『D2メガテン』デビルバスター極 アシェラト戦攻略・前編/ギミック解説
2020-04-02 17:06
2018-10-09 18:20 投稿
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D×2 真・女神転生 リベレーション
セガゲームスより好評配信中の『D×2 真・女神転生 リベレーション』。この記事では、効果が体感しやすくなったスキル”ラクカジャ”と”スクカジャ”について検証していくぞ。非常に有用なスキルに生まれ変わったと言われる両者。どの程度の効果があるのだろうか。
ラクカジャ・スクカジャ検証のポイント
・ラクカジャを検証
・スクカジャを検証
・ビルドの概念がかわる
・通常攻撃と会心攻撃
ラクカジャは防御力を20%アップさせるスキルだ。
しかしここで疑問が生じる。効果がみえやすくなったと言われるラクカジャであるが、”3ターンのあいだ、味方全体の防御力を20%増加させる”という説明文は変わっていないのだ。
スキルの説明が変わっていないのに結果が変わるというのはどういうことなのか? 実際にどの程度ダメージが軽減されるのかみていくことにしよう。
攻撃側はマーラ。
物理攻撃:1539
物理ブースタなどは積んでいない。会心は除外、タルカジャは無効とする。
防御側はスルト。
物理防御:711
物理弱点も耐性もなしだ。
アタックの理論上のダメージは473。
100回ほど叩いてみるとダメージの平均は472.05となり、ほぼ理論値を確認することができた。
ラクカジャの効果が防御力を20%増加させるものだとすると、スルトの物理防御は853になるので、同条件でのダメージの理論値は445だ。
スルト側にスフィンクスを入れ、ラクカオートをかけて検証。
同じく100回叩いてみるとダメージの平均値はなんと378.87。すなわちダメージが20%減少していることになる。
つまり結論としてはこう。
計算式の変更に伴い“味方全体の受けるダメージを約20%減少させる効果”になっているようだ。
これまでは表示の通り、防御力が20%増加していたが、防御力の指す対象が変わり、実際は受けるダメージが20%減少しているということのようだ。
当然デバフであるラクンダも同様の計算であると推測されるので、その効果は非常に大きい。
20%となればスキルレベルでのダメージアップ補正もほぼ相殺される数値となるので、侮れない効果といえるだろう。
※余談
今回の検証で副産物的にわかったことであるが、ダメージのブレは基準値から+-約5%となっていた。相手の攻撃力を想定して、厳密に防御力やHPを調整する場合は、被ダメージを+5%で想定するといいかも知れない。
”3ターンのあいだ、味方全体の回避と命中を20%増加させる”スクカジャ。回避と命中は”速”と”運”のパラメーターに依存しているので、一概に検証できないのが難しいところだ。
ここで紹介するのは同条件下における命中率の検証となる。あくまでも”この条件に限った”なかでの検証になってしまうが、命中率にどの程度相違が出るかみていくことにする。
攻撃で使用するのは同じくマーラ。命中率は28%だ。あまり命中しすぎると検証にならないため、マーラがアウラゲート深層でティタノマキアを稀に外す程度の設定にしている。
防御側は烙印やスキルによる回避率の合計が68%のスザクだ。烙印で48%、さらに”見切りの烙印”のセット効果10%とスキルに”見切り”を継承し回避率をさらに10%上乗せしている。
検証にはアタックを使用する。
まずはスクカジャなしのアタックを100回。
成功:36回
ミス:64回
命中率:36%
最高連続成功回数:4回
最高連続ミス回数:10回
つぎにチュパカブラを入れて、スクカオートをかけてのアタック100回。
成功:57回
ミス:43回
命中率:57%
最高連続成功回数:4回
最高連続ミス回数:5回
その差21%。今回は試行回数が少ないため、絶対的な確率の検証にはならないが、ラクカジャの例を考えると最終的な命中率がかなり補正されているという印象を受ける。
では最後にこちらにスクカジャ、相手にスクンダをかけてアタック100回。いわゆる”スクスク”状態だ。
チュパカブラとヤタガラスを入れてスクカオート、スクンダオートをかけている。
成功:70回
ミス:30回
命中率:70%
最高連続成功回数:9回
最高連続ミス回数:3回
命中率はついに70%へ。フラットな状態と比べるとじつに倍近い命中率となっている。再度の確認になるが、今回は試行回数が少ないため、正確な数値が出ているとは言いきれない。
あくまでも”はっきりと目にみえる効果がでている”ということがわかっていただければ幸いだ。
このスクンダ、スクカジャの変化は、とくにデュエルでは要注意。自身がスクンダ、相手がスクカジャ状態(またはどちらか片方)のときに半プレスで魔型の悪魔にターンが回ってきた場合、これまでアタックを外したことがない場合でも今後はパスが無難。大きく命中率、回避率が変動しているので油断は禁物だ。
詳細な計算式などはいまのところ不明だが、バフ・デバフが非常に有用になったということはわかった。とくにオート系のスキルであれば実質烙印で防御力や命中率・回避率を大きく盛っているのと同意になるため、非常にビルドの幅が広がったといえるのではないだろうか。たとえばスクカオートにより全員に”千発千中”を持たせたのに匹敵する状態を作れると仮定するのであれば、多少命中率が甘くてもOKということになるし、それを踏まえて攻撃力に振ることも可能だ。
とくに自身の役割とマッチしたオート系スキル持ちの悪魔は有用で、スクンダオート持ちのヤタガラスやスクカオート持ちの異能ヘルズエンジェルなどは頭ひとつ抜けた印象だ。
さらに回避に特化するのであれば、今回も使用したチュパカブラは非常に高い速と運を持ちながら、回避率が20%アップする”ステルス”を標準装備(さらに食いしばり付き)。スクカオートをばら撒いて、まったく火力は出せないながらも場をひっかき回す悪魔として磨きがかかっている。
意外なところでいうと、素体のアマテラスがスクカオートを持っていて、”天孫降臨”を撃てない状況でも物理をけん制することができる。
先制攻撃にぴったりのラクンダオートを持つガルーダはもちろんのこと、バロンダンスやラスタキャンディも強力。
バフ・デバフは戦力として十分換算できるだけの性能を発揮するので、この機会に1度悪魔の組み合わせ、ビルドを見直してみてはいかがだろうか。
今回の検証からは話がそれるが、最後に物理攻撃スキルについてひとつ。
物理攻撃スキルには通常攻撃と会心率が優遇されている会心攻撃の2種類があるのはご存知の通りだろう。
通常攻撃は当たりやすく、会心攻撃は当たりにくいというのはなんとなく体感しているかも知れない。
命中率の計算法については明らかになっていないが、表に出していないものも含めてさまざまな検証を行うなかで、通常攻撃や会心攻撃、さらには単体、全体攻撃、ランダム攻撃それぞれ個別に命中率が設定されているというのが攻略班としての見解だ。ある程度の決まった傾向(単体攻撃より全体攻撃のほうが命中率が低い等)はあるようだが、スキル毎に細かい設定がなされていると思われる。
もちろんあとから命中率が補正されたグングニルの例があるので固有スキルもそれぞれ個別に設定されているとみて間違いないだろう。
会心率についても同様で、それぞれに異なった数値が設定されていると予想される。
すべての物理攻撃に命中率と会心率が乗っていて、たとえば冥界破はティタノマキアよりも当たりやすいが会心が出にくく、ティタノマキアは冥界破よりも当たりにくいが会心が出やすいというのが基本のバランスだ。
また冥界破とティタノマキアの例で言うと、検証を行うなかでLv.6のティタノマキアは冥界破よりも当たりやすいと感じていて、レベルアップの命中率16%の増加で冥界破の命中率を追い越している可能性があるとみている。
もともと全体攻撃や会心攻撃が当たりにくくなっているとすれば、スキルのレベルあげがいかに重要かわかるのではないだろうか。ヒートウェイブなどを継承する際は、少しこの話しを思い出してみてもらいたい。
現状あくまでも攻略班独自の見解、推測になってしまうが、さらに検証が進み確証が得られたら、記事でご報告するつもりだ。
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | RPG |
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メーカー | セガ |
公式サイト | http://d2-megaten-l.sega.jp/ |
公式Twitter | https://twitter.com/d2megaten |
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