『Ingress』国立競技場で緊急バトル!! 軽い気持ちで呼び掛けたら想定外の結果になったBB戦リポート
2024-07-16 21:25
2020-06-19 19:34 投稿
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Ingress Prime(イングレス プライム)
位置情報ゲーム『Ingress』に新機能“ドローンネット Mark I”(以下、Mark I)が実装された。
これはスキャナで確認できる範囲のポータルに配備し、対象をハックしてアイテムを入手できるというもの。
再配備、つまり再び移動するには60分のクールダウンが必要であり、条件を満たしていればポータル伝いにどこまでも飛んでいけるようだ。
そうとなれば気になるのは“Mark I”でどこまで行けるのかである。
そこでフリーライターの深津庵は、自宅のある埼玉県南部をスタート地点に、都内をどこまで進行できるのかに挑戦。1週間に渡った挑戦の成果をお届けする。
“Mark I”の特徴は1時間に1度移動が可能になり、配備したポータルをハックできるということ。
移動対象は中立を含む両陣営のポータルだが、配備したポータルが攻撃を受けて中立化、所有する陣営が切り換わると強制的に帰還してしまう点だ。
そこで筆者が考えたのは敵味方関係なく、シールドが設置されている強固なポータルである。
配置から1時間毎に移動できるということで、まずはそれを知らせるタイマーを設定。
睡眠時間を削ってここまでゲームに張り付いたのは、某MMORPGでレアモンスターの出現を管理していたとき以来だ。
タイマーを設定しているとはいっても若いころに比べれば徹夜するにも限度がある。
遠くに行けば行くほど無茶な飛行は控えたいし、あっさり戻って来た日にはモチベーションもだだ下がり。
そこでいまのうちに試しておこうと考えたのが、エージェントたちの機動力と筆者のツイートをどこまで追っているのかの検証だ。
まず、Twitterで現在ドローンが配備されているポータル情報を拡散。それを見て“落としてやろう”というエージェントが現れるのか……。
何も知らないふりしてTwitterで“Mark I”の帰還を報告。
これ、悔しいどころかめっちゃうれしい結果なのである。
だってほら、邪魔してやろうという元気なエージェントが健在って最高じゃない。
この結果を踏まえ、それ以降は“Mark I”の所在地を明かさず再び自宅から移動を再開。念のためルートを南東よりにずらし、翌日には東京都への侵入に成功した。
当初、荒川を渡って赤羽経由で都内を進む予定だったのだが、前日の迎撃を受けて進路を変更。足立区経由で荒川区に入ったのがチャレンジ開始から4日目のこと。
誰にも言わず息を潜め、家族には『ポケモンGO』をやっているふりをして、遠くに見える田端駅や西日暮里駅をやり過ごし、早朝5時過ぎに上野公園上空を通過する。
浅草寺から東京スカイツリーは3回の飛行であっさり通過。
個人的には激戦区というイメージが強いエリアだったが、午前中の平日ということもあってか安心して周辺ポータルを見渡すことができた。
早朝に仲見世通りをのんびり歩くのが大好きなんですが、今年は1度も訪問できず。
はやく落ち着くといいなとスキャナ越しにいまなお続く新型コロナウイルス問題の解決を願いつつ、東京スカイツリーから今度はお台場を目指して移動を開始した。
東京スカイツリーのポータルを通過後、錦糸町駅や木場公園の上空付近を飛びつつ、撃墜のリスクが少なそうなポータル群を選んで豊洲駅と有明テニスの森駅を線で結ぶようなカタチで休むことなく移動する。
そうして見えてきたのがエージェントにはおなじみ、飲料の出ない伊藤園のアレ“XM-Profiler”だ。
Intelマップを参考にエージェントとポータルの動きを考察、ここまでは問題なく来ることができた。
しかし、XM-Profilerは折り返し地点。
お台場に来たんだからあそこも飛ばなきゃ意味がない。
昨年、XM-Profilerは『Ingress Prime』仕様に改修され、いまも変わらずヴィーナスフォートに設置されている。
スポンサー企業の移り変わりが激しい中、伊藤園はエージェントに寄り添い協力してくれている心強い存在だ。
大丈夫ですよね、伊藤園さん!?
あの日、筆者とした約束は忘れていませんからね!!
お台場からレインボーブリッジを渡って田町駅付近を移動。芝公園を横断しつつ東京タワーに触れ、財務省側から国会議事堂の敷地に入って“Mark I”で行ったり来たり。
実際にこんなことをしたら絶対に駄目なこともドローンネットならやりたい放題。
国会内郵便局や全国から贈られた“都道府県の木”に関連するポータルに触れ、スキャナ越しの修学旅行気分を満喫した。
その後、国会議事堂から北東に“Mark I”を飛ばして内堀通りに沿って桜田門付近へ。
そこから皇居外苑内にあるポータルを使って北上し、江戸城の跡地でもある皇居東御苑を観光。皇居内は中立化、もしくは1本しかレゾネーターが入っていないポータルが多く、いつ“Mark I”が戻ってきてもおかしくない状況でドキドキした。
移動が可能になる1時間後、つぎはどこに進もうか。
定点したまま周辺の様子を伺うのが安全かなど、Intelマップを頼りにつぎの行動を模索する。
ドローンネットという擬似的にポータル間を飛び回る機能に、最初は正直おもしろさを感じず戸惑った。
しかし、Intelマップに反映される両陣営のポータルから動向と地域の現状を推察。
安全なルートを思案する毎日は、どことなく広域に巨大なコントロールフィールドを構築する作戦のようでとてもスリリングかつ充実した時間だった。
今後、ドローンネットはMark II、Mark IIIと進化していく。
Nianticは多くのエージェントからフィードバックや提案を求めてるので、ぜひ興味のある方はIngress Community Forumsに投稿してほしい。
P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら
対応機種 | iOS/Android |
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メーカー | ナイアンティック |
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コピーライト | (c) 2014 Niantic Inc. |
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