『Ingress』国立競技場で緊急バトル!! 軽い気持ちで呼び掛けたら想定外の結果になったBB戦リポート
2024-07-16 21:25
2018-12-31 17:00 投稿
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Ingress Prime(イングレス プライム)
『Ingress』といえばレジスタンスとエンライテンド、ふたつの陣営が日夜陣取りをくり返す戦略性の高い位置情報ゲームだ。
本作には両陣営が奪い合うポータルを指定された通りに巡り、ゲーム内メダルを獲得していくスタンプラリー的なミニゲームが存在する。
その中には複数のメダルを特定の順番に並べて1枚のデザインを完成させる通称“メダルアート”と呼ばれるものがあり、本サイトでも何度か取り上げてきた。
そんなメダルアートの完成図に従わず、独自の法則で並べていく尖ったチャレンジがあることを知っているだろうか?
本記事は、2018年12月22日に開催されたミッションディ高槻の中で行われたいわゆる“作文ミッション”と“創作ミッション”、独自のルールで楽しむエージェントが明かしたその魅力を紹介するぞ。
イベントの見どころ
●文字メダルを組み合わせて文章を作る作文ミッション
●新たなアートを生み出す壮大な創作ミッション
ミッションとはユーザー自身が作成するもので、ルートや攻略手順のほか、獲得するゲーム内メダルのデザインも含まれている。
ここでまず紹介する“作文ミッション”とは、全国に存在する文字が刻まれたメダルを使って独自の文章を生み出してくというもの。
たとえば、“ファミ通App編集部周辺を探索しよう”という6連のミッションがあり、決められた順番に攻略するとゲーム内の実績画面に[フ][ァ][ミ][通][A][pp]とメダルが並んでひとつの文章が完成するとしよう。
これをあえてそのままプレイするのではなく、自分が作りたい文章のために[フ]と[通]に関連するミッションにチャレンジするというわけだ。
その入門編としてこの日紹介されたのが、47文字の文字から成る“いろはにほへと”の1文字1文字がメダルになっているミッション“府中郷土かるた”を使った作文ミッションである。
獲得したミッションメダルは左上から順番に右へと押し出されていく。
さらに、同じものを複数獲得できない仕様なので、[フ]をひとつの作文ミッションで使いたいのであれば、全国に点在するであろう未チャレンジの[フ]を探さなければならない。
要するにやればやるほど使える文字メダルが減っていき、ひとつの作文ミッションを完成させるため、ときには海外にまで足を伸ばす必要性も出てくるといわけなのだ。
さて、それを踏まえてこの日登壇したAGが各地を巡って完成させた驚異の作文ミッションをみてもらいたい。
[ゴ]という文字メダルが国内になければ海外に飛ぶ行動力。カタカナの[タ]を使い果たしたのにどうしても必要なとき、漢字の[夕]で代用するといった柔軟な発想力は到底真似ることができないすばらしいセンスだ。
“創作ミッション”とはふたつの連作ミッションを組み合わせ、ストーリー性のある新たなメダルアートを完成させるもの。
いっけん作文ミッションに似たものを感じるが、前者が文章なら後者はまさにアートといったところだ。
これはもう細かな説明は不要、この日プレゼンに使われたスライドを見れば、そのすばらしさを理解できるだろう。
さらに、会津若松(ひらがな)を並び換えて“あついわかづま”を作り、それに飽き足らず上段に“ひる下がりの”を付けて未成年には少々刺激的なものを完成。
しかしこれでも満足できなかったAGは“ハァハァ~(以下略)”から始まる長文を完成させ、官能小説でも始まってしまうのかというような大人向けの作文ミッションを生み出すのだ。
与えられたままプレイするのではなく、それを素材に新たな作品を生み出すクリエイティブなふたつのチャレンジ。作品を完成させるために豊橋→名古屋→京都→横浜→府中→新宿→山形→新宿→大阪→山形(以下略)っと、ひとつひとつのメダルを求めて各地を巡るのにどれだけの費用がかかっているのか。
冷静に考えたら負け、想像するだけでめまいがしてくるが、『Ingress』の魅力を再確認するとてもいい時間を過ごすことができた!!
P.N.深津庵
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対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | その他 |
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メーカー | ナイアンティック |
配信日 | 配信中 |
コピーライト | (c) 2014 Niantic Inc. |
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