『逆転オセロニア』いちこ(お泊まりスクープ)/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE215】
2024-07-13 19:00
2020-01-11 19:00 投稿
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逆転オセロニア
ドーモ、世界のザキヤマです。
あれは2019年11月末日のこと……。『オセロニア』界隈に激震が走った。
そう、魔属性の新超駒であるエントマリーが登場したのである!
こちらのブログでは、ややもすれば忘れがちながら個人的に大好きな、いわばメインストリームではない方々を紹介してきた。こんな実装間もないキャラクターに触れることはいささか不慣れではあるものの、今回は進化のほうをできるかぎり紹介していこう。
※キャラクターに対する設定上の考察は、あくまで個人的な感想であり、公式の情報ではありません
【エントマリーのアレコレを紹介】
・魔殴りデッキ期待の超新星!
・いちばんの対抗馬?ラニとの違いはなんだろう
・エントマリーの強み&活かしかたは?
エントマリーは前述の通り、進化はリーダーバフ、闘化は2ターンの特殊ダメージが特徴。闘化のほうもおもしろい性能ながら、こちらはべつの機会に改めて紹介したいと思う。
さて、そんな進化エントマリー(以下、エントマリー)の何が衝撃的だったかと言えば、魔属性初となる1.4倍のリーダーオーラ駒だったことにほかならない。
これまで、魔のオーラバフリーダーと言えばA駒のアズマリアしかいなかったものの、こちらはATKの低さによるルキア対策の難しさや、「魔単にしないなら蘭陵王でいいのでは……」という、見も蓋もない意見により、表舞台で姿を見ることはほとんどなかった。
そう! いわば魔のデネヴとも言うべき存在が、ついに魔属性にも降臨したというわけだ。
では、なぜ今回紹介しようと思ったのかというと、「新超駒なのにぜんぜん使ってる人を見ない!」という、なんとも哀しい事実を目の当たりにしたからである。
いや、正確に言おう。クラスマッチでは一度も見かけていないが、魔デッキを練ることに至上の喜びを覚えている戦友が一度対戦を申し込んではくれた。
そして、そのデッキにふつうに惨敗した結果、「これはちゃんと使えばかなり強いのでは?」と素直に感じたと同時に、「みんなもっと使ってあげてよ!」と思った次第なのである。
とはいえ……こう言ってはなんだが、魔殴りデッキが本当の意味で活躍したのは、リリース間もない頃──囁き系バフが青天井だった頃──ベリアルとコカトリスで一撃必殺を狙うような環境下だけだったように思える。
果たしてエントマリーは強いのか? 新環境に適応できるのか? そのあたりを今回は見ていこうと思う。
バフを1.4倍にするキャラクターと言って真っ先に思い浮かぶのは、正月蘭陵王、デネヴ、そして闘化ラニ(以下、ラニ)といったところだろう。
とくにラニは“オセロニアンの戦2019”では、混合か魔の違いはあれどファイナリストのほとんどがデッキに編成し、ラニ×ランドタイラント×ジェンイーの大ダメージで勝負が決まるシーンも多かった。
【メリット】
・HPが高い
・バフ対象が全属性
・ランドタイラントと相性がいい
・ジェンイーがさらに強くなる
【デメリット】
・Aの罠駒よりATKが低い
・エントマリーよりATKが低い
【メリット】
・ATKがラニより高くルキアに釣られにくい
・Aの罠駒よりATKが高い(プラスフェアリー使用時)
【デメリット】
・HPがラニより低い
・対象が魔属性のみ
・バフの重ねがけがしにくい
・ジェンイーを編成する恩恵が薄い
言ってしまえばラニデッキの良さとは、デバフや罠といった小回りの利く駒や高HPの駒を編成しつつも、ランドタイラントの火力を合わせたジェンイーで一撃必殺を狙えることと言っても過言ではない。
対するエントマリーがラニより目立って優れている点は、ルキアによって釣られにくいという点にほぼ集約されており、まして魔駒を固めた際にはHPも必然的にラニデッキより低くなる。
「なるほど、そりゃあみんなクラスマや“戦”で使わないわな」と妙に納得してしまったものの、そうなるとここでブログが終わってしまうのでなんとか思いとどまる。
冒頭に書いたが、エントマリーはいわば魔属性のデネヴだ。ではなぜデネヴは長年にわたって第一線を張っているのかというと、単純に竜属性のアタッカーの発動条件に“竜単のみで発動”という縛りが多いからだろう。
そして、デネヴ自身のATKがレジェに比べて圧倒的に高いため、ルキアによって釣られにくいというメリットも見逃せない。また、万が一手放すことになっても、強力なバフコンボによりワンチャンも狙える。
あれ……? デネヴってエントマリーとそこまで変わらなくね……?
となると、エントマリーにも確実に活かしかたがあるハズだ。まずATKバフである以上、ATKを参照するアタッカーの編成は必須。
そして、魔単のみでしか使えないスキルを持ったキャラをできるだけ使っていくこと。というわけで、以下がひとまず落ち着いたエントマリー活用法だ。
殴るほうのベルゼブブ&金色ベリアルという魔属性最強のアタッカーを軸に、コンボでバフを持つ駒&魔単でしか発動しない駒をチョイス。理想はモルフスのバフコンボでの2.5倍フィニッシュだ!
※胞子に執着がない人はモルフスをほかの駒と交換推奨
クラスマッチに潜ってみた結論を早々に言うと……、勝率は多くて5割程度といったところで、(プレイミスを加味しても)どなた様でも安定して連勝できる構成といった仕上がりではない。
どうしても竜や暗黒には高確率で競り負けるし(魔デッキの宿命とはいえ)、罠をガン積みしているわけではないから代償にも弱い。魔フェリヤや闘化ベルゼブブといった純粋な暴力にもきびしい結果となった。
とはいえ、ハロウィン・アルカードとルキアによる手駒ロック、アヴィリシアによる氷結、モルフスの胞子をひたすらに増やしまくって本体のバフコンボをベルゼブブで決めるといった、トリッキーかつ明確な勝ち筋がある点は、単純にプレイしていて楽しい。また、ジェンイーと異なりアタッカーに枚数制限がないことからも、打ちかた次第では耐久にも十分に勝てる構成と感じた。
そして何より、ルキアによる引き出しに脅威的に強い! ただし、エントマリーの素のATKは1225とA罠より低いため、フェアリーを最低+26振ることは大前提。
いちおう素のまま試してみたものの、この状態だと驚くほどアッサリと引き出されることもしばしばだった。
また、これは実際にエントマリーで戦友対戦を申し込まれた際に思ったのだが、正直なところ「何してくるかわからん」感じがすごい。クラスにひとりはいたであろう「キレさせると何するかわかんない同級生」並みと言ってもいい。
今回は「魔単ならではのスキル」に絞って構築したものの、べつにヴァイセを入れたっていいし、罠メインでもいいのかもしれない。
要するに、研究が進んでいないからこそ、これといった型がまだ定まっておらず、現環境では相手にとって非常に読みにくいのでは? というのが正直な感想だ。
また、クラスマッチは2020年1月から大幅な改修が入り、ファヌエルやベルゼブブといった駒が弱体化する可能性もある。そうなると環境も変わってくるハズで、補正によっては“エントマリーによる魔殴り”はむしろアリなのではないだろうか。
今後の環境を見据え、いまのうちから魔殴りを軸としたエントマリーデッキを研究しておくのも、また一興なのかもしれない。
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