『逆転オセロニア』いちこ(お泊まりスクープ)/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE215】
2024-07-13 19:00
2020-04-18 19:00 投稿
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逆転オセロニア
ドーモ、世界のザキヤマです。
手駒ロックと言えば、オセロニアンのだれもがルキアを想像するに違いない。とはいえ、そもそも手駒ロックとは、相手がつぎに使う駒を指定するスキル。
ルキアとは異なり“もっともATKが高い駒”を指定するスキルも手駒ロックだが、こちらは使いどころがイマイチ難しく浸透していないので、本稿では便宜上、手駒ロック=ルキア的な効果を持つものと略させていただく。
なんにせよ、お手軽さに反する強力さから、「ルキアされる」というスラングが生まれるほど、手駒ロック=ルキアという印象が根付いているのも当然と言えるだろう。
もう1体の手駒ロック持ちとして広く親しまれているのがハロウィン・アルカード、通称ハロカードだ。魔染め限定という縛りから、ルキアとセット運用している人も多いと思う。
しかし、3体目の手駒ロック持ちはあまり知られていないかもしれない。正確に言えば、知ってはいるが使われていない、というのが現状か。
今回は、そんな稀少な手駒ロック持ちであるバロウズのバックグランドを紹介しつつ、具体的な使いかたを模索していこう。
※コルルムは実質的にルキアと同キャラのため割愛
※キャラクターに対する設定上の考察は、あくまで個人的な感想であり、公式の情報ではありません
・胡散臭い見た目と台詞。いい人なの悪い人なの?
・真骨頂はコンボ!? S枠での手駒ロックの実情
・トリプル手駒ロックにこだわらないほうが強いかも
道化師の恰好をしたバロウズは、張り付いたような笑顔と、ツギハギだらけで片目が飛び出した縫いぐるみ、周囲に展開する毒々しいエフェクトも相まって、どこからどう見ても胡散臭い。街で道を聞かれても確実にスルーするだろう。
ただバロウズは、見た目から声色まで信じてはいけない雰囲気しかしないものの、台詞そのものは非常にフレンドリー。
進化前でリーダー時にHPが減ると「ボクはどこにでもいるふつうの道化師だよ?」という、悪人特有の“ふつうアピール”が入ってくるものの、ほかの台詞はショーを見てほしい、楽しんでほしいという、善意すら感じさせるものとなっている。
なので図鑑だけ見ていると「あー、悪そうに見えてじつはいい人ってタイプなのかな」と思いつつも、「そもそも二つ名に悪意ってあるし、スキル名もナイトメアだし、どっかでボロ出すんだろうな」と疑ってしまう。
そんなバロウズが唯一本性を現すのが進化後のコンボ発動。ペラっとした声色が急に豹変し、「もっと泣き叫んでくれよお!」とドスの利いた調子でのたまうのだ。台詞だけだとベリアルあたりの悪魔に見えるが、初回で耳にすると「えっ、いまだれのコンボ使ったの!?」と驚くことうけあいだ。
『オセロニア』では二面性を持つキャラもいるものの、彼・彼女らはその性質をいい意味でわかりやすく伝える台詞が多い。
進化前・進化など全形態を含めてキャラに台詞が付いているのは、図鑑(ホーム画面)、手駒到来時、リーダー設定時のHP低下×2、勝利、敗北、スキル・コンボ発動、返された際で9種類。
たとえば「冷静ぶっているけど実は短期」なアザゼルの場合、平時はクールながら、返されたりHPが減った際にブチ切れるなど、シチュエーションのだいたい半分は二面性を表現するために割かれている。
しかしバロウズの場合、進化前・進化を含め都合18種類の台詞のうち、不穏さを感じさせるものは多いものの、本性を露わにするのは進化後のコンボのみ。勝敗関わらずペースが狂うことはないのだ。
「オレ悪いヤツなんだぜ!?」と悪ぶっているのではなく、「大丈夫だよ〜!」とニコニコ笑いながら刃物を突きつけてくるような不気味さ。本性をヘラヘラと隠しつつ悪意満々というあたり、じつにいいキャラだと感じる。
前述の通り、バロウズのスキルはルキアと同様の手駒ロック。しかし相手の手駒が1枚呪われている必要があるため、必然的に魔デッキでの使用を余儀なくされる。ハロカードが魔単ならば無条件で発動できることを考えると、コストに見合った使い勝手とは言いがたい。
もっとも「ルキアがA駒として強すぎる!」というのは確実にあるので、これくらいの縛りがあったほうが効果を考えれば本来は妥当なのかもしれない。
「でもS枠でルキアと似たようなキャラ入れるのも……」という意見はもっともだが、バロウズはコンボの怨念が真骨頂と言えるくらいに強い。
【コンボ比較】
闘化ベルゼブブ:1700(呪い1/1枚以上呪い)
バロウズ:1600(呪い1/1枚以上呪い)
闘化夜行:1400(呪い1/魔染め)
フィリア:1200(呪い1/魔染め)
進化納涼ジュリス:1200(呪い1/魔染め)
闘化セクメト:1000(呪い1/魔染め)
闘化ジュレ:800(呪い1/1枚以上呪い)
闘化ベルゼブブはスキルバッジの適用でコンボダメージが1500に弱体化しているため、1st シーズンではバロウズが最強格の怨念コンボ持ちとなっているのだ。
必ずしも辺に打つ必要がないため、強襲にも使えるのがうれしいところ。ルキアとハロカードの影に隠れ、ほかに優先すべきS枠がいることから採用されることは少ないとはいえ、スペックは十分に強力と言えるだろう。
「大好きなチャーハンとハンバーグとラーメンまとめてワンプレートにしたら絶対おいしい!」という小学生ノリで作ったのがこちら。
ラニ混合での「ジェンイーとバハムート切れてるから一撃死は大丈夫だな」と、魔デッキでの「ルキアとハロカード切れてるから手駒ロック大丈夫だな」という思い込みはほとんど同じ。
このデッキは、ルキアとハロカードを使って相手が安心したところに、3枚目の手駒ロックであるバロウズを出し、相手をビックリさせて勝利を掴むことを主眼に構築されているのだ! が……。
実際のところ、3枚すべてを引ける前に勝負が終わることがほとんど。手駒ロックを引ける確率を大きくアップできることは強みながら、本来の目的を達成するにはけっこう運が絡んでくる。
また、バロウズを確実に使えるように、という目的で相手の左側の駒(リーダー駒)を確実に呪う闘化メフィストをリーダーに据えたものの、どうしても決定力に欠ける点は否めない。
正直に告白すると、「ルキアとハロカードがいれば、バロウズいるか?」と思ってはいた。ただ、実際に使ってみると怨念コンボが真っ当に強かったので、ルキアorハロカードを抜いてほかのA駒と交換するのもおもしろうそうだな、と感じている。
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