モンスターストライク攻略まとめ
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【モンスト】XFLAG スタジオが考えるエンタメとは? 木村氏と多留氏が基調講演で企業経営について語る

2017-10-30 23:55 更新

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モンスターストライク

『モンスターストライク』はバーベキューから誕生!?

2017年10月27日、ミクシィ主催の学生向けイベント“mixi GROUP Executive Talk Live #2”が開催され、2回目となる今回は、『モンスト』の生みの親である木村こうき氏と、『モンスト』の全部門を統括する多留幸祐氏が登壇。

「モンスターストライクの生みの親が目指す“真のエンターテインメント”」のテーマのもと、ふたりの講演が行われた。

モンストトーク01
mixi GROUP Executive Talk Liveは、ミクシィグループの経営陣が登壇し、経営者の目線から企業経営や事業創造について語る、学生向けイベント。第1回は10月13日に実施され、ミクシィ取締役の荻野泰弘氏が登壇した。

木村こうき氏:ミクシィ取締役兼、XFLAG スタジオ総監督

モンストトーク02

多留幸祐氏:ミクシィ取締役兼、『モンスターストライク』プロデューサー

モンストトーク03

なぜ『モンスト』が生み出せたのか?

今回の基調講演は、XFLAG スタジオの紹介からスタート。木村氏は「ゲームを作ることよりも、友だちや家族と集まってワイワイ楽しめるエンターテインメントを届けることがXFLAG スタジオが掲げている大きなミッション」と語り、そのミッションは簡単な言葉で現すと“バーべキュー”であるとコメント。

バーベキューはみんなで熱い火を囲んでおいしい食事をしながらワイワイ騒いで楽しむことが目的であるが、XFLAG スタジオもそのバーベキューのように、みんなが楽しむような空間を作り出すことを第一に考え、さまざまな施策を展開しているという。また、BBQの文字がXFLAGのロゴに加えられているのも、その理由からと語られた。

XFLAGロゴ

そして『モンスト』がスマホゲームでありながら、みんなで集まってワイワイ楽しめるゲームであったり、『モンストアニメ』では中学生4人が集まって強敵に挑むといった友情の物語が描かれているのも、このバーベキューのコンセプトから。グッズを販売するショップに、みんなで遊べる空間を設けるといった工夫をしているのも同じ理由からだという。

モンストトーク04

『モンスト』が長くトレンドになるための施策

続いて基調講演は多留氏にマイクが渡り、『モンスト』のトレンドが継続する施策について語られた。同氏は、その理由のひとつにマルチプレイが関連するという。

『モンスト』でクエストに挑む場合、ひとりで遊ぶと3体のモンスターを準備しておく必要があるが、4人でマルチプレイを遊べば、モンスターを1体ずつ持ち合うだけでいい。スタミナに関してはホストのみが消費するので、同じスタミナ量で参加人数分のプレイが可能。さらに、報酬では複数で遊んだほうがお得になる要素もある。そういった理由からマルチプレイを遊ぶユーザーによって『モンスト』が広がっていくわけだ。

ただし、それを継続させるには、マルチプレイをしやすいキッカケや仕掛けを作るのが重要であるとコメント。たとえば、顔合わせボーナスでオーブがもらえる仕組みは、いろいろな人と気軽にマルチプレイをしてもらうための施策だという。

 
モンストーク07

そして、トレンドを続けるためには、過去に『モンスト』を遊んでいたプレイヤーを再度取り込むことも重要という。そのため、復帰者が友だちから誘われた場合でも気軽に再開できるように、“なるべくシンプルなアクションゲームがそのまま継続して遊べる”を、心がけて運営していることなどが語られた。

また、XFLAG スタジオでは、売り上げについての考えが他社とは異なっており、売り上げが下がったときは、ユーザーの『モンスト』熱が下がっているからという考えから、ユーザーの熱量を上げる施策を展開するという。

そのひとつとして話題作りにも力を入れ、コラボを展開するときはツイートを使ったミッションを設け、多くのユーザーが目にするような仕掛けを実施。2016年12月に劇場版を公開したときは、人だかりを見た一般の人が「『モンスト』すごいな、流行っているな」と感じてもらうために、映画館で特別な無料ガチャが引ける施策などを実施したという。さらに『モンスト』とは関係のない“十二支再競争”といったリアルイベントも展開。とにかく新しいことで話題となりやすい施策に取り組み、それをゲームをキッカケにした総合メディアミックスにすることによってトレンドが長く続いていることも語られた。

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XFLAG スタジオが考えるゲーム戦略

続いて話題は“XFLAGのモンスト戦略”へ。木村氏は、わかりやすく伝えるために、参考図書や他社の戦略を例にしながら解説。

木村氏が挙げた図書によると、“売上からコストを引いたものが企業の利益”で、利益を上げるには、コストを下げる手段を取るか、コストではなくユーザーがよろこんでお金を払えるものを提供して売上を上げるかのどちらかになるとのこと。

モンストトーク08

後者の場合、同じような企業の中で圧倒的な差別化が必要になるが、その例として有名コーヒーショップの戦略を紹介。その企業は、フードを充実させてランチを楽しむ人を獲得するのではなく、お客が落ち着いて食後のコーヒーを楽しめるような空間を提供するなどで人気を得ている。

XFLAG スタジオの戦略もそれに近く、ゲームメーカーで競争するさいに、“おもしろいゲームを作る”のではなく“みんなでワイワイ楽しむ場を作る”を重視。つまり、XFLAG スタジオの大きなミッション“バーベキュー”の施策によって、いまの地位に登りつめていることが語られた。

 
モンストーク09

その後、木村氏よりXFLAG スタジオが大切にしている概念が発表され、ユーザーサプライズファースト(お客の驚きを優先させること)を第一優先であることが語られた。ユーザーは二の次になるが、お客の声を鵜呑みにしたのではエンターテインメントがつまらないものになってしまうため、『モンスト』ではユーザーに驚きを提供したいという考えを優先し、つねにお客を満足させることにチャンジしているとのこと。

木村氏と多留氏のクロストークを実施

講演のプログラムには、木村氏と多留氏のクロストークの場も設けられており、“ミクシィにはどんな人がいるのか”、“新卒入社社員にさせていること”といったテーマのもと、冗談交じりのトークが展開。最後に参加ユーザーからの質疑応答が行われ、本イベントは終了した。

モンストーク10

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ジャンルアクション
メーカーMIXI
公式サイトhttps://www.monster-strike.com/
公式Twitterhttps://twitter.com/monst_mixi
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