『逆転オセロニア』いちこ(お泊まりスクープ)/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE215】
2024-07-13 19:00
2020-04-11 19:00 投稿
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逆転オセロニア
ドーモ、世界のザキヤマです。
まずはエイプリルフールに端を発したタイムマシン関連のいざこざだが、例年通りちゃんとイベントにつながって何より!
そんな“パラレルタイム・ドリーマー”は、おなじみのキャラクターの過去&未来の姿を拝めるというもの。大人なお姉さん⇒幼女化したカフネや、少女⇒ポンコツお色気お姉さんになったラファエルも捨てがたいものの、キャラ的にも性能的にも個人的に大注目なのが骨三郎だ。
アズリエルの相棒という点から、本作最多の出演回数を誇る骨三郎だが、メインキャラとしての実装は初。
今回は彼のバックグラウンドをおさらいしつつ、“骨三郎”個人としての使いかたを考察していこう。
※キャラクターに対する設定上の考察は、あくまで個人的な感想であり、公式の情報ではありません
・改めて骨三郎を掘り下げる
・生前はイケメン!ただし性格はそのまま
・魔殴りデッキには入る?骨三郎の性能を考察
骨三郎は前述の通りアズリエルの相棒。いわゆる“お供”ポジションだ。進化前はアズリエルの側にいて、進化・闘化後はだいたい鎌と一体化していることから、武器の性能をアップさせる何らかの能力があるものと思われる。
そんな骨三郎はお調子者でお喋り好きな自信家。クールでマイペースで天然なアズリエルとは真逆の性格となっており、ふたりのやり取りでは骨三郎が調子に乗ってアズリエルに何らかの仕打ちを受けるというのがお約束だ。とはいえ中には倍返しくらいでは済まないものもあり、「コイツも苦労してんな……」と同情の余地があるケースも。
【骨三郎がアズリエルから受けた代表的な仕打ち】
無印(進化前):長い自己紹介を「うるさい」と一蹴される
神闘化:神らしい平和主義っぽいこと言ったら「壊れた」と憐れまれる
竜闘化:竜らしい武人っぽいこと言ったら「打ち所が悪かった」と憐れまれる
金色:光っているので金三郎と呼ばれアイデンティティを奪われる
ハロウィン(進化):アズリエルの袖が長くて鎌が持てなかったので代わりに持た(咥え)させられる
新春(進化):羽根突きで勝って調子に乗っていたら羽子板で物理的にスマッシュされる
サマー:バカンス中に調子に乗ってジュースをかけたら“骨スイカ割”される
とはいえハロウィン(闘化)の、アズ「トリックオアトリート」、骨「お菓子じゃなくて魂でいいぜえ!」といったイカしたヤツもあるので、総合的に見るといい意味での凸凹コンビと呼ぶべきだろう。
「生まれながらに骸骨な種族なんじゃないの!?」と3年くらい思い込んでいたので、生前の骨三郎のふつうにイケメンな見た目は正直なところビックリした。今年いちばんビックリした。骨三郎が出るまでガチャをぶん回すくらいにはビックリした。
そもそも「骨三郎=そういう種族」と思い込んでいたのはちゃんとわけがあって、無印(進化)のフレーバーテキストに「死霊族の名門出身の、由緒正しき骸骨」と明記してあったから。
たしかに「骸骨だけど、元は由緒正しい死霊族の名門出身」とも読めるので設定的に齟齬るものではない。
しかし骨三郎のフレーバーでは、「戦死して無念のあまり死霊と化した」という旨の一文がある。そうなると現在の骨三郎は「死霊族の死霊」というなんともややこしい存在と言える。
ちなみに、死霊族としては罠でおなじみのイヴェットが存在。こちらも令嬢と明記されていることから、もしかしたら骨三郎とは社交界でなんらかのつながりがあったのかも。
そんな生前の骨三郎だが、性格はほぼ現在と変わらない。強いて言えば見目麗しいルックスを取り戻したせいか自意識過剰に拍車がかかっている。それをアズリエルがいつも以上にバッサリと切り捨てていくのは一聴の価値ありだ。
話の流れは進化前⇒元の姿に戻ってウキウキ、進化後⇒元の姿(骨)に戻そうとアズリエルに襲われている状態のため、進化前のほうがアズリエルのツッコミがバツグンに冴え渡っている。持っている人は、進化させる前に遊んでみるのも一興だ。
【進化前のやり取り】
デッキ到来:骨「さあ優雅に始めよう」 アズ「うわ……」
スキル:骨「アズ、ここは俺様が!」 アズ「頼んでない」
コンボ:骨「優雅に舞おうぞ!」 アズ「断固拒否」
返される:骨「バッカなあ!」 アズ「これが現実」
リーダー時HP低下(1):骨「俺様の美貌に傷を付けるとは!」 アズ「塩でも塗ろう」
リーダー時HP低下(2):骨「俺様の真の実力を見せよう!」 アズ「などと意味不明なことを申しており」
リーダー時勝利:骨「俺様の強さに震えるがいい!」 アズ「悪寒で震える」
リーダー時敗北:骨「真の姿に戻った俺様が負けるとは……!」 アズ「約束された敗北」
骨三郎は夜行、モーセに続く、S駒としては3体目の回避持ち。コンボは1枚1.2倍、最大2.1倍の囁きバフのため、最大倍率を出すためには5枚の魔駒が必要となる。基本的にはバフを活かせる魔殴りに入れるのが有効だろう。そのため、夜行やモーセや異なりトップに設定するキャラではない。コンボ倍率は若干上だが、“動き回るコカトリス”と呼ぶとわかりやすいかもしれない。
もっとも論点に上がりそうなのが、回避が3ターン限定ということ。ちょっと抜けた骨三郎らしい特性とも言えるが、ここが気になってしまう人も多いのでは。
ただ結論から言うと、この回避が無期限だったらたぶんヤバい、ということ。夜行やモーセのコンボが固定ダメージであることに対して、骨三郎の場合はバフのため、いくらでも伸び代があるのだ。
実際に使ってみた所感としては、終盤のサタンやルクルスリアのように「引けば勝ち!」という決定力のあるタイプではないものの、序盤に引ければかなりリードを奪いやすい印象だった。
また、「返してもいいけど返さないと危ないよ」という圧をかけることもできるので、読み合いを迫れる点も強み。
そしてもっとも魔デッキらしい使いかただと感じたのが、バフコンボが付いているミサトのような罠とのダブルコンボ。回避を組み合わせるとどうやっても導線を切れないこともあり、状況にハマるととんでもなく強い。
総括すると、骨三郎は魔殴りに必須という性能ではないかもしれないが、サポート役として非常に優秀で、バフコンボの圧を利用した陽動や抑止力としても使っていける。強力な分、回避が3ターンという制限は付いているものの、それも含めて使っていてすごく楽しいキャラだ。
トリッキーかつ逆転を狙えるという点で個人的には大好きなので、しばらく魔殴りデッキで使い込んでみようと思う。
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