【注目】渋谷系ギャルに『ポコロンダンジョンズ』をやらせてみた！

これは大流行の兆しか!?

リリース1周年を迎えた『ポコロンダンジョンズ（以下、ポコダン）』は、なぞりパズルでダンジョンを攻略していくパズルRPGだ。

配信当初から『ポコダン』を見守ってきた岩田ジュビ漏は悩んでいた。

どうしたらもっと『ポコダン』のおもしろさを多くの人に知ってもらえるだろうかと……。

「もっと『ポコダン』を知らないユーザーにアタックしたいなぁ～。しかしどこをターゲットにすればいいんだろう？」

そこでジュビ漏は考えた!!

日本の流行の最先端をいくのは渋谷。そして、いつも決まって社会現象を生み出すのは女子高生だ。

その年の流行語をはじめ、ルーズソックスや“アムラー”、“ガングロ”などなど……

ギャル！？

渋谷×女子高生＝

ギャル！！！

「そうだ！！！」

ジュビ漏「ちょうど最近知り合ったあのバンドマンっぽい人なら、ギャルの知り合いがいるはずだ！　紹介してもらって『ポコダン』をやらせてみるか!!」

確かにジュビ漏が言うように、

うまくギャルが『ポコダン』にハマってくれれば、そのまま一気に渋谷から日本中に社会的ムーブメントが起こってもおかしくない（安直）

数日後……

ジュビ漏はギャルとのコンタクトに成功して、実際に会うことになった。

「チョリーッス!!」

！！！！！

ま、まさしくこれは渋谷に生息するギャルだ！

ジュビ漏「どどど、どうも初めまして……」

ギャル「ぎょにで～す!!」

ジュビ漏「ぎょに……？」

知り合いのツテで出会ったこのギャルは、“ぎょにちむ”さんという名前らしい。

ギャル初体験で、あまりのインパクトにたじろぐジュビ漏……。

ジュビ漏「ちょりす……」

たじろいでいるヒマはない。ジュビ漏には大切な使命がある。

そう、『ポコダン』の布教活動だ!!

ジュビ漏「きょ、今日はお越しいただいてありがとうございます。と、ところでぎょにちむさんは、スマホゲームとかやったりしますか?」

ギャル「モチやりますよ～。めっちゃゲーム好きなんでぇ～」

そう言って、ぎょにさんに見せてもらったスマホは、

いかにもギャルって感じのスマホだ（笑）。

岩田「そ、そうなんですね……。たとえば、いまはどんなアプリにハマってるんですか?」

ギャル「う～ん、いろいろやってるけど、ず～っとやってるのはやっぱり『ツムツム』かなぁ」

岩田「ところで、同じなぞるパズルで『ポコロンダンジョンズ』っていうゲームを知ってますか？」

ギャル「全然知らないっすねー」

ジュビ漏「・・・・・・。ちょ、ちょっとやってみませんか？」

ギャル「別にいいっすよー」

あっさりと引き受けてくれたギャル。ギャル＝コワイというのは、ジュビ漏の勝手な先入観だろう。

では、果たしてギャルに『ポコダン』のおもしろさは通用するのであろうか？

ギャル「どのへんがパズルなんですかー?　 なんか汗臭そうなおっさんがピコピコ跳ねてるし～ウケるッ！！！」

やはりギャルの着眼点は違う！（笑）

鍛冶屋のオヤジの動きに反応している。いや、もはや爆笑している。

まさか鍛冶屋のオヤジがかわいいと言われるとは『ポコダン』の開発者も予想だにしていなかったであろう。

しかしメインは鍛冶屋のオヤジではない!!

ジュビ漏「ちょ、ちょっと待って、すぐパズルになるので!!　 これねこれ、同じ色のパネルをなぞっていくパズルなんですよ」

ギャル「へぇ～」

ジュビ漏「ここにモンスターがいるでしょ？　この周りのブロックをうまくなぞるとモンスターに攻撃できます」

ギャル「へぇ～、じゃあ～テキトーになぞってもダメなんだ～」

ジュビ漏「そうそう！　そうなんです!!　けっこう頭使うんですよ!!」

ギャル「できるだけいっぱいなぞってから攻撃したほうが、ダメージ大きくなるんだ～！　しかもチョ～気持ちイイし!!　『ツムツム』とは違ったなぞりのおもしろさがあっていいネ！」

なかなか好印象の『ポコダン』！！！　

これはもしかしていけるか？

ジュビ漏「これひとりでもできるんだけど、近くにいる人といっしょに遊ぶこともできるんですよ」

ギャル「え～じゃあジュビ漏さんともできるんだ！　やらないけどぉ～」

ギャル「マルチプレイで2人とか3人とかでやると、また違ったおもしろさがあるねぇ～。　しかもこれでメインクエストが進められるとかチョー楽じゃない？　これはハマるかもー！」

マルチプレイに参加したプレイヤーも、まさかこんなギャルがやっているとは思ってもみないだろう……（笑）。

それよりもぎょにちむさんがハマるとなれば、ほかのギャルもハマるに違いない！

ギャル「アレ？　このキャラなんか見たことあるぅ～」

ジュビ漏「え!!　『フェアリーテイル』知ってるんですか!?」

ギャル「見たことあるだけで、知らないっすねー」

ジュビ漏「知らないんですか?!　『週刊少年マガジン』で連載10年目を迎えて、累計発行部数2500万部以上の大人気マンガですよ！　僕も今回のコラボをきっかけに読み始めたんですが、仲間の大切さを思い知らされる青春のバイブルとなるチョーおもしろいマンガですよ!!」

ギャル「え？　あ、うん（急に熱くるしくなったな、このおっさん……）」

熱くなるジュビ漏を尻目にどんどんクエストを進めて行くギャル。

スポンジのようにゲーム性を吸収して、一切問題なし！

どうやら『ポコダン』はギャルにも受け入れてもらえそうである。このままギャルのあいだで流行ってくれれば『ポコダン』の将来も安泰のはずだ。

ジュビ漏「ぎょにちむさん！　どうかこの『ポコダン』をギャルのあいだで流行らせてもらえないですか!?　そしたらきっと、きっと……」

ギャル「でも、ウチ基本的に家で引きこもってゲームしてるから……」

岩田ジュビ漏の布教活動はこれからも続く──