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【個人開発ゲームを斬る】『よろづや勇者商店』あいつ勇者やめて商売はじめたってよ

2015-02-02 15:54 投稿

『勇者』シリーズ最新作

以前、こちらの連載でも取り上げさせていただいた、ドット絵脱出ゲーム『あいつ勇者やめるって』シリーズの最新作がリリースされました。

今作は「脱出ゲームではない」とのこと。

気になりすぎるので、早速遊んでみました。

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▲せっせと素材集め
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▲いらっしゃい! いらっしゃい!

『よろづや勇者商店』は、放置型お店経営シミュレーションゲーム。

素材を拾い集め、レシピをもとに組み合わせ、あらたな商品を開発し、販売してお金を得て、お店を大きくしていくのが目的です。

勇者卒業

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▲勇者を卒業しまっす!
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▲旅を続けるにはお金が必要……

「勇者やめたい」「勇者もうやだ」「勇者まじムリ」と言い続け、やっと勇者を卒業できた“元・勇者くん”。前作で仲よくなった子供ドラゴンの“コドラ”と共に、しばらく気ままな旅を続けます。

そして、金欠へ……

仕方がないので、地元に戻り、“よろづや屋”、つまり“なんでも売る店”を始めることに。

素材を求めて

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▲コドラは店番
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▲勇者くんはせっせと素材集めに

商品を仕入れるお金がないので、街の外をテクテク歩き、落ちている“素材”をタダで拾い集めましょう。

街の外には、“やせいどうぶつ”がウロチョロしていますが、何も攻撃を仕掛けてこないので、基本的にはスルーでオッケー。だってこれは、RPGじゃないんですから。

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▲血が燃える!
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▲いい夢見ろよ!

とは言っても、どうぶつを見つけると“ハント”したくなるのが、男の子の悲しいサガ。

どうぶつをタップして、バトルスタート!

バトルは見てるだけでオッケー。見事勝利すると、“レア素材”を落としてくれます。

反撃を受けて体力が0になると、「勇者よ、死んでしまうとはなにごとだ」状態になり、“よろづや”に強制連行されてしまいます。死んでしまってもとくに大きなペナルティはないのですが、戻されるのがめんどうなら、バトルを避け体力の自然回復を待つか、メニューの“おひるね”を選んで“動画広告”を閲覧し、回復させましょう。

新商品開発

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▲商品開発&生産
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▲レシピからチョイス

素材をよろづやに持ち帰り、次は地下室で、新商品開発&生産。

“定番商品”は、“レシピ”が用意されているので、必要な素材を手に入れると、開発できるようになります。

無事、新商品を開発できたら、素材の数だけ大量生産し、店頭に並べ、あとは商品を売れていくのを待つだけ。

お客様のご来店をボーっと見ていてもいいですし、店番をコドラに任せて、素材集めにでかけるのもよし。在庫が切れないように、定期的にチェックしてあげましょう。

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▲RPGの武器みたいな名前の棚
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▲ビザだって買えちゃう

売れたお金を握りしめ、街をブラブラすると、“家具屋さん”を発見! “棚”を購入し、販売効率をアップさせることができます。

また、新たなエリアへ行くための“ビザ”を販売している、怪しい店も発見。こちらはお金だけではなく、“店の信用=勇者のレベル”が必要とのこと。

レベルアップ

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▲レベルがあがった!
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▲ビザで税関をスルー

勇者のレベルは、商品の売り上げが一定額に達するごとに上がっていきます。

レベルを上げてビザを買い、新たなエリアで、新たな素材をゲットし、新たな商品を開発。

これをひたすらくり返し、勇者くんの私腹を肥やしていきましょう。

ヒントを求めて

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▲くいにげした自分が悪いっす
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▲ヒントゲット!

ある程度慣れてきたら、次は“レアで高価な商品”の開発に着手。

“レアで高価な商品”は、いろんなところに転がっている“ヒント”をもとに、みずから素材を組み合わせ、そのレシピを見つけ出す必要があります。

ヒントを求めて村人に話しかけてみると、ボロクソに言われます。どうやら勇者くんは、かなりのダメ人間のようです。悔しさを胸に秘め、いつか成功して見返す日を夢見て、なんとかヒントを聞き出しましょう。

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▲こんなところにヒントが!?
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▲店の壁のラクガキがヒント!?

ヒントは、エリアのどこかに隠されていることもあります。怪しそうなところをくまなくチェックし、隠されたヒントを見つけ出しましょう。

このあたりは、RPGのような謎解きゲームのような、発見する楽しさがあります。

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▲う◯こぐらい我慢してよ
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▲お宝ゲット!

各エリアには秘境が用意されており、入り口には“謎かけ”のようなものが用意されておりまして、そのままでは入ることができません。これまで得たヒントをもとに素材を組み合わせ、レアな商品を開発することによって、進むこと可能に。

秘境の中では、通常では手に入れることができない“スーパーレア素材”がゲットできます。

“げんきドリンク”

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▲さっそくドアがお出迎え
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▲とりあえず40

冒険を手助けしてくれるアイテムとして“げんきドリンク”が用意されています。

飲むと体力が回復し、かつ一定時間無敵に。やせいどうぶつを、タップ1つでハントすることが可能です。

また、店番のコドラにドリンクを飲ませると、モーレツに呼び込みを始め、瞬く間に商品が売れていきます。

ドリンクはイベントで手に入ったり、アプリ内課金で購入することも可能。もちろん購入しなくても、ちゃんと最後まで遊べますのでご安心を。

最後のオチまで辿りついてから記事を書きたいのですが、〆切もございますので、このあたりでいつものように開発された“ハッピーホッピーハッピーの企画担当:エニム・ゥー”さんにいろいろ聞いてみました。

Q1.『あいつ勇者やめるって』シリーズなのに、なぜ“お店経営ゲーム”なんですか??

なぜ・・・、なぜですかね・・・、なんとなく・・・思いついてしまったから、ですかね・・・。
いや、むしろ脱出ゲーム向けな世界破滅の危機でいいシナリオを思いつかなかったからか・・・。
勇者とコドラの続編を望むユーザーさんの声が多かったので、なにか続編を作らねばとは思っていたんですが、勇者とコドラなら脱出ゲームでなくてもいいのかな、どうなのかな? という試行錯誤の結果でもあります。

Q2.勇者とコドラは名コンビですからね! 制作期間と、苦労した点など教えてください!

今回はゲーム要素もアイテム数もいつものアプリに比べて多かったので、1ヵ月と1週間くらいで作りました。
企画段階からボリュームが多い認識はあったので、スケジュール的に収まるかが心配でした。
開発のスミスに苦労した点を聞いたら「出てくる登場人物たちのアクが強すぎるので、平坦化するのが大変でした。技術的な面での辛みは、単純にボリューム。。。」だそうです。
今回、街の人たちの会話とクエストはスミスにおまかせ、だったので、私はとくに苦労はしませんでした。

デザイナーのピョロッシュに苦労した点を聞いたら、「苦労した点については、それっぽい形のワールドマップを作るのが意外と大変だった。あとはボリューム」だそうです。
やはりボリュームが苦労した点だったみたいです。ハイ。
私も構想から企画までがそこそこ大変だった気がします。脱出ゲームに比べるといままで作ったことのないゲームモデルだったので、その点は大変でした。

Q3.一行でまとめると「ボリュームが大変」だったんですね! 「他のお店経営ゲームとココがちがうぜ!ここがウリだ!」という、開発者さんからのアピールポイントをお願いします!

うーん、ゲームのカテゴライズ的に経営ゲームかなぁと思って、そんな感じの説明をつけちゃったんですが、他のお店経営ゲームと比べて、圧倒的に経営要素が少ないことに気づきました・・・。
あまりむずかしいことなどを考えなくてもポチポチ遊べるところがウリかもしれません。
あとは、街部分がRPGっぽくなっているので、そこらへんを無駄にブラブラしてみるとか、
商品説明の勇者とコドラのやりとりなども、ひまつぶしがてらのお読みいただくと、おもしろいかもしれません。
コドラファンのみなさまには、コドラを愛でるアプリとしてもお楽しみいただいているようです。

Q4.「こうすればいいぜ!」という、開発者さんがコッソリ教える攻略法などあればお願いします!

コッソリ感ぜんぜんなくて申し訳ないんですが、各エリアをくまなく注意深く歩いてみると、だいたいの謎は解けると思います。
あとはコマンドをうまく活用してみることも大事かも。
カキンさん(有料アイテムを販売しているキャラ)はわりとしょっちゅう“げんきドリンク”を差し入れしてくれるので、ケチらず使うのも大事かと思います。

Q5.ドット絵がいつも素敵なんですが、泣く泣くボツにした画像などがありますか?

ピョロッシュ秘蔵のボツ画像をお送りします!
ピョロッシュよりコメントです。

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フィーバーバー周りのUIのボツ画像です。スミスの出してくれたサンプルの方がRPGっぽい雰囲気出てたので、そちらに合わせることになりました。

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イメージ制作の段階では町は狭かったですが、スミスのサンプルでは広く拡張されており、いい感じだったので町は広くなりました。

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初期の動物デザインです。もっと個性を出したくて、この先、試行錯誤を繰り返して微妙に進化しています。

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始め元勇者は剣を振っていました。でも、こいつが剣を振って何かを攻撃するのって違うなと感じたので、最終的には盾で体当たりさせることにしました。

Q6.「スミスさんがいい感じ」だというのは伝わりました! まだまだリリースされたばかりですが、反応や手応えなんかはどんなもんでしょうか?

脱出ゲームじゃないということで、これまでの『あいつ勇者やめるって』シリーズのファンの方の反応がちょっと心配でしたが、レビューを見た感じではおおむねお楽しみいただけているようでホッとしています。
シリーズを未プレイの方でも楽しめているかどうかが今度は気になっています。

Q7.やはりお店経営シリーズも、脱出ゲーム同様3部作の構想なんでしょうか!?

『勇者商店』がヒットしたら続くかもしれません、が、また勇者は転職してしまうかもしれません。
でもボリュームが大きいみたいなので、開発タイミングは慎重に見定めたいと思います・・・。

Q8.次も楽しみ待ってます! 最後になにかひと言、よろしくお願いします!

今後も『あいつ勇者やめるって』シリーズをよろしくお願いいたします。
“ハッピーホッピーハッピー”では、脱出ゲームだけでなく、勇者シリーズだけでなく、いろいろなアプリを作っていこうと思っておりますので、おもしろそうだと思ったらお手にとってみていただければ嬉しいです。

脱出ゲームは苦手だからと、これまで『あいつ勇者やめるって』シリーズに手を出していなかったみなさん。

“ハッピーホッピーハッピー”さんのゆるくて泣けるストーリーを、この機会にぜひ体験してみてください!

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■あぷまがどっとねっと
(あぷまが)

「すべてのアプリにチャンスを!」との思いから、藤田武男氏が個人開発者が開発したアプリを中心に紹介している情報サイト。ほかでは見つからない“お宝アプリ”が“あぷまが”なら見つかるかも! ちなみにイラストは、あぷまがのマスコットキャラ、アイロニー。


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よろづや勇者商店〜あいつ勇者やめるって〜

メーカー
HappyHoppyHappy Co.,Ltd.
配信日
配信中
価格
無料(有料アイテムあり)
対応機種
iPhone、iPod touch、iPad、iOS6.0以上 Android 4.0 以上

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