『逆転オセロニア』いちこ(お泊まりスクープ)/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE215】
2024-07-13 19:00
2020-04-04 19:00 投稿
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逆転オセロニア
ドーモ、世界のザキヤマです。
『オセロニア』ではエイプリルフールに、思わずクスっと笑ってしまうユニークなキャンペーンを実施している。
「いい感じにネジ緩んでるな」と毎年楽しみにしているのだが、今回は例年以上にカオス&ごった煮な内容となっていたので、改めて要素をまとめていこう。
※キャラクターに対する設定上の考察は、あくまで個人的な感想であり、公式の情報ではありません
ニコとアルキメデスがタイムマシンを作っていたところ、爆発が起きて時空が歪んでしまい、関係各所にさまざまな影響が出てしまった……というのが大筋。
「そういえば、ふたりとも発明家キャラっていう共通項あったな!」という気付きもありつつ、友だちが欲しいけど友だちできないシャイガールなニコが、自信満々でマイペースなアルキメデスと仲良くなろうとする描写はなんとも微笑ましい。
彼女たちのタイムマシンを巡る奮闘は、時間が進むにつれ新たな情報が投下されていく形となっており、これまでのエイプリルフールイベントとは異なるライブ感が味わえた。
タイムマシン爆発の影響で、『オセロニア』公式Twitterのいちこさんが幼女化。ビールを嗜むスルメ好きな彼女が禁酒を余儀なくされたと考えると、同じ吞兵衛としてはやるせない気持ちでいっぱいになった。
決戦イベント“スリル&サイエンス!爆発阻止”ではふたつのクエストが登場。いずれもディレイマスで敵の即死攻撃を遅延しつつ、高HPの敵を削り切る内容となっていた。
ここからはイベントを年代順で紹介。イザナミが印象的なこちらのニュースは、ひらがなだけのテキストに目を疑った人も多いのではなかろうか。
いわゆる古文的な言い回しだが、それもそのはず、更新日は983年4月25日。バリバリの平安時代である。
りつか=立夏、旧暦では5月5日のことを指していることから、ゴールデンウィーク逆転祭を彷彿とさせる内容だった。
まるで大正浪漫なカタカナ満載のニュース。右⇒左に読ませるタイプのため、読解は少し骨が折れる。神の新A駒“正一”、“ラジオコヰン”、“ビヰフカレエ杯”など、独特の言語センスが光っていた。
リリース1周年で開催された“オセロニア大感謝祭”や“ハロウィンフェスタ`17”など、実際に行われたイベントの告知も。
タイムマシン関連ならば、たしかにこのあたりが出てきてもまったくおかしくはない。
「983年のニュースがあるのにリリース1周年とはいったい……?」とツッコんだら負けだ。
ガルム(と思われる人物)が書いた超駒パレードの告知ニュースを、オルプネーが盛大に添削しているという内容。適当な仕事をするガルムのアホの子っぷりと、それを嘆きつつもちゃんとフォローしてあげるオルプネーのやり取りが楽しめた。
やけにテキストに気合いが入っていたこともあり、僕のようなオルプネーファンには控えめに言って最高でした。
コムローイ祭りは、タイに実在する灯籠を打ち上げるお祭りなんだとか。ほかにもタイめいた名詞がバンバン出てきて、タイに明るくないと何が何だかサッパリなオリエンタルすぎるイベント内容だった。
ちなみに開催年が「2605」という「どんだけ未来だよ」と思える数字になっていたが、タイでは西暦に543年をプラスするのが一般な数えかたとなっており、これを日本的な西暦に直すと2062年になる。細かいとこまで徹底してるな……!
実際に開催された“オセ★ドルフェスタ”だが、なんと50年以上経っても続いているようだ。
筋書きは、アンドロメダを中心とした“Holy God Trinity”、ラァナを中心とした“でびるず♡トラップ”、景光を中心とした“我竜天声”といった3つのグループに対して、新興ユニット“ズィーベン・ズュンデン”がキー局のレギュラーを奪おうとしてくる、という内容。
それに対抗するために“音符コイン”を集めて“アルバム”と交換するのだが、「アルバムの交換枚数に応じて彼女たちの芸能界でのヒエラルキーが上昇するぞ!」という妙に生々しいテキストもあり、いい感じの振り切れ加減を味わえた。
ちなみに“ズィーベン・ズュンデン”だが、ドイツ語の“Sieben Todsünden=7つの大罪”をもじったものであるならば、ベルフェゴール、サタン、ベルゼブブといったメンバーで構成されている可能性が高い。……あの辺の人たち、ふつうにバンド似合いそう。
毎年恒例のクリスマスイベントは65年後も開催。“きよしこのよる”、“ひいらぎかざろう”といった脱力感を感じさせるネーミング、「サンタから赤鼻のトナカイを取り返す」というシュールな大決戦に思わずクスリときた。
ちなみに「“ひいらぎかざろう”はクリスマスイベントの責任者が毎年受け継いでいる名前だ!」という一文があったが、これは運営的にネタじゃなくてガチな匂いがする。
プロデューサーのけいじぇいさんも晴れて5代目に。ただしデザインは不安になるくらいレトロ。マジックハンドで仕事に影響はないのだろうか。
テキストはAIが筆記しているとのことでいい感じに壊れており、一部を除いてまったく読めない。
既存のプロデューサーレターを参考に文字を当てはめたり、同じ文字列が散見したので暗号なのかなと試行錯誤したものの、難航したので解読は断念。
どうやって生成したかわからないけど、自動生成のパスワードに近い雰囲気の文字列っぽいので、ここから可逆に読み取れるタイプじゃないのかな……。
ついに配信から100年を迎えた『オセロニア』は、110万連ガチャ、ランク上限が1垓(がい)まで解放、コロシアムの多数勝利で新しい土地の権利書、レア度の上限がSS+++など、とんでもないハイパーインフレを起こしている模様。
さらに、全キャラクターにボイスを“虚装”。キャラクターを選択すると音声が脳内に直接響き渡るとのこと。ちなみに“虚装”とは、音声データは存在しないものの、音自体は実際に存在しているという、もはや何がなんだかわからない夢の技術だ。この時代の『オセロニア』はたぶん脳波とかでプレイできるに違いない。
100周年からさらに84年。ついに“オセロニアンの戦”は月面で開催することに。
渡航費は自腹、宇宙旅行の資格検査が必須、保険への加入を勧められるなど、ぶっとんだ内容ながら妙に頷けるリアルな注意事項がてんこもり。実際に参加するとなると、とんでもなくハードルが高いイベントになりそうだ。
タイムマシンを巡る一連の騒動は無事に解決したが、ネジが1本余ったという何かを匂わせるような伏線が気になるところ。
このブログを書いているのは4月2日なのだが、現時点ではこれといった続報はない。
とはいえ『オセロニア』のエイプリルフールは、「いやいやそんなわけないでしょ(笑)」と思わせることを発表した後、何らかの形でゲーム内にコンテンツが実装されるというのが習わしだ。
【エイプリルフールネタ⇒実際のところ】
2016年:コスト401のリリアさん(当時の公式Twitter担当)が登場⇒ステータスは異なるが後日ゲームに実装
2017年:キャラ駒がすべてデヴィ夫人になると発表⇒決戦イベント“最凶!マダム・デヴィ”が4月1日に登場
2018年:シミュレーションゲーム『青春★オセロニア学園』の開発が決定⇒“オセロニア学園”として後日ゲーム内イベントが開始
2019年:出番の少ないB駒たちが『オセロニア』をジャック⇒後日、S駒に昇格したB駒たちが登場するイベントが実施
組み直したのにネジが余っているということは、厳密にはタイムマシンが直っていない可能性が高い。ふたたび何らかのトラブルが発生すると考えるのが妥当だろう。
今年は時間軸やタイムマシンに絡めたネタなのだろうか。もしくはメチャクチャになったニュース欄の中に答えが隠されていたとか……。
時期的にはそろそろ何らかの告知があると思うので、何が起きるのか楽しみに待っていたい。
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