『逆転オセロニア』いちこ(お泊まりスクープ)/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE215】
2024-07-13 19:00
2019-10-26 19:00 投稿
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逆転オセロニア
ドーモ、世界のザキヤマです。
「ロマンはどこだ?」というイカした決め台詞が有名な小説があるけど、『オセロニア』のロマン砲と言えば、ニケやアエーシェマ──はもちろんだが、個人的にはナルシサスを全力で推したい。
「だれそれ?」という人もいると思うけど無理はない。ナルシサスは実戦どころかお遊びの場でもまず見ることがない。というか、僕個人としては人に使われた記憶すらない。
なぜここまで見ないのかと言えば、入手難度が本作屈指&使い道が現実的ではないという2点に集約されるわけだけど敢えて言おう。
ナルシサスをもっと知ってほしい! ピーキーすぎるロマン砲を実戦投入してほしい! 願わくば手に入れて使い倒してほしい!
というわけで尖りに尖ったキャラクター、ナルシサスを紹介。読み終わった暁にはきっと欲しくてたまらなくなっているはずだ!
※キャラクターに対する設定上の考察は、あくまで個人的な感想であり、公式の情報ではありません
【ナルシサスのここがすごい!】
・入手難度&育成が鬼=自慢できる!
・発動したら間違いなく強いんだ
・強烈に“立ってる”イカしたキャラクター
ナルシサスは、最凶決戦のクリアー後に現れることがある“襲来!ナルシサス”のクリアー後に手に入ることがあるキャラクター。
ここで注意したいのが、最凶決戦クリアー後に出現する確率が超低いこと。そして、“襲来!ナルシサス”をクリアーしても入手は確定でないということ。
正確には判明していないけど、体感としては1%は切っているんじゃなかろうか。サラっと入手できた人もいるという話は聞くけど、僕は200周以上して2回目で手に入ったクチだ。もちろん、人によってはもっと大変なケースもあるだろう。
ステージが出現するかわからない、出現してもドロップするかわからない……。その上、ナルシサスはスキル・コンボともに育成上限が9。ナルシサス本体を合成すればアップするとはいえ、そんな剛の者は100万人にひとりいればいいほうだと思う。
となるとスキルフェアリーのお世話になるわけだけど、ただでさえ貴重なフェアリーをピーキーな駒にぶっ込むなんてことは、実益を度外視して頭のネジを3本くらい緩める必要がある。
僕は手に入れた瞬間うれしさのあまりネジが全部ふっとんで、フェアリーがほぼカラになりました。
もうおわかりだろう。気の遠くなるほどの周回をして、貴重なフェアリーを注ぎ込んで育てた超レアキャラクター。これを自慢せずとしてなんとするのか!?
手に入れて育てるだけで称賛されるキャラなんてほかにはそういないぞ。それだけでもゲットする価値はあると力説したい!
ナルシサスのスキルは4000以上の特殊ダメージを受けた際に発動する、通常&特殊の150%罠。これは後続で登場したリイア(進化)と倍率的には同じものとなっていて、はっきり言ってメチャクチャ強い。
注目すべきは魅力でもありネックでもある“4000以上の特殊ダメージで発動”するという点。と言うのも、「4000以上の特殊を受けた場合はだいたい負けている」ケースがあまりに多いのだ。
相手には「おっ、S罠だ! でもいつまでも発動しない……なんだよこれ!?」というプレッシャーを与えることはできるものの、(代償や囁きデッキ以外では)4000の特殊ダメージなんて終盤にならないと出ない。そして出たタイミングではフィニッシュされていることがほとんど。
ジークフリートでアラクのバフコンボあたりを使ってくれると大変うれしいけど、まあみんな警戒するよね! だからこそダメージを返せるだけでメチャクチャうれしい。発動しただけで踊り狂う罠は、ナルシサスくらいのもんだと思う。
ちなみにコンボスキルのライフバーストも強い。スキルがあまり発動しないためお目にかかること自体が貴重だけど、条件なしで最大4500のライフバーストは魔駒の中ではトップクラス。スキル⇒コンボと華麗につなげることができれば、勝ちも同然と言い切ってもいいレベルだろう。
【コンボ比較】
進化ファヌエル:最大5000
闘化ヴィクトリア:最大5000(神駒2枚以上)
ナルシサス:最大4500
進化ラァナ:最大4500
進化ヴィクトリア:最大4500(HP50%以下)
クリスマス・ヒアソフィア:最大4500(HP50%以下)
進化シンジ:最大4200
進化エンキ:最大4000
闘化オーディン:最大4000(キャラ駒3枚以上)
闘化コギト:最大4000(HP50%以下)
進化ジェド・マロース:最大3500
ちなみにナルシサスはコスト25という、ほかには類を見ないコスト帯も特徴。20でも30でもなく25。スキル発動条件のきびしさはあるものの性能的には確かにこれに見合っていて、特別感を出すのにも貢献している。
前述の通り、スキルを意図して使うことは難しい。でも、これも含めてのロマン砲。いつまでも発動しない謎の罠駒、乾坤一擲の一打を放った相手に対する強烈なカウンター、そこからの華麗なる逆転! 一度ハマるとヤミツキ必至なのでぜひ試してほしいところだ。
ここまで性能が尖っていると、ナルシサス本人のことも俄然気になってくると思うけど、ハッキリ言って性能よりもキャラクター性のほうが立ちまくっている。
まず台詞がメチャクチャ長い。すごい勢いで喋る。全部確認したわけじゃないけど、ナルシサス以上に台詞が長いキャラクターなんているわけない(断言)。
【進化前(約38秒)】
見て分かるとおり、俺は並ぶ者のいないほどのハンサムだが、間違ってもイケメンとは呼ばないでくれ。
なぜならば……ハンサムとイケメンはイコールで結ばれないからだ。
ハンサムはハンサム。イケメンはイケてるメンズ。オーケー?
どうしても俺をイケメンと呼びたいなら、“ハンサムイケメン”と、そう呼んでもらおう。
ほ~ら……試しに呼んでごらん? さあ、早く……遠慮しないで!
【進化後(約40秒)】
おおっと、お嬢さんたち。そんな熱い目で俺を見ないでくれ。君たちの想いはよくわかるが、俺の両手はケイトリンとジョセフィーヌで塞がっていてね。
おおっとぉ! 俺としたことが! まだこの広くたくましい胸が空いていたじゃないか。
オーケー!! 一列に並びたまえ。俺も鬼じゃあない。ハグくらいならサービスしてやろうじゃないか。
さあ! おいで! 早く、遠慮しないで! おいでったら。
骨三郎と1セットという点で尺が長めになるアズリエル(闘化/夏バージョン)が約14秒ということを考えると、これがとんでもなく長いということがわかってもらえると思う。
キャラクター性としては、名前通りナルシストに根ざしているのだろう、とんでもない自信家である。ハンサムイケメンを自称し、お嬢さんたちが無条件で胸に飛び込んでくることを前提といる。何をどう生きてきたらここまで前向きになれるのか疑問だけど、進化後の台詞の最後のほうを見るかぎり、お嬢さんがたは若干引き気味にも見えるので、“美形の3枚目”と呼ぶべきだろうか。
さて、キャラクターだけを見ると“楽しげナンパ兄ちゃん”にしか思えないナルシサスだけど、じつはこの人、只者ではないという証拠がある。ナルシサスのステージに登場する敵駒たちを見ていただきたい。
男構成員、女構成員、[typeβ]wolf-N71、[typeβ]owl-N52……。ほぼ確定で悪の組織だよこれ!
とくにwolf(狼)、owl(梟)あたりは、高確率でこれらの動物をモチーフ、ないしベースにした怪人である可能性がある。βはαのつぎにあるのでもう1個前のバージョンがあると考えるのが妥当だし、ナンバリングから見てもかなりの数の怪人を擁する組織と思って問題ないだろう。
彼の組織的な立場は明言されていないけど、スキル名の“弾丸ドンパッチ”の“ドン”が“首領”にかかっているのであれば、実質的なトップと見ることもできるわけだ。超えらいじゃん!
ハンサムイケメン、ナルシスト、自信家、3枚目、銃使い、悪の組織のトップ……環境ではあまり見ないのに設定が濃すぎる! これはもう、お嬢さんならずとも使うしかないよね? ほら、遠慮しないで!
ロマンしか感じないナルシサス、いかがだったろうか。
ぜんっぜん発動しない罠なのに、自己主張がメチャクチャ激しい個性も相まって、とにかく強烈な印象を残すキャラクターとなっている。
独特の台詞回しもいい味を出していて、手駒に来た際の「俺の登場に、世界が沸いた!」、使った際の「俺の魂がいまバーニングっ!」、返されたときの奇声(聞き取り不可)などなど、ハイテンションな迷言の数々も魅力のひとつ。
入手難度は本作トップクラスだが、ぜひ手に入れてナルシサスとともに世界を沸かせてもらいたい!
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