『リトルノア』ガチ勢の声優・立花慎之介がプロデューサーを前に言いたい放題
2016-04-05 17:00 投稿
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1周年記念特別企画
Android版およびiOS版がサービスを開始してから、めでたく1周年を突破したリアルタイムストラテジー『リトルノア』。
今回はそれを記念して、『リトルノア』のガチプレイヤーである声優の立花慎之介さんとプロデューサー岡田佑次氏、配信開始からサポートしてきた岩田ジュビ漏を加えた3人で1年間を振り返ってもらった。
各々がもっとも印象に残っているニュース・出来事を挙げてもらい、それらについて3人でああだこうだと言ってもらおうというもの。
本気でプレイしている3人だからこそ、本音をさらけ出しす際どい話も盛りだくさん! 1年間の思い出を振り返りつつ、読んでいってほしい。全『リトルノア』プレイヤー必見!!
※この取材は2016年3月14日に行われたものです。
(写真左)
岡田佑次氏
言わずと知れた『リトルノア』プロデューサーであり、ブレイズゲームス代表取締役社長。
(写真中央)
立花慎之介
声優。アニメやゲームなどに多数出演。声優活動のほか、『箱庭の令嬢探偵(フロイライン)』ではマンガ原作者も務め、同作品の小説版も執筆した。『リトルノア』のガチプレイヤーであり、ギルド“ファミ通【LE】”のギルドマスターでもある。
(写真右)
岩田ジュビ漏
『リトルノア』担当のファミ通App編集者。公式ニコ生に出演した際、対人戦でメダルがゼロ枚だったことから、ゼロ漏などと呼ばれている。
立花さんの『リトルノア』近況報告
岩田 では、まずは立花慎之介さんがどれくらいガチプレイヤーなのか紹介する意味でプレイ状況を確認していきましょうか。現在の街のレイアウトを見せてください。って、めっちゃキレイですね。
立花 半年掛けて植林がようやく終わったんですよ。
岡田 最近はこういう系の街も出てきていますね。
岩田 これはどういうコンセプトで作っているんですか?
立花 植林を使って相手の入り口を決めるっていうのをコンセプトに作っていますね。僕は守るよりも誘導させるほうが好きなので。
岩田 岡田さん、この街はどうですか?
岡田 これはかなり難しい配置ですね、開拓物が無ければいけると思いますが、開拓物がいい配置をしているので、初見だとかなり難しいと思います。
立花 防衛ログを見てみると、レンタル枠にキャラクターがない人が多いんですよ。
岩田 え? それって考えているうちに時間切れってことですか?(笑)。
立花 おそらく(笑)。どこから攻めようか考えているうちに始まってしまうんじゃないかなと思っています。
岡田 対空砲台がけっこう外側にあるんですね。LEウィネと空軍の組み合わせにちょっと弱いかもしれないですね。でもこの植林はすごくキレイだと思います。
岩田 しっかし、ルビーめっちゃ持っていますね!(笑)
立花 ルビーは最近は50000を切ると不安でしょうがないんですよね。
岩田 (笑)。
立花 自分でもパッと見、「グランマナかな?」って思うことがあります(笑)。
岩田 (笑)。いまのパーティーはどんな感じですか?
立花 パーティーはこれです。
岩田 わははは(笑)。これはスゴイ!!!
立花 僕が演じてるアニメの主役キャラで巴衛っていうのがいたんで、ちょっとトモエには思い入れがあるんです。確か発売された瞬間にすべてカンストしましたね(笑)。
岩田 このパーティーで対人戦とかやったことありますか?
立花 もちろんありますよ。絶対勝てません!
岡田・岩田 (笑)。
立花 氷属性のメガトン砲を食らったりすると、さすがに無理です。でもレイドでは強いですし、討伐までのスピードがもの凄く速いですね。レイド用にはほかに対風属性用と対火属性用がありますね。
立花 本当はドラゴンで6枠にしたいんですけど、ダメージ量がやっぱ違うんですよ。ユニット数も少ないほうが出揃うのが早くてダメージ稼げるんですが、トモエの特攻でボスに対して1.5倍っていうのが大きいです。それから、通常の対人戦パーティーではこの“壱ノ太刀”ですね。
立花 レンタルはアマリーかな。氷属性のメガトン砲とかに強いんで。アマリーのいいところは、壁越しにすごく遠くから攻撃してよくわからないけど壊してくれるところですね(笑)。
岩田 なるほど(笑)。
立花 こちらが空軍。
岩田 いやー、これらを見れば、立花さんがどんなプレイヤーかわかってもらえるんじゃないかな。
立花 あ、それから着せ替え用アイテムは全部買っていますよ!
岡田 ありがとうございます。全カラーですか?
立花 当然じゃないですか。うちのショップには品物が並びませんよ。
岩田 さすがですね(笑)。
1年間の3大ニュースとは?
岩田 では、ここからは本題に移らさせていただきますが、まずは配信1周年おめでとうございます。
岡田 ありがとうございます。
立花 スマホアプリのゲームで1年以上続けたのって『リトルノア』が初めてじゃないかな。
岡田 あ、そうなんですか? ありがとうございます。
立花 やっぱり半年くらい遊んでいると、そのゲームの底が見えてしまったり、飽きたりしてしまうんです。でも『リトルノア』はずっとおもしろいですよ。
岡田 ありがとうございます!
岩田 岡田さん、満面の笑みですね(笑)。ではではまず最初のトピックを……。
立花 僕がいまパッと思い付いたのは、ファミ通ギルド本家解散ですかね!(笑)。
岩田 ちょっ(笑)。
岡田 しかも、いまは立花さんがファミ通【LE】のギルドマスターですもんね。
岩田 まぁ本家ファミ通ギルドもいろいろありましたね……。マスター、いつもお世話になっています!!!
岡田 やっぱりギルド運営は大変ですよね? ほかのギルドを見ていても本当に大変そうですし。そんな中にマナセリストーナメントを組み込んだので、意見がたくさん届いたんですよ。賛否両論ありましたが、参加いただいた方からはおもしろかったというお言葉を多数頂戴しました。ただ、「つぎはかなり期間をあけてほしい」と。
立花 メンタル的にね(笑)。
岩田 僕もTwitterで「疲れ果てました」っていうリプをいただきましたよ。というか、脱線しているので本題に戻っていいですか?
立花・岡田 (笑)。
大空軍時代の到来
岩田 僕的に印象に残っていることを挙げるなら、キングの登場ですかね。これはかなりの事件だった気がします。キングをダ~ッと出すだけで勝てるわけですから。これって想定外のことだったんですか?
岡田 いえ、キングが強いってことはもちろん把握していました。ただ、当時はコアシンボルレベル9がマックスの時代だったんですけど、運営としてはコアシンボルレベル10まで準備していたんですよ。レベル10に対抗する戦力として考えていたので、レベル9時点ではちょっと強過ぎたかもしれなかったですね。
岩田 早く導入し過ぎた感はありますね。
岡田 ちょうどそのころパーティー構成も一辺倒になっていたので、幅を持たせなければいけないというところでキング、続いてワイバーンを投入した形でした。
立花 僕の中でキングはあの強さでアリだったんですよ。でもワイバーンのせいで、空軍の攻めが強過ぎてバランスが壊れた時代があって。正直、この時代が僕の中でいちばんおもしろくなかった時期なんですよね。要は、キングは街のレイアウトで何とかしようと思ったらできる。壁で誘導するなり、罠で何とかするなりできたんです。でもワイバーンは、ぐるぐると出していけば誰でも勝てる。そこが問題だった気がするんですよね。
岡田 実際、運営としてはキングの強さよりも、ワイバーンのほうが問題視されていました。立花さんがおっしゃるように、配置によってはキング6枠で攻められてもけっこう守ることはできていたんです。地雷もありますし、メガトン砲もありましたから。でもワイバーンが6枠揃うと、本当に手を付けられない……。
立花 HPが低いわけじゃないし、攻撃速度も移動速度も速いですからね。あれはホントにすごかった。
岡田 入手手段はギルドバトル1本に絞ったんですけどね。初めてのドラゴン系キャラでしたし、ギルドバトルにも注目してもらいたかったので。
立花 ワイバーンの登場自体はいい流れだと思ったんですけど、やっぱりちょっとワイバーンで攻略が簡単になり過ぎたっていうのはありますね。テクニカルなことがあればよかったんですが、でも空にテクニカルな要素を求めるのも難しいですし。
岡田 その後に、コアシンボルレベル10、速射砲のレベル5、対空砲台のレベル8が出てワイバーンだけではきびしくなりました。LEマロが加わって、しっかりキャラを使わないと空軍ではきびしいというのがコアシンボルレベル10の時代ですね。
岩田 LEマロが入ってから、空軍はおもしろくなりましたよね。
立花 あと対空砲台に属性が付いてから、空軍での攻略が難しくなって、さらにおもしろさが増えましたね。
陸軍か空軍か
岩田 立花さんって陸軍と空軍ではどちらがお好きなんですか?
立花 僕は陸軍ですね。
岩田 ワイバーンが猛威をふるった大空軍時代にも陸軍を使っていたんですか?
立花 マナとゴールドを稼ぐときは空軍を使っていましたよ。だってお手軽なんだもん(笑)。とは言え、突き詰めていくおもしろさがあるのは、やっぱり陸軍ですね。相手のレイアウトVS.自分のパーティーの戦いというのがあるんです。開始までの30秒でレイアウトの特性を見極めなくてはいけないですから。だから、見極められないレイアウトを考える楽しみもあって、このせめぎ合いがおもしろいんです。いまのバランスは100%を取るのがすごく難しくて、おもしろいんですよねー。
岩田 昔は100%が当たり前だったのに、いまはむずかしいですね……。
立花 最近ジュビ漏さんは0枚が当たり前ですよね?
岩田 誰がゼロ漏ですか!!! 対人戦で言うと僕はまだ昔の感覚が残っていて、何で100%取れないんだって思うんですよね。昔って100%が当たりまえだったじゃないですか!
岡田 そこはけっこうご不満の声をいただくことがありますね。バランス調整をすると、難しくなっていくことが多いので。「いままで勝てたのに勝てない。バランスがよくない!」とかご意見をいただくこともよくあります。
立花 確かにいまの仕様は中級者から上級者向けだとは思います。
岡田 ただ運営としては、簡単に100%が取れる状態というのもダメな状態でして。
立花 じゃあカンストって何だよって話になりますもんね(笑)。
岡田 誰でも簡単に100%を取れてしまったら『リトルノア』というゲームは終わってしまうんです。難しい中でうまい人がいて、そのおかげでランキングも対戦も成り立つという感じですね。懸念しているのは、複雑になり過ぎているところですね。もう少しシンプルさを保っていかないといけないのかなとは思っています。
岩田 確かに複雑になりすぎて僕は追いつくので精一杯ですよ(汗)。
リーグバトルが変わる?
立花 キングブームを言うなら、やっぱりLEGENDの投入は一大トピックじゃないですか?
岡田 たしかにそうですね。
立花 その後の戦いをかなり変えていますし。それにLEGENDはキャラごとに1枠というのがいいんですよ。あんな強さのウィネが3枠とかで攻めてきたら、もう吐きますよ(笑)。
岩田 LEGENDって、当時ヒルデからライオネルと立て続けに導入されてビックリしたんですけど、何か理由があったんですか?
岡田 完全に役割が違う近接キャラとして設定していたので、連続でリリースしても大丈夫だろうなということ判断です。ちなみに、ヒルデの吹き飛ばされないという特性は最後の調整でつけられたものでした。特性がなくとも十分強いキャラだったとは思いますがLEGENDは育成にもすごく時間が掛かりますし、長く使ってもらえるキャラにしようということで、最後に付け加えました。
岩田 え、そうだったんですか!
岡田 パラメーターの強化だけだと、たとえば新しい防衛施設を追加したときに、使い物にならなくなる懸念がありました。長く使ってもらうにはヒルデだけの能力があったほうがいいということで、吹き飛ばされない特防を持つことになったわけです。
立花 最初に発表があったときに、LEGENDの存在によってパワーバランスがもの凄く壊れるんじゃないかって心配だったんです。説明を読むと、「どう考えても強いだろ?」って。でもフタを開けてみたら案外大丈夫で、いてちょうどいいくらいで。岡田さんさすがって!(笑)
岡田 LEGENDは1体追加するのにも、相当気を使っていますね。
岩田 今後の話になるんですけど、いずれパーティー全部がLEGENDキャラになっちゃいませんか?
岡田 なる可能性もあります。
岩田 そのあたりが気になるんですよね。最終的にはSSRキャラがいらなくなっちゃうのかなって。
岡田 そういうことでしたら、そうはしないつもりですね。
立花 やっぱりSSRにはSSRのよさがあるので、LEばかりのパーティはあまり好きではないかな。
岡田 SSRがいらなくなる、そういった自体にならないように調整しようとしていて、今後もどのようにするかは計画しているんですけど……。
岩田 岡田さん、なんかすごくニヤニヤしていません?
岡田 いや(笑)。今後予定していることにも繋がる話しだったので。今後はコアシンボルレベルごとの戦いみたいなことも考えていて、以前ニコ生でもお話したコスト制を4月くらいにリーグバトル限定で投入してみようと思っています。いまリーグバトルも仕様を大きく変えようとしていて、ギルドバトルみたいに準備日というものを導入して、準備日が終わったらもう配置は変えられなくしようかなと。
立花 へぇー!
岡田 リーグバトル専用の配置を作ってもらって、10人くらいで4日間程度争っていただく形にするんですが、マッチングする10人はすべてコアシンボルレベルが同じになるようにするつもりです。
岩田 何を基準にマッチングするんですか?
岡田 コアシンボルレベルとクラウンですね。コアシンボルレベル10は基本的に全部のキャラが使えるんですけど、レベル9ではコスト制限が掛かるのでキャラクターに重みを持たせられます。LEGENDもレベル4までしか育成できませんしね。そういう部分で、SRやSSRのキャラがもっと大事になってくるというバランスを考えているところです。
岩田 そうなんですね。ちなみに、リーグバトル以外への導入予定は?
岡田 まずはリーグバトルの様子を見てという感じではあります。そのつぎにもしかしたらギルドバトルとかにも期間限定で導入してみようかとは考えていますね。立花さんはどう思います?
立花 僕としてはコスト制は全然アリですね。ワイバーンの話のときにも言いましたが、僕は簡単に勝てるパーティーはイヤなんですよ。試行錯誤して構成を決めたいというのもあるし、誰が出しても勝てるみたいな組み合わせは使いたくないんです。相手と自分のせめぎ合いがいいので、勝てるか負けるかわからないギリギリが好きなんです。だから、僕としてはコスト制は非常に賛成です。ただ、あまりコスト制を押し付けると、新しい子たちが不自由さを感じちゃうので、中級者で伸び悩んでいる人とかが心を折らないバランスを見つけ出してほしいですね。
岡田 立花さんがおっしゃったように、初級者や中級者の方々に攻防のおもしろさをわかってもらえるようにしていきたいです。「自分でも守れるんだ」と実感してほしい。やっぱり自分と同レベルの人たちに攻撃したり防衛したりできるのが大きな魅力なんじゃないかなと思っています。ですので、ターゲット的には初級者や中級者の方々になります。コアシンボルレベル10の方々は、制限してはいけない領域なので(笑)。
立花 制限されたら50%いかなくなっちゃいますよ(笑)。
新たなファンを獲得したCM
岩田 岡田さん的に印象に残っていることって何ですか?
岡田 僕としての大きなニュースは、CMが大きな区切りかと思っています。
立花・岩田 ああ!
岡田 開発としてもCMにVer 2.0をぶつけましたから。バランスを大きく変えた部分も多かったですし、思い切って初心者向けに寄せていくということもやりました。おかげでユーザー層の厚みも増したのが大きかったですね。
岩田 『グラブル』とのコラボもありましたしね。
立花 そういう意味では、CM効果は僕の周りでもありました。バンドのメンバーと飲んでいるときに遊んでいたら、「あれ『リトルノア』やってるじゃないですか? 最近CMを見て始めたんですよ」みたいな感じのことがけっこうあって。いままで遊んでいなかった人に対してのCMの効果ってすごいんだなあって思いましたね。
岡田 浜辺美波さんのCM出演も幸運な感じで実現しました。確かBP3倍攻撃というのもこのタイミングだったと思いますが、それが非常に好評でした。
岩田 立花さん基本すべて3倍攻撃ですよね?
立花 3倍だね(笑)。いまってBP3倍攻撃を2回やると残りが10BPになって足りないんだけど、その瞬間にルビーを使いますね。2回戦ってルビー、2回戦ってルビー……。
岡田・岩田 (笑)。
岩田 BP3倍攻撃はいい発明だったと思います。いままでと課金の仕かたが変わるっていう大きな変革をもたらしましたし。スタミナ回復にルビーを使うようになって、マナやゴールドを全然買わなくなりましたから。あ、それが岡田さんにとっていいのかわからないですが……(笑)。
岡田 まあ、そこはクラウンを一定以上に上げないとできないことですので。ボーナスみたいなものですね。
立花 いやしかし、前回岡田さんとジュビ漏さんとお会いした2015年9月のときには、とにかく対人戦を何とかしてくれという話しをしたんですけど、それから約半年ですか? たったそれだけですべての面がよくなりましたよね。クラウンの上げ下げもできるし、資源の獲得もできる。3倍攻撃のおかげで短期的に集中して遊んで、すぐリアルに戻ることも可能なので、対人戦をやっていて非常に楽しい。半年前と比較して、フラストレーションは全然ないバランスになっています。前に岡田さんにお渡しした要望書はほとんど解決していますね(笑)。
岩田 そう考えるとすごいことですよね。僕はもうひとつ言いたいことがあって、それはウォールクラッシュの強化ですね。このおかげで陸軍で攻めるのがめちゃくちゃおもしろくなったんです。
立花 そう、いまそこが本当におもしろいです。「ウォルクラでどこをこじ開けるの?」っていうパズル的な感覚ですよね。「奥の壁を破壊するのはいいけど、1枚目の壁は開けられるの?」みたいな。すっごくおもしろいですよ。でもウォルクラを言うなら、錬成術師ノアの存在がすごく重要な要素ですよね。
岩田 ですです。
立花 導入された当初はアホほど強くて(笑)。「何でも焼けるぜ」という状況が流行してみんなが使って。みんなが使ったがゆえに弱体化されてしまった。でも弱体化されたからこそ、いろいろな使いかたを工夫するようになって。ブリゲイドマークの必要性が見えてきたり、パンサーヒールで回復を使うようになったりと選択肢が出てきてよかったです。
岩田 5つもスキルを使えるようになりましたもんね。いまでさえ、けっこう組み合わせのパターンはありますけど、今後はこれに風ノアが入ってどうなるかですよね、岡田さん?
岡田 そ、そうですね。
岩田 どんなスキルなんですか? さあ、岡田さん答えてください!
岡田 いやニコ生でちゃんと発表しますよ(笑)。風ノアでしか使えないスキルもありますし。
岩田 そうですかー。残念ながら岡田さんの口は堅いようなので、『リトルノア』1年目の3大ニュースはこんなところですかね。
岡田Pへの要望リターンズ
岩田 岡田さん、立花さんがまた要望書を持って来ちゃったんですよ。
立花 いろいろ考えてきましたよ。
岡田 (笑)。
岩田 とりあえず、ひとつずつ聞いていきましょうか。
立花 ではさっそく。まずノアのスキルセットが欲しい。これは好きなスキルをセットしておいて、戦うときに選べるってやつですね。
岩田 あー、これはあると便利ですよねぇ。
立花 対戦時にパーティーは選べるのにスキルは選べないっていうジレンマを解消できると思うんですよ。あと対人戦を終えて戻ったところにLEGEND回復ボタンが欲しい。ズラッとLEGENDキャラの名前が並ぶのもたいへんなことになるので、導きの神殿へ一発でいけるボタンとかあっても大丈夫です。
岩田 これ、前にニコ生で言ったらみんなに甘えって言われたんですよね(笑)。バトル画面のところにあっていいのは、たぶんLEGEND全回復ボタンですよね、きっと!
立花 これは絶対欲しいですね。つぎは、方舟のマップを大きくしてほしい。とくにうちは植林をしているので、もう方舟がギュウギュウなんですよ。
岩田 今後マップを大きくすることってあり得るんですか?
岡田 いま以上に施設を増やした場合などにはあり得ますね。
立花 マップがひと回り大きくなれば、またちょっと違ったプレイができるかなと。で、つきは僕が欲しいなと思ったものなんですが……お堀が欲しい。
岩田 ああ、要は池みたいなものですか。
立花 見た目的にも方舟に水場が欲しいんですよ。自分の中で方舟は城というイメージがあったので、お堀を思い付いたんですけど(笑)。ハツメや飛行キャラは通行できるけど、地上歩行のキャラは通行不可能みたいな。あまりやり過ぎると誘導型レイアウトが強くなってしまうかな? だったら、防衛施設の池でもいいですけど。池の中から女神が出てきて攻撃してくる感じのやつです。
岡田・岩田 (笑)。
立花 防衛施設なので、破壊すればもちろん通過できます。とにかく、方舟に水が欲しくって。防衛施設の池なら、お堀よりは現実的じゃないですか?(笑)。
岩田 確かに水場があると、見た目はかなり華やぎそうですよね。
立花 つぎはイチオシの提案なんですけど、爆発する壁が欲しい。これは攻撃力が絶大な1個か2個しか設置できないトラップの壁です。相手がキングをこう使ってくるだろうと予想してピンポイントで配置。破壊はふつうにできるけど、爆発してキャラクターを道連れにしますよという感じです。まあ、上級者向けのものですね。攻める側も「あそこの壁、爆発するんじゃね?」って思うし、防衛側も「絶対ここにくるだろ?」って場所に設置するので、読み合いの勝負になるじゃないですか。
岩田 なるほど(笑)。
立花 で、つぎです。ギルド間で任意にバトルをできるようにしてほしい。
岡田 ギルドバトルでということですね?
立花 そうです。いまギルドどうしの交流をやっていて、先日、紅白戦のために夜中の2時くらいに同時に申請してみたんです。そうしたら、片方が全然違うギルドとマッチングしてしまって(笑)。こうなると、交流イベントが2日後に延期になってしまうじゃないですか。一時的なID発行みたいな感じでもいいですので、システムで任意に組みやすくしてもらえると、ギルドどうしの交流がいま以上に増えるんじゃないかなぁ。あ、ギルドバトルで思い出しましたが、ギルバト配置での練習バトルの実装をはよ!
岡田 前回のときにご提案いただいた件ですね。
岩田 あと、フレンドと練習バトルするときに工事中じゃなくなるやつもお願いします。トラップも復活してほしい!
岡田 岩田さんが言ったほうはまだなんですけど、ギルバト配置と、用意してあるレイアウトから選んでの練習バトルは、つぎのアップデートで入れる予定です。レイアウトを選ぶっていうのは自分のもの限定ですけど。
立花 やっとキターー! 植林をしているプレイヤーにはうれしいですね。解決したのでサクサクいきます。つぎはノアからの挑戦状みたいなパズル要素の高いクエストがもっと欲しいという要望です。挑戦状は、初級とか中級が抜群におもしろいんですよね。難度が上がるほどキャラクター数が増えてふつうに勝てちゃうという理由からも、絶妙なバランスの初級・中級を増やしてほしい。
岩田 あれは作るほうもすごくタイヘンだと思いますよ(笑)。でもパズル要素だけでもおもしろいっていうのはよくわかります。
岡田 超級や地獄級のような形のものでパズル要素の強いものを一度作ったのですが、難し過ぎたのでお蔵入りしました。
岩田 いちおうは存在するんですか?
岡田 はい。作ってチェックはしているんですが、「これ誰がクリアーできるの?」って聞いてしまうレベルで、その作った本人も「わかりません」っていうものになっちゃいまして(笑)。
立花 それ、試しに1回やってみません? 「開発ではクリアーできませんでした」っていうノアからの挑戦状を(笑)。
岩田 やってみたい(笑)。
岡田 いちおうは、このクエストを通じてキャラの使いかたをわかってほしい、というのがコンセプトなんですよ。だから、すごく上位のプレイヤー層はそこまでのターゲットにはなっていなくて。
岩田 ああ、そうなんですね。
岡田 超級とかの難度の高いものも、最初にブロッカを出して、つぎに遠距離キャラを投入してみたいな基本戦術を学べるというのがコンセプトです。ですからトップランカーからすると、物足りないって感じにはどうしてもなってしまうんですよね。それでも、地獄級は苦戦するのではないかとは思っているのですが。
立花 なるほどー。でも誰もクリアーできないっていうのはおもしろいなぁ。
岩田 どうやってもクリアー不可能ってことですか?
岡田 検証途中にあまりにも難易度が高すぎるということでお蔵いりしてしまったのでちょっとわからないのですが、クリアーできてもごくわずかだと思います。
立花 でもユーザーのほうが数が多いから、すごくやり込んでクリアーできたりするんじゃないかなぁ。動画が出回ったら話題になると思いますよ。
岡田 パズル要素については賛否両論あると思っていて、たとえばチョコ戦状のときにミサイロで援軍を倒すっていう内容のものがあったと思うんですけど。
立花 あった!
岩田 あれはすごかった!
立花 いやーあれは大絶賛でしたよ。
岡田 僕も「なにくそ!」と思いながらクリアーしました。達成感もすごいし、めちゃくちゃおもしろいなとは思ったんですけど、ふと我に返ってみて、遊び始めて3日目のユーザーがこのクエストをやったらどう思うんだろうなと考えてしまって。
立花 なるほど。難度の低いものにしなければよかったかもしれないですね。たとえば、地獄級にするとか。
岡田 そうですね。
立花 でもあの発想の転換はおもしろかったなぁ。
岩田 ミサイロで敵を倒せるとは思ってなかったですよ。
立花 そうそう(笑)。でもそれに気づいてクリアーできたときの爽快感は、なかなかないと思いましたよ。じゃあつぎにいきますね。
岩田 まだあるんですか(笑)。
立花 これは実現が難しそうなんですけど、2体のレイドボスと同時に戦うっていうのはできないですかね?
岡田 2体のボスが単に出るだけなら問題はないんですが、現状のクオリティーのボスを2体出すとするとメモリが悲鳴を上げてしまいますね。あとはキャラクターがターゲットに対して自動で動いていくので、どっちに行っていいかわからなくなるという問題があります。開発でもアイデアは出ていて、そのあたりの問題をどう解決していこうかなというところですね。以前、実験的に導入したネクロフォビアは、両腕と頭の3つパーツがあるボスでしたが、考えかたは近いと思います。
立花 いまのレイドは地獄級のレベル35が来たとしても、上位プレイヤーが3名集まると瞬殺なんです。だから、もう少し強いレイドボスがいてもいいかなと思いました。では、つぎにいきますね。ゴールドの使い道を増やすことはできないか、という提案です。
岩田 これはもう、カンスト勢の悩みですね(笑)。
立花 最近、壁をカンストしてしまったんですが、終わってみると「あれ、やることないな」と。
岡田 じつは、これはあまり考えていないんですよ。カンストしてしまったら、持て余すものだろうなとは最初から思っていたので。
岩田 マナに変換するとかはしないんですか?
岡田 変換はまったく考えていないですね。価値が緩むと思っていたので考えていません。
立花 そうですね。ローディング中の壁紙を買って選べるとか……あ、植林の木を桜に変更できるとか。1本100万ゴールドとかで。
岡田 あー、植林の配置を変えられるようにというのは、ちょっと考えているのですけど。
立花 出た。半年前に言っていたやつだ!
岡田 そろそろやってみてもいいかなと。ただ、ルビーとか大量なゴールドが必要になってもいいのかなと悩んでいますね。いまふと方舟のBGM変更にどうかなと思ったんですが、立花さんに合わせると条件がきびし過ぎますね(笑)。
立花 確かに、BGM変更とかは安いほうがいいですね。あと、特別な称号を作ったりできないですか? クラウン数がある程度まで超えたらもらえるとか、そういった感じのものです。ゴールドをいくつまで貯めたらとか、施設がすべてカンストしたらだとか、称号をもらうためにがんばろうって気になるんじゃないかな。僕的にはルビーの特別称号が欲しいですね。10万円くらいまで課金した人はルビーマイスター、30万円までならルビークラッシャー。で、50万以上になったらもうルビーデストロイヤーみたいな感じで(笑)。
岩田 ルビーデストロイヤー!? ルビークラッシャーの上があったんですね(笑)。
立花 「すげーぞあいつ、ルビーデストロイヤーだぞ」みたいな。
岩田 わははは(笑)。でも確かにいいですね。
立花 防衛称号も欲しいんですよね。いまって防衛数に大して意味がないじゃないですか。ジュビさんっていま防衛数いくつです?
岩田 316ですよ。
立花 僕が1309だから、約1000違いますね。
岩田 えーマジですか(笑)。
岡田 防衛数が1000を超えている人はなかなかいないですね。
立花 僕が唯一、自慢できるのは防衛数です!
岩田 岡田さん、称号はどうですか?
岡田 そうですね。何かあるといいですよね。
立花 キャラクターもずっと使い続けていると、そのキャラクターの称号がもらえるとかあると、遊んでいておもしろいんですよねー。
岩田 自分のキャラ使用率みたいのも欲しいですね。
岡田 ああ、なるほどなるほど。
立花 使用率なら、ユーザー全体の使用率も知りたい。いま流行っているのはどのキャラだとか。中級者くらいまでなら、「これが使われているんだ」みたいに使用率を参考にするのもいい場合がありますよね。デメリット的には、使用率を見てみんながみんな同じキャラに走る傾向もあるとは思いますが。
岡田 対人戦での使用率(枠数)で多いのは、ワイバーンですね。上位層でみてもそうです。これもどこかで発表できればと思います。
立花・岩田 へえー、そうなんですね。
岡田 ディーノもそうですし、トモエ、キング、あとはドラゴン系が人気がありますね。
岩田 いまだ空軍が多いのは意外でした。
立花 岡田さん、あとふたつです! つぎの提案は、スーパーグロウポットだけ買わせてくださいというものです。マナは対人戦で非常に入りやすくなっていますが、エサが少ないんです。超フィーバーをぶん回して集めておいても、2体くらいをカンストするのが限界。いざというときに足りなくなるので買いたいんです。お得なセットもあるにはあるんですけど、いつでも手に入れられる手段が欲しいですね。
岡田 なるほど。
立花 で、最後ですが、キザ男の音声の収録スケジュールは空けております。いつでも大丈夫ですので!
岩田 で、でた営業!(笑)
岡田 (笑)。
岩田 というわけで、オチもついたところで終わりにしましょうか。本日はありがとうございました!
立花・岡田 ありがとうございました。
ユニットデータのほかにも役立つ記事がいっぱい!
リトルノア
- ジャンル
- リアルタイムストラテジー
- メーカー
- ブレイズゲームス
- 配信日
- 配信中
- 価格
- 無料(アプリ内課金あり)
- 対応機種
- iOS 6.0 以降/Android 4.0 以上
- コピーライト
- (C) BlazeGames, Inc.
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