オンラインゲームは怖くない!気軽に楽しむアクションRPG『幻塔戦記 グリフォン ~新章~』

2015-01-10 00:00 投稿

正統派ファンタジー世界に酔いしれろ!

全国のゲーマー諸君、ごきげんよう。ライターのかかし榮汰朗です。今日(平日)は朝からファミレスでゲーム三昧! ドリンクバーだけでかれこれ数時間を過ごしているよ。こう見えても仕事中なのに、店員さん(妙齢の女性)の冷ややかな視線が痛いぜ……。

筆者が遊んで……じゃなかった、あくまで仕事としてプレイしているゲームは『幻塔戦記 グリフォン ~新章~』(以下、グリフォン)というアクションRPGなのだが、世界観がとにかく気に入った。ゲーム性もシンプルながら奥深く、この原稿を書いている今も遊びたくてしょうがない。

しかし、少しは真面目な顔でPCと向き合っている姿を店員さん(妙齢の女性)に見せておかないと、本当のプータローと思われかねない。仕方なく原稿を書くとするぜ!

まずは作品の世界観を説明しようと思うのだが、先に数枚のスクリーンショットをご覧いただきたい。

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▲こちらはゲームを初めて起動したときに流れるイメージ映像のキャプチャー。

正当派ファンタジーの香りがこれでもかと漂っていて、良いよね!

正直、筆者はこの時点で心奪われてしまった。やっぱり雰囲気って大事だよ。さらに、舞台設定がロマンに溢れていてグッと来るのだ。

『グリフォン』の舞台は“プロメテウス”という町。天を衝く巨大な塔“メトセラ”がそびえ立っている。その巨塔“メトセラ”がいつからそこにあるのか、どうしてそこにあるのか、知る者は誰もいない……。

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▲謎の巨塔“メトセラ”の内部はさながら世界の断片が詰まっているが如く。フロアによって火山があったり森があったり……。

とまぁ、舞台はこんな感じ。それで、“メトセラ”で後に“大氾濫”と呼ばれる異変が起きるのね。中から大量の魔物が溢れ出して、人類は大ピンチに陥ってしまう。

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▲そこに颯爽と現れたのが、「荒野の七人」でも「七人の侍」でもなく、“七英雄”!

「三英傑」とか「四天王」とか「十二翼将」とか「十六神将」とか「女神の三十指」とか、この手の称号に弱い人っているよね。まぁ、筆者のことだが……。“七英雄”ってキーワードだけでテンションMAX、中二病末期患者の心をくすぐってくれるぜ!

主人公は“七英雄”が組織する“塔賊団”に入団して、巨塔“メトセラ”の謎に挑むと……こんな感じでございます。

ちなみに、主人公はアバターで、顔や髪型を変更することができる。アバターは9体まで作成可能で、シナリオの進行度合いはアバターごとに個別。装備や所持金などの資産は共通となる。

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▲自分好みの主人公を作り上げて、巨塔の謎に挑め!

続いて、肝心の戦闘システムについて解説しよう。

新時代のベルトスクロールアクション!

今作のジャンルは『熱血硬派くにおくん』や『ファイナルファイト』に代表されるベルトスクロールアクションに近い。要は、横の動きに加えて奥行きのあるタイプのバトルアクションってことね。これに成長要素やストーリー性、オンラインならではの遊びを加えたものが『グリフォン』ってわけ。“クエスト”という小さな冒険を繰り返していく仕組みで、基本的なゲームサイクルは遊びなれたスマホゲームと同じ。

“クエスト”に挑む→目的を達成→報酬でキャラを強化→さらなる高難度“クエスト”へ!

しかし、戦闘が面白いので、繰り返しによる作業感覚はない。では、画面をご覧いただこう。

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アバターを操作して目的の達成を目指す。“クエスト”によってボスが待ち構えていたり、警護対象がいたりする。障害物を壊すと回復アイテムが出現することも。

操作は画面左下のバーチャルパッドと画面右下に並んだボタンで行う。ボタンは攻撃、ガード、スキル1、スキル2、スキル3の5つ。オート操作も用意されている。

職業によって覚えるスキルは全く別モノ。覚えたスキルは3つのボタンに振り分けて、職業ごとに多彩な戦闘スタイルが実現できる。発動したスキルは再発動までに冷却時間が必要なので、使うタイミングが重要だ。

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▲“戦士”のスキル、全方位に及ぶ“回転斬り”で危機を脱した場面。判断を誤ると一転して窮地に追い込まれることも。

続いてボスモンスターをお見せしたい。これが結構な迫力なんだよね。

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▲壁の穴からノシノシと現れた魔物。コイツはとにかく大きくて画面に納まらない。
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▲まどろんでいると思いきや、突如として吠え猛るボス。とにかく顔が恐い!

強敵に対する最重要アクションはガード。大抵の攻撃はガードをすれば無力化できるのだ。ただし、ガードはボタンを押している間(最大2秒)しか効果を発揮しない上に、次のガードまでには冷却時間も必要。この辺りが今作のアクション性を高めているポイントと言えよう。肝心な時にガードができないと一瞬で昇天することも珍しくない(笑)。

困難な“クエスト”には“共闘”で立ち向かえ!

『グリフォン』はオンラインゲームでもある。困難な“クエスト”も他のプレイヤーと“共闘”することで有利に進められる。

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▲定型文を送ってコミュニケーションを取ることも可能。リアルタイムバトルの醍醐味だ。

パーティは自キャラを含めて4人まで。オートマッチング機能で知らないプレイヤーとも気軽にパーティを組めるぞ。どうしても人と関わりたくない、自分のペースで遊びたいならNPCをパーティに加えよう。ログインしているプレイヤーが少ない時間帯にもNPCが力を貸してくれる。

この辺りの親切さは他所のゲームにも見習って欲しいね。筆者もそうだが、シャイな人間には嬉しい仕組みである。

まるで合戦!? “対戦”がとにかく熱い!

ギルドに所属することで、“対戦”という特殊なルールのバトルを楽しめる。これはフィールドに配置された“タワー”の争奪戦で、ギルド同士の対抗戦“ギルドバトル”、NPCと戦う“A.I対戦”の2種類が用意されている。

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▲“クリープ”(敵味方両陣営に存在する使い魔みたいなもの)たちのぶつかり合いも発生するので、最前線は正にカオス(笑)。

フィールドによっては転送装置や降り注ぐ岩石などのギミックもあり。戦場の情報把握が重要だ。がむしゃらに戦うのではなく、進行ルートを吟味したり、特殊なスキルを巧く利用したりと工夫が求められて面白い。

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▲“アサシン”の爆弾スキルは“対戦”向き。敵の“タワー”や“本拠地”に大ダメージを与える特殊効果があるぞ。

ギルド同士の対抗戦は4 VS 4のリアルタイムバトル。これが白熱して面白いのだけれど、まずはA.I対戦から始めてコツを掴もう。対抗戦はみんな熱心に遊んでいるみたいで、すごい勢いで襲ってくるんだよなぁ! 筆者も何回死んだことか。ルーキーにはちとキツいぜ(笑)。

オシャレも冒険も無課金でガッツリ楽しめる

装備のコレクションも楽しみのひとつ。“強化合成”や“進化合成”といった基本的な仕組みは本作にも実装されているぞ。しかし、何よりも重要なのは装備によってアバターの見た目が変わるところ。アクセサリー単位で細かくオシャレができるのでポイント高し。

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▲筆者は装備を変えても見た目がそのままのゲームが嫌いである。アバターを採用するなら見た目が変わるのは必須だと思うのだが、いかがであろう。
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▲能力値に影響を及ぼす装備と見た目だけが反映される装備を別々に設定できる。

なお、装備は“クエスト”で手に入れるのが基本だが、各種ガチャを回して手っ取り早く強力なものを追い求める手もある。例えば、課金通貨でもある“幻魔石”を12個集めれば、レアリティR以上確定の“プレミアムガチャ”に挑戦できる。

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▲“プレミアムガチャ”は回す前に装備職業と装備部位を指定できるから、引き当てたものが無駄になりにくい。

参考までに、筆者はゲームを始めて2日、レベル11の段階で57個の“幻魔石”が集まった。これは序盤の“クエスト”の報酬や、特定の条件を満たすとご褒美がもらえる“実績”を利用してコツコツと貯めたもの。まぁ、とっくに使っちまってスッカラカンだけどな。無課金でも思ったよりガチャを回せた印象があるけれど、引きに関してはお察しくださいってことで……。

そうそう!

スマホゲームにありがちな“スタミナ”のシステムが本作にもあるけれど、一部の特殊な“クエスト”でしか“スタミナ”は消費しない。基本的な“クエスト”なら無制限に遊べるので、時間の許す限り爽快なバトルを楽しめるぞ。

カンの良い読者諸君は既にお気づきかと思うが、そう、この仕組みの所為で筆者は“クエスト”の止め時を完全に見失ってしまい、店員さん(妙齢の女性)の冷たい目線に晒されているというわけである。

「ゲームは1日1時間!」という格言があるけれど、iPadのバッテリーが切れるまで、当分ファミレスに居座ることになりそうだなぁ……。

幻塔戦記 グリフォン ~新章~

ジャンル
RPG
メーカー
セガ/Aiming
配信日
配信中
価格
無料(アプリ内課金あり)
対応機種
iPhone 4S、iPhone 5、iPhone5s、iPhone6、iPhone6 Plus、iPod touch(第3世代)、iPod touch (第4世代)、iPod touch (第5世代)、およびiPadに対応。iOS 5.0 以降が必要、Android 2.3 以上

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