【FFBE幻影戦争】“プロデューサーレター#12”で‟一部召喚の不具合”や仕様変更などに関する説明が公開

一連の不具合のお詫びとして無償幻導石5000個の配布が決定

『FFBE幻影戦争』のゲーム内お知らせにて、“プロデューサーレター#12”が公開された。

今回のプロデューサーレターでは、2020年11月14日より発生した“一部召喚の不具合”などに関する経緯の説明、及びユーザーへの謝罪などがおもとなった。本稿にて、その内容を要約してお届けする。

一部召喚の不具合について

最初の段にて取り上げられたのは、11月14日より開催されていた、複数の確定枠が存在する召喚においての不具合について。

不具合内容は、確定枠に同レアリティのユニット、もしくはビジョンカードのみを設定していた場合、並び順も含め同じ召喚結果が提供されるというものだった。

本件の原因ついては、まず対象の召喚が従来の召喚と違う新たな仕組みを利用していたことが発端だったとしたうえで、デバッグ（不具合がないかの検証行程）においてのチェック不足があったと説明。

なお、提供割合に関するチェックに関しては、シュミレーターによる十分な試行回数を重ねた結果、表記との差異がないことを確認できていたとのことだ。

攻撃前のデバフが回避行動後も発動する仕様について

続いて取り上げられたのは、11月14日に変更された、攻撃前にデバフを付与する形式のアビリティを回避した際の仕様について。

仕様変更の内容は、攻撃前デバフを回避した場合に以前までは攻撃前デバフ効果が発動しなかったのが、同日より回避した場合も攻撃前デバフ効果が発動するようになったというもの。

本件について、まず変更前は、攻撃前デバフの内容によって回避行動が行われた後の挙動が異なっていた点に言及。変更前の仕様は、実際に回避された後のステータス値を確認しない限り、効果が出たのかわからない形になっていたのが問題だったという。

そのうえで、従来の仕様がユーザーの混乱を招く仕様だったと判断し、挙動の統一化を図る目的で本仕様変更を実施したものと説明。回避された場合にすべての形式のデバフを無効とする方向性でも検討したが、一部アビリティにとっては大きな下方修正となることから、回避の成否に関わらず攻撃前デバフ効果が発動する現在の仕様となったようだ。

ただし、回避を主体とするパーティーに対しての実質的な下方修正となったこと、及び変更のタイミングで回避パーティー向きの期間限定ビジョンカード“伝えられない気持ち”の再販を実施していたことは、ユーザーへの影響に対する考慮が足りておらず、不信感を抱かせてしまったとも。

よって今後のバランス調整でも回避パーティーへの対抗手段を増やすケースはあるかもしれないとしつつも、回避パーティーが活躍できるような調整は行っていきたいとの方針を明らかにした。

なお、直近の施策として、次回のレイドイベントで回避上昇が特徴のUR防具を予定していることが発表された。

特定のビジョンカード装備時、バトル中にエラーが発生する場合がある不具合について

最後に取り上げられたのは、ビジョンカード“幻視する星読み”などを装備してアリーナ、ギルドバトルを実行した際にエラーが発生することがあった不具合と、それに付随する不具合に関して。

本件でもっとも重大視されていたのは、エラーによる対人戦の強制終了よりも、特定のビジョンカードを装備していた際に、ユニットのステータスに予期せぬ影響を引き起こすケースが存在していたのではという部分だった。

これについては、11月14日のバージョンアップ時より、特定のビジョンカードを装備してPVPを実行した場合にエラーが発生する不具合は確認していたものの、その影響でユニットステータスにまで影響が出ていることまでは検知できていなかったと説明。

その後、ユーザーからの問い合わせにより、ステータスへの影響が発生する状況の確認、及びオートバトルにおいてもこの影響が発生していることの確認が取れたとのこと。

そして11月24日に実施した本不具合の修正までにおいて、詳細な告知や説明ができていなかったことについては、当初は手動操作時にのみ発生する不具合だと判断していたため、悪用を防ぐ意図で事前の発表を避けていたこと。問い合わせ内容の再現及び不具合の詳細調査に時間を要し、ギルドバトルやアリーナへの対応が遅れたことなどが原因だったとした。

また、不具合が発生している期間のアリーナ、ギルドバトルの戦績については、ロールバックや戦績そのものを無効とする対応も検討したが、期間中に不具合が存在するなかでユーザーが試行錯誤していた努力までも無効にしてしまうとの判断から、今回は現状のまま期間中の戦績を有効とすることも発表された。

現在も発生中の不具合は12月中のバージョンアップにて修正予定

結びには、そのほかVer3.0.0にて発生しているなかで未修正の不具合に関して、12月のバージョンアップにて対応を行うと告知。

また、今回の一連の不具合に対するユーザーへのお詫びとして、無償幻導石5000個を配布することも発表された。

幻導石についてはすでに12月1日0時ごろに配布済みとなっているので、ゲーム内のプレゼントボックスより受け取っておこう。

⇒プロデュサーレター#12の全文はこちら。

クリスマス限定ユニットのEXジョブ化が開放！

12月1日より、URヴィネラ（Xmas）、URラマダ（Xmas）、URマシュリー（Xmas）にEXジョブが実装。

対象の3体は、12月9日14時59分まで獲得JPが2倍になるキャンペーンも開催されているので、この機会にEXジョブ化を目指そう。