『Ingress』国立競技場で緊急バトル!! 軽い気持ちで呼び掛けたら想定外の結果になったBB戦リポート
2024-07-16 21:25
2018-12-06 18:11 投稿
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Ingress Prime(イングレス プライム)
ナイアンティックが開発運営する位置情報ゲーム『Ingress』が『Ingress Prime』へと生まれ変わって1ヵ月。アニメ版の放送も始まり、エージェント(以下、AG)の増加とさらなる活性化が期待される中、新規AGの育成と交流を目的としたイベント、ファーストサタディ(以下、FS)が12月1日に東京や大阪、福井で開催された。
FSに参加することで得られる実績メダルの実装後初となるこのイベントが、どんなものなのか。
八王子子安市民センターを中心に行われたFSの様子を深津庵がお届けする。
毎月第1土曜日に開催されることからFSと呼ばれているこのイベントは、エージェント主導で行われる地域密着型の新人育成を目的としたもの。
筆者が参加した八王子FSは駅の南口から約10分の距離にある八王子市子安市民センターを起点に、新規AGに『Ingress』の魅力を伝えつつ、市内最古の公園であり市の中心に位置する富士森公園を目指すという内容だ。
FSとは新規AGの育成がメインだが、同日各国で開催されている地域ごとのスコアを競う要素も含まれている。
そのポイントは大きく分けて3つ、参加者が稼いだAP(経験値)と上がったレベル、歩いた距離の総数だ。
先輩AGたちは新規AGに本作の醍醐味であり多くのAPを稼げる陣取りの仕組みや効果的な立ち回りを教えつつ、いっしょに開催地を探索しようというわけなのである。
3つのポイントを計測する時間帯は定められており、今回参加した八王子FSでは10時30分から12時30分までが計測時間に設定。最終目的地である富士森公園までのルートは各グループに一任されていたようだ。
同行したグループはポータルが多い八王子駅前に向かい、交番が目と鼻の先というポジションでしばらくプレイ。ジッと見守るおまわりさんに一同は、「レアなポケモンに集まるトレーナーだと思っているんだろうね」という話題で盛り上がった。
12月とは思えないほどポカポカ陽気だった当日はまさにFS日和。浅間神社の周辺を元気に走り回る子どもたちが「ポケモンかなぁ?」と小声で、親御さんが「聞いてごらん」と背中を押す光景がみられた。
声をかけてくれればお答えしたかったのだけど、ヒゲのおじさんが相手では不安だったのか元気よく駆け抜けていったのがこの日のハイライト。
なお、イベント終了後に公開された情報によると八王子FSに参加したエージェントはレジスタンス89名、エンライテンド95名の計184名だったようだ。
また、稼いだAP(経験値)の総数は17,775,764で、上がった全員のレベルを合わせると28アップ、みんな合わせて734キロも歩いたという。
文章にまとめると小難しく感じる『Ingress』だが、直接面と向かって説明すればびっくりするほどわかりやすい。
陣営間で本気の陣取りを行うもよし。観光ガイドにも役立つミッションを楽しみながら各地を探索するのもオススメ。いろいろな遊びかたがあるのが『Ingress』の魅力であり、FSの重要性を再確認することができた。
1度はダウンロードしたが理解できず諦めてしまった人。ハードルが高そうだと感じている人も、ぜひ、今後加速化するであろうFS情報をチェック&参加してもらいたい!!
専用の実績メダルが設定されてから初の実施となった八王子FSは、開催することをアナウンスした当初、地元で活動するAGでかつレベル15以下と参加ルールを定めていた。
しかし、その後ナイアンティックからレギュレーションに関する定義が示され、地域やレベルを問わず参加可能とするなど対応に追われることとなる。
今回の八王子FSを中心に立って動かしたのはOptyMaxさん、tomumaruさん、Larimarさんの3人。11月15日にOptyMaxさんが呼びかけたことから始まった。
そこに西東京エリアで2014年当時からFSに関わってきたtomumaruさん、さらにLarimarさんが加わり、地域内の交流を深めたいというテーマからこのFSが動き出す。
“誰でも気軽に開催できる地元密着の小規模なイベント”
そのモデルケースとして全国に広がればと考えていたのだが、実績メダルの登場に伴い対象地域外からも多くのAGから参加したいという声があがる。
その後、ナイアンティックがメダル要件として、“参加するための制限を設けてはいけない”というレギュレーションを提示。
公式登録を済ませてしまっていた八王子メンバーは、受付会場でもあった子安市民センターおよび交流場所である富士森公園を変更できないまま地域および人数制限を解除。当初と変わらず少数のスタッフで対応することになったという。
やはり、大きな問題になってしまったのはFSに関する実績メダルの実装だ。
SNS上では地域限定にしたことへの不満が少なからずあり、筆者自身も地域限定というアナウンスを受けて当初は取材を断念した。
今後、間違いなくFS(毎月第1土曜日)は活性化していく。
地域によっていろいろな仕掛けが生まれるだろうが、参加を希望する先輩AGたちはぜひ、主催者の想い(ルール)に従い、新規AGの育成と主催者のサポートを積極的に行ってほしい!!
八王子FSが終了から約1時間後、筆者は高尾山口駅に降り立つ。
せっかく訪れた八王子、何かAGらしいことをして帰りたいという想いから、高尾山を舞台に楽しめる全6種あるミッション“天狗の仕業”に挑戦することを決めていたのだ。
全6種のうちふたつは高尾駅から高尾山口駅までを歩くもの。残る4つが高尾山口駅から頂上の手前、高尾山薬王院有喜寺を目指すルート。
リフトやケーブルカーを使うこともできるので、登山の経験があまりない人でも身支度さえ整えておけば安心だ。
ちなみに、FSを含めて約20キロも歩いたのだが筋肉痛にもならず、俺ってまだまだイケるじゃんと有頂天。ご機嫌なのだがひとつ気になっていることがある。
それは、コルセットを持参するほどギックリ腰がひどい状態でFSと高尾山に挑んだのだが、八王子駅についた途端、難なく歩けるほどに回復したことだ。
これってもしかしてパワースポットである高尾山を訪れた効果!?
ま・さ・に、天狗の仕業!!(いやマジで)
誰もが知る高尾山なので深掘りはしないが、何度訪れてもこの山は見どころが満載。ミッションに指定されているポータルを巡れば、まだまだ新たな発見を楽しめるだろう。
次回、訪れるときはたった1個なのに所要時間が2時間半、山頂を目指す“高尾山Portaling登山”というミッションに挑戦したい!!
P.N.深津庵(撮影協力:あしたづひむ)
※深津庵のTwitterはこちら
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | その他 |
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メーカー | ナイアンティック |
配信日 | 配信中 |
コピーライト | (c) 2014 Niantic Inc. |
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