LINE×サイバーエージェントの新作RPG『潜空のレコンキスタ』先行プレイで感じられた本気度

2016-10-13 10:00 投稿

期待のRPG『潜空のレコンキスタ』の正体に迫る!

『LINE 潜空のレコンキスタ』は、サイバーエージェントとLINEとの協業タイトル第1弾として注目を集めている新作RPG。事前登録者数はすでに50万を突破し、破竹の勢いを見せている。

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豪華な特典がもらえる事前登録はまだまだ受付中なので、ぜひチェックしてほしい。

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本記事では、先日行われたメディア先行体験会で判明した本作の概要及び、プレイリポートを5つの見どころに分けてお届けする。

“潜空”と“レコンキスタ”が意味する世界

本作の舞台となるのは、“ファランティス”と呼ばれる世界。この世界は、広大な大陸とそれを囲む広大な海でのみ、形作られているものと思われてきた。しかしある日、人類に知られることのなかった、もうひとつの世界があったことが明らかになる。

それも、海の下に。

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人類が生活していた陸地を囲む海の下には、またもうひとつの“空”が存在し、さらにその下には、未開の大地が広がっていた。人類は「新たな領地が手に入る」と、息巻いて海を降り、空を潜り、新世界を目指す。

だが、未開の大地には魔族と呼ばれる異形の者たちがはびこっていた……。

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これが、本作の世界観。この内容を知るだけで、かなり壮大なストーリーになることが予想される。

タイトルにある“潜空”とは、その名の通り“空を潜る”ことを示し、“レコンキスタ”とは“再征服運動”という意味を持つ。つまり、主人公たちは征服者となって新世界を旅することになるのだ。

正直、この説明を受けたときに「いいのか? 主人公たち、めっちゃ悪者じゃん!」と感じたが、どうやらそれらの背景も、ストーリーでしっかりと描かれるらしい。うーん、気になる!

ちなみに、世界観設定を担当しているのは、数多くのドラマや映画でも脚本を手掛ける渡辺雄介氏。また、キャラクターデザインの協力・監修には、には、各方面で活躍を続けるコザキユースケ氏が担当している。

ここで、登場キャラクターたちも紹介しておこう。

・エッジ

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▲大将軍になることを夢見て旅立った少年。しかし、体躯が小さいことを理由に兵士としては雇ってもらえず、悩んでいたところをサイラスに拾われ、ともに旅立つことになる。

・サイラス

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▲由緒正しき貴族だったが、とある陰謀に巻き込まれて没落貴族に。家の再興を目指すため、大降海を決意。なかなかの切れ者で、仲間を引っ張っていくリーダーシップも併せ持っている。

・ソニア

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▲サイラスの妹。お兄ちゃん大好きっ子で、愛らしい表情を見せる。まじめで優しい性格からか、旅のメンバーの中ではツッコミ役に回ることが多い。

・ミランダ

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▲謎多き魔法使い。サイラスと同様に大降海に臨むには大きな理由を持っているようだが、それすらも謎。性格は勝ち気で強気。物語の2章では、彼女の謎に触れるシーンもあるとか。

一辺倒にならないバトルシステム

さて、ここからは気になるゲームシステムに肉迫! 本作のバトルシステムは、ターン制コマンドバトルが採用されている。とはいえ、シンプルに“攻撃”、“防御”、“魔法”といったコマンドを選ぶものではなく、デッキに入れたカードをコマンドのように扱っていくスタイルだ。

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カードにはそれぞれコストや特性、属性があり、これをうまく連携させていくのがバトルの肝となる。ちなみに、このコストというのは、デッキに組み込むためのコストではなく、バトルでコマンドとして選択するのに消費するコスト。

このコストに関しては、オーソドックスなトレーディングカードゲームのシステムを想像してもらうとわかりやすいだろう。ターンが進むに連れてコスト上限が増えていき、高いコストのカードを出せるようになったり、低コストのカードをたくさん出せるようになるという、TCGユーザーにはおなじみのシステムだ。

つまり、“バトル序盤から一気に強力なカードをぶっ放して一気に決着!”という簡単なバトルにはなりにくいようになっているのだ。

ただ、これに当てはまらない可能性を秘めた“SPスキル”も存在。これは、ジョブ(詳細は後述)ごとに習得していく特殊技で、なかには低コストでかなりの効果を発揮するものもある。

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また、SPスキルはほかのバトルメンバーとタイミングを合わせて発動させると“チェイン”が発動! 一気に大ダメージを与えるチャンスになるので、ムダ撃ちは避け、しっかり連携を取って発動していきたい。

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▲ちなみに、SPスキルに限らず通常のカードでも“チェイン”は可能だ。

他プレイヤーとの“連携”がカギ

このゲームでは、とにかく“連携”が大事。というのも、本作のバトルで操作できるのは、あくまでもプレイヤーキャラクターのみ。バトル自体は4人で協力して戦うが、操作できるのはひとりだけだ。

ほかのキャラクターは、NPCもしくは他プレイヤーの操作によって行動していくことになる。だからこそ、連携が必要なのだ。

では、どのように連携していくのか? 本作には、意思疎通をしやすいようにチャットシステムが搭載されている。

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ゲームに慣れないうちは、この文字やエモートによる意思疎通で連携を重ねていくといいだろう。

意思疎通を図る術は、ほかにもある。バトル中、味方が出そうとしているカードが各キャラクターの横に表示されるのだが、じつはこれを確認するだけでもパーティーの行動が読み取れる。

表示されているカードを長押しすれば、回復しようとしているのか、守ろうとしているのか、攻めようとしているのか、妨害しようとしているのかといった行動の推測はもちろん、出そうとしているカードの属性から誰を狙おうとしているのかまで予測ができるのだ。

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カードとカードで通じ合い、無言の連携をビシッ決めたときには、きっと想像以上の快感が待っているに違いない!

キャラクターごとに用意されたジョブ

前述した通り、本作には4人のキャラクターが登場する。彼らはそれぞれにジョブを持ち、それに応じた役割を担うことになる。

物理攻撃役のエッジ、魔法攻撃役のミランダ、回復役のソニア、サポート役のサイラス。大雑把にまとめるとこのような感じだ。

彼らは最初からひとつの職に就いているが、それをマスターすると基礎ステータスが上昇し、上位のジョブに就けるようになるという。またアプリリリースの時点で、上位ジョブは各ジョブごとに2タイプずつ用意されており、どちらのジョブを選ぶかによって習得するSPスキルが変わってくるという。

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ジョブは条件さえ満たせば、いつでも変更できるので、どんどんジョブをマスターしていくといいようだ。

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ちなみに、各ジョブの細かい特性までは確認できず。これに関しては続報及び、実際のプレイの中で自分の目で確かめてみてほしい。

思わずヒートアップするPvP

体験会の最後に、気になる対人戦“4vs4バトル”も試すことができたが、戦略そのものが勝敗を左右する奥深いPvPとなっていた。

基本的なシステムは通常のバトルと同じだが、相手がプレイヤーになるというだけで、そこに大きな差が生まれる。

“4vs4バトル”でポイントとなるのが“属性”。プレイヤーキャラクターの属性は定まっておらず、最後に出したカードの属性になるというのが本作のシステム。敵の属性は一定だったが、プレイヤーの属性はコロコロと変わっていくのだ。

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そして、相手が出してくるカードがこちらにも見えているのもポイント。“4vs4バトル”は基本的に先攻後攻が入れ替わる仕組みになっており、先攻が先に出すカードを決め、後攻がそれを見て行動を決めるという流れになる。

先攻後攻はターンごとに入れ替わっていくのだが、相手のカードが見えるという要素と、属性が入れ替わるという要素が生み出す読み合いは、かなり熱い! そこにさらにチャットでの連携も生まれるわけで、ヒートアップしないわけがない!

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相手が出す予定のカードを見て、たとえば「敵は全力でこちらのヒーラーを潰そうとしているはず。ヒーラーを守りつつ、手薄になっているあちらのヒーラーを叩こう!」、「攻撃力の高いファイターを集中攻撃して、パーティーの戦力を一気に下げよう」といったように、とにかく読み合い、せめぎ合いのくり返しになる。

PvPでは先にメンバーふたりを倒されてしまった側が負けになるので、味方を守ることが非常に大切。ズバ抜けて強い人がひとりメンバーにいたとして、その人がいかに猛攻を仕掛けようとも、まわりが倒されてしまったらそれでおしまいだ。

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どう味方を守り、どう行動をしていくか、この読み合いが生む熱量は、実際にプレイして味わってみてほしい。

今回は4人対4人で、実際に顔をつきあわせて連携を取りながらプレイしたが、大いに盛り上がった。きっと自身が育てたキャラクターで戦ったら、よりいっそうのめり込めるだろう。

徹底的にユーザーに楽しんでもらいたいという本気度が感じられた『LINE 潜空のレコンキスタ』。ちなみに本作は、2016年10月下旬リリース予定。配信直後から遊びたい人は、いまのうちに事前登録をしておくといいぞ!

【『LINE 潜空のレコンキスタ』事前登録】

LINE 潜空のレコンキスタ

ジャンル
RPG
メーカー
LINE
公式サイト
https://reconquista.game.line.me/
配信日
2016年10月下旬配信予定
価格
無料(アプリ内課金あり)
対応機種
iOS、Android

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