【闘会議2016】エージェントのあいだで噂される都市伝説を運営が解説!!  『Ingress』

2016-01-31 18:26 投稿

闘会議2016【DAY2】あの噂の真相を本部長が語る

幕張メッセで開かれているゲーム実況とゲーム大会の祭典“闘会議2016”に、Niantic, Inc.が開発・運営する拡張現実技術を利用した、スマートフォン向けオンライン位置情報ゲーム『Ingress(イングレス)』も出展。

イベント2日目である1月31日。
アジア統括マーケティングマネージャー 須賀健人氏が、サンフランシスコにいるNiantic, Inc.製品本部長 河合敬一氏とビデオチャットを行い、本作にまつわる都市伝説(プレイヤーの疑問)に答えてくれた。

 
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噂の東西南北説も解明!!

『Ingress』を簡単に説明すると、青(レジスタンス)と緑(エンライテンド)に分かれたチームが、位置情報を使って陣取りを行うゲーム。その陣取りに欠かせない守るべきポイントを“ポータル”と呼び、それを敵陣営から奪ったり防衛するのがひとつの目的だ。

また、実際のポータルがある場所に行き、“ハック”というコマンドを選ぶと攻防に必要なさまざまなアイテムが入手できる。位置情報を使って現地を訪れ、新たな発見をするなんていうのも本作の魅力なのだ。

さて、それらアイテムについてこんな都市伝説がある。

“敵陣営のポータルをハックしたときのアイテム入手率は低い?”

これについてはその通りだと言う。
また、河合氏によれば、攻撃アイテム“バースター”は、自軍ポータルからのほうが出やすいことが分かった。

“MODの配置に東西南北はあるのか?”

ポータルを維持するアイテム“レゾネーター”は、それを中心に8個、各方向に向かって配置する。

それに対して、ポータルを強化防衛するアイテム“MOD”は、スキャナ(画面)上では横並びに最大4個まで使用可能なことから、もしかすると各枠に東西南北の概念があるのでは? って噂がたっていたのだ。
そうであれば立ち回りも大きく変わるので、結構な話題になっていたのだけど、その真相はズバリすべて中心であることが判明した。

“MODは連射、固め打ちしたほうが壊れやすい?”

これは敵陣営のポータルを破壊する際、レゾネーターをどうやって放つかを示す用語だ。
意味合いは言葉の通りで、どちらのほうが有効なのかよく議論されていたのだけど、その答えは、いずれも変わらないのだと河合氏。

また、“MODはどうやって壊す?”と言う問いに対して、溜め撃ちでクリティカルを狙うことが重要だと回答。
さらに、ウェポン(攻撃アイテム)レベルに応じてクリティカル率が上昇することも教えてくれた。

“XMアノマリー:アバドン沖縄ではエンライテンドが圧倒的に多かった?”

これに関しては、どうにもならないほどの差はなかったという。
具体的な数字は語られなかったが、実際、沖縄で開催されたアバドン沖縄のアフターパーティーでも、須賀氏が同様のことを語ってくれていた。

■沖縄で開催されたイベントの様子はこちら
『Ingress』世界規模の大バトル:XMアノマリー“アバドン沖縄”に参戦!(前編)
『Ingress』世界規模の大バトル:XMアノマリー“アバドン沖縄”に参戦!(後編)
『Ingress』沖縄で開催されたミッションデイにも参加したぞ!!  

 
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▲今回、闘会議の開催された2日間。その周辺では特定のポータルを奪い合う特殊な戦い“メジャメント”が行われた。その様子は後方スクリーンで中継。この技術をいずれアノマリーにも導入してもらいたいね。

“レゾネーターをデプロイする時間について”

各種アイテムには1~8までのアイテムレベルがあり、高レベルのほうがデプロイ(配置)に時間がかかるという都市伝説だ。
この噂はまったくない、すべて同じとのこと。

“MUのカウントが川や湖にもあるのはなぜ?”

3ヵ所のポータルをリンクさせ、三角のフィールドを作ることで陣取りを成す本作。このとき、得られるポイントに“MU”(マインドユニット)というものがある。
これは、フィールド内の人口数の値だけど川や海、湖といったひとのいない場所でも得られるのはなぜだ、というものだ。

たしかに奇妙に感じるエージェントも多かっただろう。

これに対して、ひと以外生物がいるということかも知れないと語り、もしかすると河童がいるのかも?
っと、須賀氏が都市伝説をさらに深めるコメントを残した。

“ポータルキーの出現率についてグリフしたほうがいい?”

ポータルを結んでフィールドを作るために欠かせない“ポータルキー”。これもハック時に入手できるアイテムのひとつ。また、入手できるアイテム数を上昇させるコマンドを“グリフハック”と呼び、そこから生まれた都市伝説だ。

これに関しては出現率にかわりはないという。
なお、Ver.1.90.1から導入された、グリフハック時のコマンドを使えば、ポータルキー入手の有無を選べるようになったので、そこも活かしてほしいと河合氏が語っていた。

“アクセスレベルが高レベルのアイテムの効果も上がる?”

本作は最大レベル16まであるのに対して、アイテムレベルは8までとなっている。
そこから湧いたのが、高レベルのエージェントが使うアイテムのほうが、効果を発揮するという都市伝説だ。

これはまったく変わらないとのことだぞ。

“アノマリーが近くなるとAXAシールドが出やすい?”

これまで国内では東京、京都、仙台、沖縄でも開催されてきた世界規模の大バトルをアノマリーと呼び、ここでの勝敗が本作のメインストーリーを動かしている。こうした大型イベント前になると、本作中もっとも防御力の高い“AXAシールド”が入手しやすくなるという都市伝説。

たしかしそうした噂は何度も耳にするが、そこ答えは基本的になにも変化はない、と河合氏。

過去、2周年のときにアイテムが出やすくなる企画を立てたり、昨年はAP(経験値)が倍になるキャンペーンをした程度で、とくになにも仕様を変えていないと語ってくれた。

“ソジャーナの更新判定について”

毎日24時間内に1回以上ポータルをハック、それを継続、維持することで得られる実績メダル“ソジャーナ”。これについて、24時間と数時間ほど余裕があると噂があり、その真相を問うものだ。

河合氏によれば、正確には24時間+ある程度の余裕を設定している、とのこと。
具体的な時間を教えてしまうと、みんな油断して結局更新が間に合わなくなると思うから、あえて緊張感を残すために正確な時間は伏せたいと語ってくれた。

 

 

『Ingress』都市伝説はまだまだてんこ盛り!

今回、須賀氏と河合氏が答えてくれたなかで、個人的に興味深かったのは、MODの東西南北説だ。そんなわけあるかい、と思いつつ、そうかも知れないという疑念を持って活動していた。その真相が判明したことは大きな収穫であり、UMAを含め都市伝説好きの著者に、ちょっとだけ寂しい気持ちにもっ。

しかし、河童説も出たのでMUに関してはワクワクが増えたけど!

さて、闘会議の生放送中には回答されなかった都市伝説、疑問ってまだまだたくさんあるよね。

須賀さん、そして川島さん、河合さん!!
いずれまた、個人的に直撃したとき、その辺、じっくり聞かせてください、期待してます!!

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▲各陣営のエージェントが青と緑に色分けしてコメントしているのがおもしろかった。

P.N.深津庵(レジスタンス
※深津庵のTwitterはこちら

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