『逆転オセロニア』魔の深淵(Deck Drive)/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE204】
2024-04-20 19:00
2021-01-09 19:00 投稿
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逆転オセロニア
ドーモ、世界のザキヤマです。2021年もよろしくお願いいたします!
さて、『オセロニア』では「1月1日登場の超駒はだいたい強い」ということは周知の事実。今年もアポロン、エルロージュ、メイの3体が登場し、対戦でもちょくちょく見かけるようになった。
……より正確に言うならば、新登場のチャージ特殊を持つ進化アポロン(以下、アポロン)がやけに強い。「チャージ竜はずっとロマン枠扱いなのに特殊だけズルいぞ!」という個人的感想はさておき、チャージ系スキルがここまで猛威を奮うとは想像だにしていなかった。
そんなアポロン、とくに1月末開催のカップ戦“カルムディレット杯”では闘士印がコスト−3ということもあってか非常によくマッチングする。というか、前哨戦に潜ると6割くらいがアポロンリーダーの印象だ。
とはいえアポロンは1月に登場したピッカピカの新超駒だし(似たスキルタイプだと闘化した正月メイファもいるけど)、持っていないで使われると「ぐぬぬ……」となってしまうと思う。
今回は、アポロンを未所持の人や、持っているけどメインストリームに乗っかりたくない&むしろメインストリームをメタりたいという人に向けて、アポロン対策のアレコレを僕の分かる範囲で紹介していきたい。
・最大7000の破格のワンパン特殊ダメージ
・進化ルシファーと同じ最強オルスコンボ
・縛りがないので汎用性がとにかく高い
アポロンのわかりやすい強さは最大7000特殊ダメージに由来する圧倒的な「ワンパン力」にある。実際のところは1枚返しでも素の攻撃力1150(フェアリーを振ったら1200)が乗るため、防御などの対策をしていない際のダメージは8150。使用デッキにもよるが、アポロン単体でもHPの3分の1近くは持っていかれる計算だ。
実戦ではここにコンボや置き毒などが加わることも多いため、アポロンが出てくるターンでは10000程度のダメージは見ておいたほうがいいだろう。
なお、リーダーとして一世を風靡した納涼メフィストと比べるとダメージ効率は以下。
【8ターン目の火力】
アポロン:7000特殊+1150通常=合計8150
納涼メフィスト:合計5600毒+α(そのターンに出した駒)
戦いが長引いたり、8ターン以降に出すキャラによっては納涼メフィストのほうが伸び代はあるとはいえ、アポロンの「1ターンで一気に大ダメージを与えられる」というのは大きな強み。自分の好きなタイミングで使えるし、ワンパンできさえすれば、特殊罠でも太刀打ちできない。
いざ仕留め切れなくても、進化ルシファーと同等の最強180オルスが控えている。終盤になるほど強力な性質もチャージスキルと相性がよく、導線さえあればお手軽にけっこうなダメージを叩き出せる。
そしてそもそもリンク制限がないため、魔単、竜単以外ならばどんなデッキでも組めてしまう。罠も防御も手駒ロックも入れられるし、なんなら火炎竜だっていける。リーダーが納涼メフィストからすげ変わったタイプが多いかもしれないが、アポロンのHPの高さからより耐久性が増した印象もある。
そんなアポロンだがもちろん完全無欠というわけではなく、付け入る隙がないわけでもない。ここからはアポロン対策に有効なキャラを紹介していこう。
自分がアポロンを使っていていちばん「これは困る」と頭を抱えたのが特殊レジスト。「よーし、そろそろ7000パンチいっちゃうぞ〜!」とウキウキしていたら直前に辺に置かれ、有頂天から一気に絶望に叩き込まれた。
これまでSの特殊レジストを編成するのはなかなか勇気がいったが、アポロンが流行する環境ならばむしろアリ。1ターンだけピンポイントで凌ぐことは難しいため、使う場合は2ターン継続する闘化がしゃどくろ、オルプネー先生、金色・ラーあたりが有効と思う。
なお、特殊レジストの編成相性がいいと感じたのは吸収。これはほかの特殊ダメージ主軸や楔デッキにも言えるが、ダメージが固定=伸び代が少ないということでもある。HPが10000を切らない、もしくは一気にリカバリーできる点からも、アポロン相手には刺さるデッキと言える。
アポロンデッキは8ターン経過するまで押し負けるわけにはいかないため、回復や防御を入れつつ、HPを高くする傾向にある。
ここで役に立つのが4000ダメージ罠のレーナダリア。通常ダメージ1500以下で発動するので、通常高火力アタッカーが手薄なアポロンデッキ相手にはじつに刺さる。アレスでリペアすればダメージは合計8000。リペア吸収も加味すればアポロンと同等以上のダメージを与えることが可能だ。
S罠は最強罠の進化リイアや使い勝手のよい闘化ガルムも選択肢に入ってくるため、読まれにくいのもポイント。「レーナダリアかもしれないから大丈夫か……?」という希望を抱きつつも、S罠相手に全力で殴れる胆力を持っている人は極めて小数だろう。
何よりレーナダリアは、「罠なのにバレても不利にならない」ことがとにかく大きい。前述のとおり高HPのアポロンデッキにはATKが低い駒が多いことから、手駒によっては「何を切っても罠が発動する」状況になりやすいのだ。
メフィストと言えば納涼メフィストがあまりに有名になりすぎたが、闘化メフィストは”相手のいちばん左の駒”、つまりリーダーを確定で呪えるスキルを持っている。つまり「出さないなら呪い続けるぞ!」と圧をかけられるわけだ。
これで呪いを嫌ってアポロンを即出ししてくれればしめたもの。デッキのキー駒をわずか500の特殊ダメージとともに手放してくれる。抱えていたとしても罠をバンバン仕込み、ジワジワ減っていくHPとともに心理的にも優位に立てる。ああ、これぞ魔デッキの醍醐味!
とはいえこちらの闘化メフィスト、今回紹介する中では「個人的にいちばん好きだが」、「タネが割れると強くないタイプ」であることはお伝えしなくてはならない。
さまざまな読み合いを強いれる点はプレイしていて大変おもしろいのだが、仮に相手のHPが28000だった場合、1駒あたりの呪いダメージは840。呪いエフェクトで「うわ、なんか痛いの来た!」という印象は与えられるものの、実際のところは納涼メフィスト&リッチの毒ダメージを大幅に下回る。
まして最大火力にこだわらなければ、途中でリリースしてもまったく問題ない。アポロンはチャージ5ターン目でも4500と並みの特殊持ちよりはダメージを出せるため、「1駒呪いだったら、だいたい納涼メフィスト相手と同じ」と開き直られてしまうとなかなか辛い。
「運任せでアポロンに呪いを重複させる」、そして「罠で畳み掛けてリリースさせない」という動きができればかなり強いものの、確実性はないのでやはり全面的にはオススメできない。
とはいえ、心理戦や意外な戦いかたが好きならば話は変わってくる。1月末のカップ戦でアポロン相手に一矢報いたい場合、思い切ってこのタイプのデッキを採用してみるのも一興かもしれない。
【“世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s ”のまとめはこちら】
文/世界のザキヤマ(@zakiyamaofworld)
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