【朝刊】お土産

2015-01-06 09:00 投稿

【担当者のヒトコト】

もはや6日も経ってしまいましたが、皆様新年明けましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願い致します。

年明け早々ということで、あるある的な感じにはなってしまいますが、年末年始のお話でも。

ふだんなら学生時代の友人と飲みに行き、”年忘れ”ならぬ”記憶忘れ”忘年会を開いて年越しをするのですが、昨年末は勢いに任せて友人と海外旅行に行ってきました。

楽しい思い出でいっぱいの旅行ではありましたが、おかげ様で現在は残りわずかとなった貯金残高に心を痛め、月末に待っているカードの請求に怯える日々を送っています。

そんな旅の思い出は置いておいて、今回お話したいのが”お土産”について。

我が小宮家には「旅行に行ってもお土産を買ってくるな」という文化があります。唯一例外を挙げるとしたら、我が母曰く「無駄な物は買ってくるな。その代わり、免税店で買ったヴィトンの財布なら大歓迎」とのこと。身も蓋もない話です。

そもそもなぜ我が家で土産禁止令が発令されているかというと、まず自分含め家族全員にお菓子を食べる習慣があまりなく、どうせ買ってきても食べないから。それと無駄遣いを減らす意味も込められています。

そのため小学校の修学旅行のときなんかは、周囲の友人が「家族に買うんだ！」とお菓子を大量に買い込んでいる横で、自分は”家族”ではなく、”自分のため”にお土産をひとつ買うという、なんとも虚しい思いもしました。

そんな生活を送り続けて、はや25年。家族にお土産を買うなどという発送は毛頭なかったのですが、最近の両親の趣味が”海外旅行”ということもあり、自分用に買った飛行機で使える枕（視力検査のマークみたいな形をしたあれです）を母に譲ることに。

自分「これ帰りの飛行機で買ったんだけど、すげーよかったからあげるよ」

母「え～？　これ本当に使えんの？」

自分「いやいや、これのおかげで爆睡だったよ。今度旅行行くとき使ってみなって」

とまぁ、息子はほんとささやかな親孝行（？）をしようと思ったわけです。

お菓子でもなく、そこそこ便利な物なので、母はなんだかんだで受け取ってくれる……と思ったのですが。

母「でも持って行くとき邪魔だからいいわｗ　てか家に置いておくのも邪魔だから、あんた持って帰ってよｗ」

自分「(´ω｀）」

もう二度とブランド品以外のお土産を家族に買っていくのはやめようと、固く誓った年始でしたとさ。（小宮元年）

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