『Ingress』MD高槻番外編!!作文&創作ミッションの魅力を学ぶトークショー

2018-12-31 17:00 投稿

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Ingress Prime(イングレス プライム)

ミッションメダルに新たな価値を生み出すAGたち

『Ingress』といえばレジスタンスとエンライテンド、ふたつの陣営が日夜陣取りをくり返す戦略性の高い位置情報ゲームだ。

本作には両陣営が奪い合うポータルを指定された通りに巡り、ゲーム内メダルを獲得していくスタンプラリー的なミニゲームが存在する。

その中には複数のメダルを特定の順番に並べて1枚のデザインを完成させる通称“メダルアート”と呼ばれるものがあり、本サイトでも何度か取り上げてきた。

そんなメダルアートの完成図に従わず、独自の法則で並べていく尖ったチャレンジがあることを知っているだろうか?

本記事は、2018年12月22日に開催されたミッションディ高槻の中で行われたいわゆる“作文ミッション”と“創作ミッション”、独自のルールで楽しむエージェントが明かしたその魅力を紹介するぞ。

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イベントの見どころ
●文字メダルを組み合わせて文章を作る作文ミッション
●新たなアートを生み出す壮大な創作ミッション

文字メダルを組み合わせて文章を作る作文ミッション

ミッションとはユーザー自身が作成するもので、ルートや攻略手順のほか、獲得するゲーム内メダルのデザインも含まれている。

ここでまず紹介する“作文ミッション”とは、全国に存在する文字が刻まれたメダルを使って独自の文章を生み出してくというもの。

たとえば、“ファミ通App編集部周辺を探索しよう”という6連のミッションがあり、決められた順番に攻略するとゲーム内の実績画面に[フ][ァ][ミ][通][A][pp]とメダルが並んでひとつの文章が完成するとしよう。

これをあえてそのままプレイするのではなく、自分が作りたい文章のために[フ]と[通]に関連するミッションにチャレンジするというわけだ。

その入門編としてこの日紹介されたのが、47文字の文字から成る“いろはにほへと”の1文字1文字がメダルになっているミッション“府中郷土かるた”を使った作文ミッションである。

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▲本来なら47文字を順に並べて”いろはにほへと”を完成させることろだが、登壇したAGは“このやきめしうまいよねえ”と焼き飯の感想を述べる独自の作品を完成させたのだ。

獲得したミッションメダルは左上から順番に右へと押し出されていく。

さらに、同じものを複数獲得できない仕様なので、[フ]をひとつの作文ミッションで使いたいのであれば、全国に点在するであろう未チャレンジの[フ]を探さなければならない。

要するにやればやるほど使える文字メダルが減っていき、ひとつの作文ミッションを完成させるため、ときには海外にまで足を伸ばす必要性も出てくるといわけなのだ。

さて、それを踏まえてこの日登壇したAGが各地を巡って完成させた驚異の作文ミッションをみてもらいたい。

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▲作文ミッションがどんな地域を巡って完成したのかを解説。仕事や家庭の事情で日帰りが多いらしい。どうしてそこまでして? と止めたくなるほどの強行軍に驚きっぱなしだ。

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▲この作文ミッションに挑戦した当時、日本に[ゴ]の文字メダルがなく台湾に行くことを決断。スゲェをくり返すしかできないほど語彙力を失うトークイベントだ。

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▲完成した作文ミッションの下に書かれているのがおもな進軍先だ。某すごろくゲームの移動履歴としか思えないノンストップムーブである。

[ゴ]という文字メダルが国内になければ海外に飛ぶ行動力。カタカナの[タ]を使い果たしたのにどうしても必要なとき、漢字の[夕]で代用するといった柔軟な発想力は到底真似ることができないすばらしいセンスだ。

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▲いっしゅんでも真似しようと思った自分が愚かだったと感じる長距離移動。もはや同じゲームをプレイしていると思えないほど、説得力のある日本地図を使って説明だった。

新たなアートを生み出す壮大な創作ミッション

“創作ミッション”とはふたつの連作ミッションを組み合わせ、ストーリー性のある新たなメダルアートを完成させるもの。

いっけん作文ミッションに似たものを感じるが、前者が文章なら後者はまさにアートといったところだ。

これはもう細かな説明は不要、この日プレゼンに使われたスライドを見れば、そのすばらしさを理解できるだろう。

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▲お台場にあった初代ガンダムと現在設営されているガンダムUC。それぞれ独立したミッションを融合して1枚のアートが誕生した。

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▲葛飾北斎の赤富士とスカイツリーを合わせた創作ミッション。最初からこれが正解だったのではと感じるくらいとても自然だ。

さらに、会津若松(ひらがな)を並び換えて“あついわかづま”を作り、それに飽き足らず上段に“ひる下がりの”を付けて未成年には少々刺激的なものを完成。

しかしこれでも満足できなかったAGは“ハァハァ~(以下略)”から始まる長文を完成させ、官能小説でも始まってしまうのかというような大人向けの作文ミッションを生み出すのだ。

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▲この貪欲で性的な発想には賛否ありそうだが、少年のような想像力が創作はもちろん作文ミッションには欠かせないのだろう。

与えられたままプレイするのではなく、それを素材に新たな作品を生み出すクリエイティブなふたつのチャレンジ。作品を完成させるために豊橋→名古屋→京都→横浜→府中→新宿→山形→新宿→大阪→山形(以下略)っと、ひとつひとつのメダルを求めて各地を巡るのにどれだけの費用がかかっているのか

冷静に考えたら負け、想像するだけでめまいがしてくるが、『Ingress』の魅力を再確認するとてもいい時間を過ごすことができた!!

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▲もはや大喜利状態の作文&創作ミッション。会場からは笑いが絶えず響き、あまりにも壮大なチャレンジにどよめく瞬間も何度かあった。

P.N.深津庵
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対応機種iOS/Android
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メーカーナイアンティック
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