほかの駒のコンボでダメージを稼ぐかの判断にけっこう高度なものを求められる。

砂時計の楔生成は2ターン持続のため、完全に攻撃に転じてほかのキャラのコンボを使うと、楔の生成が途切れることもある。ここで息切れを起こすと途端に楔デッキの強みがなくなるため、このあたりの臨機応変な立ち回りは上級者向けと感じた。

そして、こればかりは増やしていくタイプの召喚駒のサガなのでしょうがないが、つなぎたい砂時計のコンボが無効化されてしまったり、コンボが発動できず量産が途切れてしまうときびしくなる。召喚数が多いためコンボ無効は博打要素が強いとはいえ、可能性としては頭に入れておいたほうがよさげだ。

星のかけらのご利用は計画的に!

闘化ウィブサニアは、「楔の有力駒を持っている」、「楔デッキが好き!」という場合は十二分に追う価値がある。とはいえ、進化アポロンのような汎用性と決定力があるわけでなく、(同じく周年登場という点では)闘化トールほどお手軽なダメージ源でもない。

そもそも楔の強アタッカーであるタケミカヅチや、使い勝手のよいメルカバーといったキャラはコレクション入手。構築のハードルはどうしても高いので、手持ち次第では見送ってもいいかもしれない、というのが個人的な見解だ(進化狙いの場合はべつとして)。

楔リーダーの競合であるタクハタチヂヒメやディートリヒよりデッキ構築の幅は見込めるが、これらと同じく単体で強いというよりは、ほかのキャラと組み合わせることで真価を発揮するタイプであることも判断材料のひとつだろう。

今回のBOXガチャに関しては、ウィブサニア1点狙いでムリに追うと、退くに退けず泣きを見ることもあり得る。例年通り周年A駒(今回はヴァイセ、ユエファ、グエリアス)が有能なので、これらを狙うついでに〜、くらいの気持ちのほうが何かと健全かもしれない。

【“世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s ”のまとめはこちら】

文/世界のザキヤマ(@zakiyamaofworld

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逆転オセロニア

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルRPG/テーブルゲーム
メーカーDeNA
公式サイトhttps://www.othellonia.com/
公式Twitterhttps://twitter.com/Othellonia_info
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