【クラロワ】DetonatioN GamingがKIX斬り！PONOS は敗れる：シーズン2 Group A Match13~15の試合結果

クラロワリーグ アジア2019 シーズン2 Group A Match13~15の試合結果

クラロワリーグ アジア2019 シーズン2 Group A のMatch13~15が、2019年9月19日、韓国で行われた。

Match 13 は Talon 対 Chaos Theoryの対決。強豪KIXを破り波に乗るTalonをChaos TheoryはSet2でBenZer Ridel選手が危なげなく仕留めて勝利。

Match 14 は PONOS 対 DragonX の対決。大エースみかん坊や選手が外れるという波乱の中、ライキ・RAD選手ペアが敗れる。天GOD選手がSet2を取り返すも、KOHでDragonXの前にPONOSが敗れた。

Match 15 は KIX 対 DetonatioN Gaming。おおかたの事前予想を裏切り、DetonatioN Gamingが強豪KIX相手にKOHまでもつれ込まずにストレート勝利。新戦力Joker選手と天ぷら選手のコンビも安定感があり、PONOS戦に引き続き、DetonatioN Gamingの存在感が否応なしに増す結果となった。

クラロワリーグルール

・Set1：2on2

・Set2：1on1

・Set3：KING OF THE HILL（1on1による勝ち抜き戦。3ゲーム先取で勝利）

・2v2はBANピックルール：お互い1枚のカードを指定し、合計2枚（同じカードを指定の場合は1枚）のカードを使わずに対戦。

Match 13 : Talon vs Chaos Theory

Chaos Theoryの勝利

Match 14 : PONOS vs DragonX

DragonXの勝利

Set 1 : ライキジョーンズ ・ RAD [PNS] vs DRX Tru-Fast ・ DRX ALPHA [DRX]

※BANカードは、トルネード（PNS）、スケルトンラッシュ（DRX）

・Game 1（勝者　PNS）

・Game 2（勝者　DRX）

・Game 3（勝者　DRX）

Set 2 : 天GOD [PNS] vs DRX Line [DRX]

・Game1（勝者　PNS）

・Game2（勝者　PNS）

Set 3 : KING OF THE HILL

・Game1　kota [PNS] vs DRX ALPHA [DRX]（勝者　DRX）

・Game2　RAD [PNS] vs DRX ALPHA [DRX]（勝者　DRX）

・Game3　ライキジョーンズ [PNS] vs DRX ALPHA [DRX]（勝者　PNS）

・Game4　ライキジョーンズ [PNS] vs DRX Nuri [DRX]（勝者　DRX）

Match 15 : KIX vs DetonatioN Gaming

DetonatioN Gamingの勝利

Set 1 : Legend ・ Onion [KIX] vs 天ぷら ・ Joker [DNG]

※BANカードは、巨大スケルトン（KIX）、トルネード（DNG）

・Game1（勝者　DNG）

・Game2（勝者　KIX）

・Game3（勝者　DNG）

Set 2 : xPedro15 [KIX] vs れいや [DNG]

・Game1（勝者　DNG）

・Game2（勝者　DNG）

■所感

2019年9月19日は記録と記憶に残る日になるだろう。あのみかん坊や選手がクラロワリーグの歴史を通じてはじめてPONOSのスタメンから外れたのだ。

彼が今シーズンに入り大きく調子を落としていたことと無関係ではないだろう。なるべく早い復調とスタメン入りがのぞまれる。

いっぽう、 DetonatioN GamingがKIXを破ったのも驚いた。

キーは2v2だろう。KIXのいちばんの強みはなんといっても層の厚さだ。KOHにもつれ込んだ場合、相手チームの勝率はぐっと下がる。しかしSet2までにかたをつければKIXの強みの大部分は封じられる。そのためになんとしても2v2を勝たなければいけない。その期待にしっかり応えたJoker選手、天ぷら選手はさすがである。DetonatioN Gamingの永年の課題は2v2だが、それが克服できれば順位も上がるのは理の当然である。

逆にPONOSはこれまで、2v2の安定感で勝利を重ねてきたチームである。現状、ライキジョーンズ選手とRAD 選手のペアはそう調子が悪いわけではないようだが、この日、ワンミスで惜しい星を落としてしまった。もしこの日、Set1さえ取れていれば天GOD選手の活躍もありチームもストレートで勝てていたはずである。

視聴者は、そして私もどうしても1v1にばかり目が行ってしまい、そこで活躍した選手にかっさいを浴びせてしまう。しかしクラロワリーグのカギはやはり、2v2の安定感にある。

これは去年から今年にかけて変わらぬ、大鉄則なのである。

（BY ponta）