超熱狂の観客に名勝負が多数くり広げられた
スマートフォン向けシューティング『ゴシックは魔法乙女』（以下、『ごまおつ』）のリアルスコアアタック大会が、2017年12月16日、神奈川県川崎市タイトーステーション溝の口点3階“ARCADE LIVE BAR MEGARAGE”（以下、メガレイジ）で開催された。
◆第1回リアルスコア大会概要
・通常ステージカテゴリー
・越えろ！シューティング部
・激難ステージカテゴリー
・物販や展示もあったよ！
『ごまおつ』初のリアルイベントでの大会ということだったが、開けてみたら大会の様子を見るのも精一杯なほどの大盛況。内容もドラマティックかつ素晴らしいイベントだったこの大会を、YouTubeの『ごまおつ』動画にも出演しているケンちゃんが、写真とともに振り返ってみよう。
▲タイトーステーション溝の口にあるアーケードライブBAR“メガレイジ”。ここではさまざまなイベントが開催されている。
▲MCはファミ通Appでおなじみのぼーりー。解説は『ごまおつ』制作総指揮IKD氏、そしてスコアアタックコラムを執筆するヒロ。
通常ステージカテゴリー
初のリアルイベントでの大会ということで、独特の緊張感に包まれていた本イベント。まずひとつめの部門は通常ステージカテゴリー。名前通り、『ごまおつ』のストーリーにあるステージでスコアを競うトーナメントマッチで1vs1でどちらのスコアが上かを競うシンプルな勝ち抜き戦だ。
プルメリアの願い、ロザリーの決意など、ストーリーでも難易度が高いステージが選ばれており、上級者同士のバトルは息詰まるものばかりだった。
▲プレイは生放送で配信。いつもとは違う環境、そして注目度でプレイヤーの方々はかなり緊張の面持ち。
▲脅威のプレイングを見せたときは会場内からも歓声が！ リアルイベントならではの光景。
▲敗北したプレイヤーには天使の輪っかを贈呈。このような粋な計らいも。
トーナメント決勝戦はサマイゴンvsヒュフトで、ステージは「力を合わせて（hard）」。そして、場内がふたりのプレイを目に焼き付けようと見守る中、この熱戦を制したのはサマイゴン。見事第1回リアルスコア大会通常ステージカテゴリー優勝の栄冠を手にした。
▲通常ステージカテゴリーとはいえ、ものすごい弾幕！少しでもブレたら被弾という緊張感の中、素晴らしいプレイを見せる。
▲ステージをクリアーした瞬間、全身で歓喜を表現するサマイゴン。その落差がただならぬ集中力をうかがわせてくれた。
▲3位まで入賞したプレイヤーには月桂樹の冠と限定Tシャツ。優勝のサマイゴンにはさらにクリスタルの優勝盾が贈呈された。
越えろ！シューティング部
続いて開催されたのは、ファミ通AppのYoutubeでも登場しているディオール魔法学園シューティング部との対決企画。
この日参加していたエリオ役：高木美佑、チコ役：星守紗凪、カレン役：田中音緒、ルベリス役：皆川あずさのシューティング部4名と向かい合って直接対戦できるとあって、参加希望者もかなりの人数がいた模様。
▲ステージ上で対戦！ シューティング部の面々は上級者相手に見事なプレイを見せてくれた。
高木美佑の大逆転勝利などドラマティックな展開もあり、ほかのカテゴリーに負けない盛り上がりを見せていたぞ。
▲皆川あずさはいつものティッシュで指のすべりを向上させる作戦。こんな細かいこだわりからもやりこみがうかがえる。
▲シューティング歴長い高木美佑はさすがの腕前。序盤、相手にリードされていたものの驚異の集中力を見せつけて逆転！
激難ステージカテゴリー
そしてメインイベントとして開催されたのが、激難ステージカテゴリー。このカテゴリーは事前にゲーム内でもプレイできた予選ステージで選ばれた16名のプレイヤー同士で競うもので、ステージごとにスコアが高い順に付与されるポイントの合計が最も高いプレイヤーが優勝というルールだ。
ステージはカオスウイング、ランサー、パイルバンカー、DDPレーザーの各ショットで競う全4戦。激難の名前に偽りなく、トッププレイヤーたちも撃墜される姿が何度もステージに映し出されていた。
▲各ステージ1位が16pt、2位が15pt……と順位によってptが配分される。4ステージの合計点数で争われる。
▲ステージ途中で倒れてしまうと大きくトップ争いから後退。しかし、攻めないとスコアは稼げないというジレンマにプレイヤーたちの緊張感はMAX。
▲各プレイヤーのポイントはグラフで表示。自分が何位にいるかで攻めor守りのプレイングを切り替えられる。
▲ラウンド2まで首位に立っていたkoz。配信台のラウンド3：パイルバンカーでまさかの撃沈。こんな展開も大会ならでは。
▲配信台でステージクリアしたプレイヤーには惜しみない拍手が送られていた。
そんな、シューティングのスコアアタック大会という初体験かつ独特のムードのなかで優勝したのはkoz。一度ラウンド3のパイルバンカーでつまづいてからの復活は、間違いなく精神力とプレイングスキルの高さによるものだろう。
さらに優勝者のkozはエキシビジョンマッチとして、突如公開された激難ステージカテゴリー:カオスウイングの難易度deathをプレイ。1回被弾してしまったものの、スキルをうまく使って挽回し、1回目のプレイで見事クリアーした。
▲優勝者kozには月桂樹の冠に加えてクリスタルの優勝盾がIKD氏から贈呈。2位、3位にも限定Tシャツが送られたぞ。
▲配信台で激難カオスウイングdeathをプレイ。数時間後に配信されるステージをいち早くクリアーしてくれた。
緊張感とスキルにあふれた素晴らしい大会
3カテゴリーの大会、物販、アーケードコーナーなどが開催された、『ごまおつ』リアルスコア大会。一部始終拝見したが、プレイヤーたちの情熱、それに呼応するような観客たちの歓声とすばらしい大会だったことは間違いないだろう。
大会内容だけでなく、その場で初めて出会った『ごまおつ』プレイヤー同士が交流し、会話しているシーンにも感動。このように競うだけでない交流もはかられていたため、まさに初のリアルスコア大会イベントとして、プレイヤーにとって十分役割を果たせたようにも見受けられた。
▲エンディングトークでは挨拶以外に衝撃のコラボが発表。その内容はバンダイナムコゲームスコラボ第2弾で、対象タイトルは『ドルアーガの塔』、『スターラスター』、『ワルキューレの冒険』の3つ。
イベント終了前のトークでも触れていたが、『ごまおつ』を運営するケイブは今後もこのような大会を開いていきたいという意欲を見せていた。「リアルイベントまではちょっと……」というプレイヤーたちも、今後開催された際にはぜひ参加してみてはいかがだろうか。
ふだんプレイしているゲームのコアな側面や、情熱を賭けているプレイヤーの姿を見ることでよりそのタイトルが好きになるはずだ。
▲参加者たちは呼びかけに対してものすごくいい表情で集合写真を撮影させてくれた。満足度が高かったイベントゆえ、みんな笑顔なのだ。
おまけ：物販その他ステージ
前述の通り、ステージイベント以外でもさまざまなコーナーが展開されていた。その様子を写真で振り返ってみよう。
▲過去アーケードシューティングのコーナーも。
▲らしい奇抜な企画のグッズが多数。なかでも目を引いたのはこれ。
▲ロザリーのフィギュアの展示も。お美しい。
▲等身大パネルと添い寝できる撮影スポットやIKD像との記念撮影も。『ごまおつ』ファンはこのような企画にも積極的に参加、楽しんでいたぞ。
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全ショットの評価
▲ステージ途中で倒れてしまうと大きくトップ争いから後退。しかし、攻めないとスコアは稼げないというジレンマにプレイヤーたちの緊張感はMAX。
