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今年も『呪巣』開発者に怪奇現象が?『呪巣 -零-』配信記念インタビュー

2015-11-07 18:00 投稿

スマホ界の夏の風物詩

多くのプレイヤーを恐怖のドン底に叩き落とした『呪巣』がリリースされて早1年。前作の舞台となった25年前のあの家で起こった“はじまりの事件”を描く、待望の新作『呪巣 -零-』が、ついにiPhoneとAndroid、両OSで出揃った。

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そこで今回は、ホラー作品が大好物のライター深津庵が、本作の開発を手掛けるEDGESのムゥさん、熊さんに制作秘話や、世界観に関する突っ込んだ話をぶつけてきた。

★開発裏話が聞けるかも?

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▲諸事情によりおふたりの顔を明かすことはできない。彼らは世間に素性を知られてはいけない存在だという……。写真左がムゥさん、写真右が熊さん。

『呪巣 -零-』を全クリするまでプレイ



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双子のアイデアってじつは……

──今作『呪巣 -零-』の製作期間はどのくらいですか?

ムゥ 前作のインタビューの時点で次回作を作ろうという話はありましたけど、実際に動き出したのは今年の4月とかですね。画像などのグラフィック面からいちばん早く着手しました。その後、ゴールデンウィーク前後からストーリー面の構築を始めましたね。

──舞台となる家はそのままですよね?

ムゥ そうです。家は3Dモデルで作ってあるので基本は変わりませんが、前作で物置だった場所をおばあちゃんの部屋にするなど、若干の調整を加えました。それらを含めて、今作は約3~4ヵ月くらいで完成したと思います。

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▲これが『呪巣』の舞台となる呪われた家。右下にあるのが問題のおばあちゃんの部屋だ。

──グラフィックを担当しているIさんのお兄さんはいまも北海道にお住まいですか?

ムゥ そうですね、今回もインターネットを使ってやり取りしていました。じつは兄貴と僕は双子でして、今作の姉妹が双子設定なのもそこからヒントを得ているんです。やっぱり双子というのは思考が似ているらしく、ストーリーや演出、デザインなど話を伝えやすいので、とてもやり取りがしやすかったですね。

前作の子供部屋に25年前の惨劇が!?

──前作でちりばめた伏線の回収はどのようにしましたか?

ムゥ 前作を作ったときから、“母親は自殺した”って設定は決めていて、お気づきの方もいるかもしれませんが、前作の子供部屋にはお母さんが首を吊っている絵が飾ってあるんですよ。

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▲『呪巣 -零-』のラスト、お母さんが首を吊って状態で発見される。じつはこの伏線が、前作の子供部屋、壁の中央にある絵に描かれていたのだ。(『呪巣』より)

──へぇーそうだったんですね! 気づきませんでした。

ムゥ それとどう扱っていいのか難しかったのが、お父さんとおじいちゃんの存在なんです。結果、おじいちゃんは失踪。お父さんは零ちゃんが亡くなった1週間後に交通事故で亡くなったことにしました。

──台所にある顔の写真がありますが、あれにも意味が?

ムゥ あれはとくに関連性はないんです。ですが、よくわからないものがある不安感を演出できればと思って設置しました。ホラー映画が好きでよく観るんですが、明確にこれが誰で何なのかを示しちゃうと怖さがなくなるんですよね。しかし、何の説明もなければ、観ている側が勝手に怖い想像をしやすいんです。

エンドロールに隠された真実

──まだ残っている伏線どう回収するおつもりですか?

ムゥ 前作と今作でさらなる伏線を残してあるので、それらを集めて何かできないか、とも思いますね。

──たとえばどんなものが残っているのですか?

ムゥ 今作で多くの方が引っかかっていると思われるのが、おばあちゃんの部屋の床下にあった井戸ですね。ホラーの定番となっていますが、井戸や水回りの上に家を建てるとよくないという言い伝えは古くからありますよね。エンドロール中にもこっそり伏線として、“零ちゃんたちふたりがおかしくなったのは井戸を覗いたときから”っていう感じのメッセージが書いています。

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▲これが問題のエンドロール。クリアーした脱力感で見逃したプレイヤーも多いかも? (『呪巣-零-』より)

──井戸を見て『リング』を連想するひとも多いと思います。あの作品も真実が解かれるなかで、呪いのビデオさえ観なければ、という予防線が意味のないものになりましたよね。『呪巣』の次回作では、さらに世界が広がると期待してもよろしいでしょうか?

ムゥ おっしゃるとおりです。映画『リング』がそうだったように、井戸、水辺にはその土地にまつわるものが憑きやすいですよね。映画『呪怨』や、これまでの『呪巣』は、この家にさえ入らなければいい、という考えかたもできたのですが、外に出てもついてくるんだ、という恐怖やそうした背景を活かしたものを描いていこうと思っています

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▲おばあちゃんの部屋の床下に隠されていた井戸。すべての始まりはここに隠されていたようだ。(『呪巣-零-』より)

空白の十数年、その真相

──第1作目の25年前を描いているのが今作ですが、前作の冒頭で、子連れの家族が十数年前まで住んでいたことを示すような手紙があります。つまり、これは今作の零ちゃん一家が起こした事件以降、誰かしらの家族が住んでいたってことですよね?

ムゥ よくお気づきになりましたね。十数年前まで住んでいた家族がいます。じつはこの家族に関するスピンオフ作を作れないかと考えています。ただ、前作と今作で遺影が変わらなかったり、その辺の設定をどうしようか模索中ではありますが……。

これまでは“呪われた家”という設定があり、また、今作で井戸の存在を出しているので、家だけでなく、その土地、地域に世界を広げて物語を仕掛けられないかとも考えています。

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▲前作の冒頭、呪われた家という噂を聞いて訪れた主人公が、軒先にあるポストで発見する手紙。(『呪巣』より)

気になるあの霊の正体が判明!!

──突然右から現れて消える謎の霊は誰なんですか?

 あの霊は、井戸の底にあった人形に閉じ込められた霊たち、という設定がありますね。いちばん最初に零ちゃんが井戸を見たことから物語が始まり、解放された霊たちがあの家で悪さをしています。

ムゥ しかもあの右側の霊は、私の兄の顔をモチーフにして描いています(笑)

──そんな遊び仕掛けがあるとは!(笑)

ムゥ カーテン越しの霊やベッド下の霊を含めて、これらも今後回収していこうと考えています。

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▲両作ともに、画面右にチラッと見えるのが問題の幽霊。その元素材がムゥさんのお兄さんだったとは驚き。こちらでは頭頂部しか見えないが、本編では驚きの表情が……。(『呪巣-零-』より)

ふたりが同時期に体験した怪現象

──前回のときもうかがいましたが、本作を制作中にリアルな恐怖体験はありましたか?

 開発のラストスパートっていう時期に、左腕が痺れて動かなくなった話なら……。

ムゥ あー!!! あったあった。連絡が急に取れなくてどうしたのかと思ったら、「いま病院にいます」って。

──そんなことがあったんですか! 原因は何だったんですか?

 それが結局わからずで……。リリースしたら痺れもなくなりました。

ムゥ 私もKとほぼ同時期の8月15日のお盆にいきなり40度近い熱を出しまして……。

──き、急に寒気が……。

次回作は2016年の夏?

──ズバリ、来年の夏に新作は出ますか?

ムゥ Kさんにもまだ言っていませんが、夏と言えば『呪巣』って定着させたいですね。なので、来年の夏もリリースしたいと考えています。私たちが目指すところは、スマホを手にするのも嫌になるくらいの恐怖を与えることなので、今後もホラーゲームは出していきたいと思っています!

──最後に、ユーザーへのメッセージをお願いします。

ムゥ ゲームから直接ニコ生配信ができる機能を『呪巣』に実装させていただいたのですが、そちらを利用して実況動画を配信してくれているユーザーさんが多く、ふだん実況をやらないような方も挑戦してくれているのはうれしく思っています。怖いもの好きなみなさんの期待を裏切らない、いまある作品以上のものを作っていきますので、今後もよろしくお願いします!

 今回の製作で我々独自の開発デザインができあがったので、そのシステムを活かして、『呪巣』とはまた違った作品にもチャレンジしていきたいですね。ですので、皆さんよろしくお願いします!!

ホラーゲーム以外にもカジュアルゲームを配信中!

EDGESから配信中のホラーゲーム以外のアプリが『だまれ!ZOMBIE』だ。

同じ色のゾンビが2体以上つながっているところをタップして消していくシンプルな爽快パズルゲーム。『呪巣』の息抜きにぜひプレイしてみてはいかが?

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呪巣 -零-

ジャンル
ホラーゲーム
メーカー
EDGES
価格
無料
対応機種
iOS/Android

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