『Re:ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories(リゼロス)』IFストーリーも盛り込まれた新体験のプレイインプレッション

2020-09-02 11:00 投稿

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Re:ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories

オリジナルエピソードやIFストーリーが楽しめる“スバル”の新たな物語

セガから配信予定の『Re:ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories』が現在、事前登録を受付中だ。

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本作は、小説投稿サイト『小説家になろう』にて2012年から長月達平氏によって連載がスタートし、現在はKADOKAWAよりライトノベルとして23巻まで刊行されている『Re:ゼロから始める異世界生活』を原作とする人気タイトル。

引きこもり生活を送っていた高校生の“ナツキ・スバル”が、突如異世界に召喚され、そこで発現した死ぬことによってタイムリープができる“死に戻り”の能力を駆使し、様々な困難を乗り越えていく。現在、TVアニメ第2期が放送中。

新作アプリ『Re:ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories』(以下、『リゼロス』)では、プレイヤーが主人公の“ナツキ・スバル”を操作し、原作のストーリーを追体験しながら、ゲームオリジナルのストーリーも楽しむことができる。

『リゼロス』のシナリオは原作者である長月達平氏の完全監修で、ゲームのオープニングムービーはアニメ制作を行った“WHITE FOX”によるオリジナル。

 
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▲オープニングは完全新規のフルアニメーション!

今回は配信前の本作の一部を一足先に先行体験することができたので、プレイインプレッションをお届け。

※本記事は開発中のROMでプレイしております。

繰り返しプレイし、スバルの行動を選択

本作のメインとなるモードの1つが、原作の物語を“スバル”の視点で追体験する“ストーリー”。
各章で細かいエピソードに分かれており、テキストを読みながら選択肢を選ぶことで進めていく。

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エピソード終了ごとにレベルアップアイテムの入手や各話に設定されたチャレンジのクリア状況などのリザルト画面が表示され、次のエピソードへと進む。

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登場するキャラクターたちはLive2Dで表示され、会話の内容やリアクションで生き生きとした動きや表情を見せてくれる。また、随所にアニメのシーンが挿入され、ゲームを盛り上げる。

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▲各キャラクターが、リアルタイムで表情豊かに変化する。

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▲重要なシーンではアニメーションが挿入される。

途中で現れる選択肢は左右のフリックで選ぶ2択形式で、“スバル”の起こすアクションよって会話の内容や、登場しているキャラクターのリアクションも変化する仕組み。

 
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▲一度、選択したことがある場合は既読表示がつく。また、フリックを途中で止めると“スバル”がどんな発言をするのかを確認できる。どちらも選んでも先の展開が気になる選択肢だ。

また、シナリオごとに毎回、“知識”、“勇気”、“ノリ”、“魅力”の4つのポイントが設定されており、これは選択肢によって加算されていく。シナリオ終了時のリザルトで手に入るキャラクター成長アイテムに、この4つのポイント分がさらに加算される仕様だ。

“ノリ”というポイントが設定されているあたり、作中でもその場のノリで飛び出す発言や、テンション高くノリツッコミをする“スバル”らしさが表現されている。

 
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▲特定のptを一定の数値まで上げるとリザルトでボーナスが貰えることも。

各ストーリーをプレイするためには、“スバル”の精神力を消費。こちらは時間で回復するわけではなく、ミッションクリアなどによって補充される。どの選択肢で4つのポイントを獲得するのか、最適解を探しながらゲームを進めていく内容は、まさに“スバル”の“死に戻り”を体験できるシステムだ。

本作の目玉、原作者監修によるIFストーリー

また、アニメのストーリーを追体験するだけでなく、選択肢によって様々なルートへ進む展開が用意されているのが本作最大のウリと言えるだろう。

 
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本編をベースにしつつ、“死に戻り”の繰り返しの中で「こんなルートもあったのではないか?」、という“スバル”の行動やキャラクターたちとのやり取りなど、新たなシーンが盛り込まれている。分岐についてはリリース後のアップデートで解放されていく予定だ。

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▲“ヴィルヘルム”と睨み合う“ロム爺”や、“スバル”からジャージを借りる“ユリウス”の姿などが見られる。

さらに、本編とは全く異なるストーリーが描かれるIFルートも収録。原作者・長月達平氏による完全監修で、本作でしか見られないキャラクター同士の掛け合いや意外な組み合わせなど、ファン必見の展開が収録されている。このIFルートが楽しめるところが、まさに本アプリ『リゼロス』ならではの最大の見どころと言えるだろう。リリース時に開放されているストーリーやIFルートには制限があるが、こちらもアップデートで追加、順次開放されていくとのこと。

一部のルートは、別のシナリオでの選択肢によって解放されるといった仕掛けも用意されており、一度クリアしたシナリオを再度やり直して幅が広がっていくという、テキストアドベンチャーゲームのような形になっている。

 
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▲一度クリアしたストーリーの分岐がカギになっている場合も……!?

メタ構造的なオリジナル要素

もう一つが、本作のオリジナルストーリーとなる“クエスト”だ。

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記憶を奪われてしまった“スバル”が“シオン”という謎の少女に誘われ、自らの記憶の中を探索しながら犯人を追っていく。
こちらは戦闘がメインのストーリーで、戦闘をこなすと次のエピソードが解禁され、謎が少しずつ解明していく内容となっている。

 
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こちらは、“ストーリー”モードを俯瞰的に観ている“スバル”の視点となっており、自分自身の記憶をゲーム的に追体験している“スバル”を操作するというある種のメタ構造になっている。

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▲自身の記憶を俯瞰視点で語る“スバル”。いつもであれば、自分以外が覚えていないという状況だが、今回は自分が記憶失くしている展開だ。

また、ゲーム中の戦闘では様々なキャラクターでパーティーを編成して敵と戦うことになる。

キャラクターは、ゲーム内で手に入る“魔法石”というアイテムを使ったガチャで手に入れる。レアリティは★1~★3までの3段階で、★3が一番強力なキャラクターだ。

 
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▲ガチャ演出では、“ベアトリス”の禁書庫が登場。

本来、原作では“スバル”と共闘したり、仲間になっていない場面でも自由にキャラクターを編成可能。この部分についても、“スバル”の記憶の中にいる人物を再現して疑似的に戦力しているという設定で、ストーリー的に解釈されているのが面白い。

 
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▲“再現者”と呼ばれるキャラクターは“スバル”の記憶から再現され、敵味方問わず戦闘に参加する。

 
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記憶によってキャラクターを強化!

戦闘は敵味方問わずスピードの速いキャラクター順に行動するシステムで、3つのスキルから選択して敵を攻撃する。スキルには、敵にダメージを与えるものから、味方にバフをかけたり、特定の条件で解放されるボーナススキルや、パーティーのリーダーになると発動するリーダースキルなど、様々なものが登場。一部の強力なスキルを発動した際には豪華なカットインムービーも挿入され戦闘を盛り上げる。

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▲強力な必殺技は専用のカットインが挿入。ただし、再使用するまでには数ターンのクールタイムが必要。

キャラクターにはそれぞれ属性があり、属性ごとに特攻と弱点を持っている三すくみとなっている。序盤は苦戦することはなかったが、後々、敵が強力になってきた際には注意しておきたい。

 
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▲どの相手を攻撃すると有利になるか、敵にアイコンが表示される。

キャラクターは“記憶結晶”というアイテムを装備することで強化できる。作中における様々な場面、つまりは記憶によってキャラクターを強化するもので、こちらも“スバル”の記憶を戻すことがカギとなる本作のストーリーとマッチした設定だ。“記憶結晶”はキャラクターと同じく、“魔法石”によるガチャで手に入る。

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▲名場面の“記憶”がキャラクターたちを強化。

キャラクターは、“ストーリー”や“クエスト”のクリアやミッションで入手できるアイテムを使ったレベルアップで強化可能だ。また、前述した“知識”、“勇気”、“ノリ”、“魅力”のポイントを使ってボードを埋めてステータスアップを図るなど、様々な育成システムがある。“記憶結晶”のレベルアップやキャラクターの“覚醒”など、育成要素もやり応えは十分となっている。

 
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今回は、“ストーリー”と“クエスト”のゲーム序盤のプレイとなったが、基本はテキストアドベンチャーがメインとなっており、戦闘でも難しい操作が必要なくサクサクと進められた。

メインとなる“ストーリー”では、本編の追体験だけではなく、同じ時間軸のループの中であったかもしれない“ナツキ・スバル”の行動や、IFルートも用意されている。今までに描かれていない新たなストーリーは原作ファンやアニメファンにとっても嬉しいところではないだろうか。

“クエスト”のオリジナルストーリーについては、今回のプレイでは冒頭部分だけしか触れられておらず、どのように進んでいくのか、また原作と繋がりはどうなるのかなど、展開が気にになるところだ。

戦闘については、基本的に各キャラクターの手番で3つの攻撃の中から1つを選び、相手を攻撃するシンプル操作。敵との相性を気にする必要はあるが、ゲーム初心者にも優しい仕様となっている。

キャラクターの成長もシンプルで、幅広いシステムになっているが基本は“ストーリー”や“クエスト”で成長に必要なアイテムを集めてきて強化するだけだ。レアリティによる性能差はあるが、成長方法については難しいことはないので、プレイしているうちにすぐ慣れてくるだろう。

“ナツキ・スバル”は、作中で自分の能力をゲームシステム的に解釈して、理解しようとしていた場面があったが、本作はそのシステム的な解釈を形にしたゲームとなっている。

物語のツボを抑えたうえで、コンパクトにまとまっている“ストーリー”モードは、原作未読、アニメ未試聴のプレイヤーが作品を知る入口としても最適だ。

また、繰り返しになってしまうが本編とは違ったIFストーリーが本作の目玉だ。“スバル”の選択によって起こり得たかもしれないエピソードの数々が楽しめる点は、ファンにはめちゃくちゃ刺さること間違いなし!

 
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Re:ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルRPG/アドベンチャー
メーカーセガ
公式サイトhttps://re-zero-rezelos.jp/
公式Twitterhttps://twitter.com/re_zero_rezelos
配信日配信終了
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