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【ひらブラ vol.44】続:Google社のゲーム「イングレス」でダイエットしてみた(その3)

2014-11-21 12:00 投稿

ブログの記事がきっかけでIngressを始めてみました、というご連絡を頂く機会が増えています。ボクも先日、ついにレベルが8に到達し、ようやくスタート地点に立てたような気分です(笑)。

それでは、今回も引き続き、Ingressについてお届けしていきたいと思います。なお、今回のエントリが完結編になります。

まだ過去エントリをご覧になっていない方は、ご一読をオススメします。イングレスって何?って方もどうぞ(下記リンクご参照)。

【ひらブラ vol.42】Google社のゲーム「イングレス」でダイエットしてみた(その1)
https://app.famitsu.com/20141107_462284/

【ひらブラ vol.43】続:Google社のゲーム「イングレス」でダイエットしてみた(その2)
https://app.famitsu.com/20141114_464859/

Ingress_icon

ボクのIngressプレイスタイル、ご紹介

ダイエットという実益があることも判明したので(笑)、徹底的にIngressをプレイするぞ!という決意も新たに、より良いIngressプレイを実現するためのボク流のプレイスタイルを5つ、ご紹介したいと思います。

…といっても、攻略法や必勝法ではないので、あしからず。また、万人にオススメするものでもなければ、こうしないとIngressは遊べない、というものでもありません。あくまで「ボク流」のプレイスタイルのご紹介です、念のため。

diet_measure
▲Ingressダイエットのためには、少しでも快適なプレイ環境を(笑)!

〜ボク流 Ingressプレイスタイル【その1】〜
片耳ヘッドセットを装着

はじめのころは両耳ヘッドフォンを使っていましたが、歩道のない道などで、後ろからクラクションを鳴らされたりとヒヤっとした経験があるので、片耳のBluetoothヘッドセットを購入しました。

音がなくてもIngressはプレイ可能ですが、慣れてくると音「だけ」である程度はプレイできるようになります(ポータルと現在地との相対距離をあらわすソナー音を頼りにプレイ)。画面をずっと見つめているのは目にも悪く、傍目にもアヤシイので、ポータル間の移動は片耳ヘッドセットだけでプレイします。

あと、プレイヤーは自勢力の「エージェント(工作員)」という設定になっているので、要人につくSPのように、なんとなく片耳ヘッドセットをしているとエージェントっぽい雰囲気になって盛り上がります(笑)。

headset_bt
▲小型のヘッドセットだけど3時間も連続使用ができるスグレモノ!

〜ボク流 Ingressプレイスタイル【その2】〜
ナビアプリとGPSロガーをBG起動

先述のとおり、現実世界に住む我々は、最終目的地にどうしても辿り着く必要があります(笑)。でも、Ingressアプリだけに夢中になっていると、気付いたらとんでもない場所にいた!なんてことがよくあります。そんな事態を回避し「ゆるやかに」目的地に向かうために、バックグラウンド動作が可能な「ナビゲーションアプリ」を起動しておくことをオススメします。

ボクはGoogle Mapを使っています。Ingress起動中も、通知機能で自宅までのナビをしてくれます。このナビ、ボクは連続3〜5回までは無視が可能という自己ルールでプレイしています。当然、ナビアプリは現在地からの最短ルートを伝えてくるので、すべてナビどおりにする必要はないというわけです。ナビの言うとおりになる頻度を増やせば、それだけ目的地に到着する時間も早まるというわけです。便利!

また「My Tracks」などのGPSロガーを起動しておくのも便利です。自分がどのような軌跡で歩いたかがいつでも確認できますし、移動距離や消費カロリーなどもチェックできます。

ただし、BG起動するアプリが増えれば増えるほど、電池消費も通信量も増える点はご注意下さい。

ingress_with_navigation
▲Ingressを起動したままでも、ナビアプリが(現実世界での)目的地までの道順を指示し続けてくれます

〜ボク流 Ingressプレイスタイル【その3】〜
AndroidとiPhoneの2台持ち

IngressはつねにGPS通信を行い画面表示も継続的に行うので、かなり電池を消耗します。短時間のプレイであれば良いですが、数時間にわたるプレイの場合はモバイルバッテリーなどが必須です。

ボクは会社支給のiPhoneと個人所有のAndroidを持っているので、その両方にIngressをインストールし、電池が心もとなくなったら、端末を交換するようにしています。

夜間のプレイであれば、スマホの画面輝度を最小にして、ヘッドセットをメインにして電池消費を抑えるプレイもオススメです。古い端末が手元にあれば、テザリングでプレイするのも手かもしれません。

mobile_battery
▲小型のモバイルバッテリーも手放せない存在です

〜ボク流 Ingressプレイスタイル【その4】〜
Wi-Fiは必ずONで

ご存知の方も多いと思いますが、スマホの現在位置の認識はGPSセンサーだけではなくWi-Fiからの情報も使っています。つまり、Wi-FiをONにすることで認識精度が向上します。

Ingressは自分の現在位置から一定の半径内のものに限定して影響を与えることができるようにデザインされているので、現在位置の認識精度が悪かったり現在位置の移動の追従性が悪いと、ゲームの魅力が半減し、ストレスにもなってしまいます。

快適なプレイのためにも、Wi-Fiは、つねにONしておくことをオススメします。

wifi_on
▲快適なプレイには、高いGPS精度が必要です

〜ボク流 Ingressプレイスタイル【その5】〜
ウェアラブルや別アプリで「リザルト」を強化

スマートウォッチや活動計バンドなどのウェアラブルデバイスがあれば、Ingressがより楽しくなります。

Ingressアプリ上でも歩行距離などは確認できますが、累計値のみです。Ingressを頑張ってプレイしたあとは、歩行距離の長さや消費カロリーの多さなど、ウェアラブルデバイスで取得したデータを見ながら自己満足…否、悦に浸るのもなかなかオツなものです。

既述の「その2」でもご紹介したGPSロガーのデータを見るのも楽しいです。どれだけ効率的にポータルを巡ったかどうかが手に取るように分かりますし、歩いてきたルートでの高低差やその時々の歩行スピードもチェックできます。

Ingress以外のログデータが、まるでゲームのリザルト画面のようになる、というわけです。Ingressダイエットには重要なポイントだと思います。

論より証拠、ボクのIngressダイエットの「リザルト」を(お恥ずかしながら)いくつか、ご参考までに載せておきます。

まずは、Ingressのアプリ上のキャプチャから。

ingress_agent
▲アプリ内でも、こうしたサマリーは確認可能

さらに、別のアプリをバックグラウンドで常駐させたり、ウェアラブルデバイスと連動するアプリを使うと、さらに細かなログ(リザルト)を確認できるようになります。下記はその一例です。

traks_height
▲My Tracks による速度と標高のログ
traks_line
▲My Tracks による軌跡データ
tracks_summary
▲My Tracks によるサマリー画面
weight_shift
▲ボクの体重の推移(恥ずかしい…

グラフ内の後半、急激に体重が落ちている部分が、まさに「Ingressダイエット」によるものです!

…さて、このように全世界でプレイヤーが増えているIngressですが、ビジネス的な観点から、どーしても気になるのが「マネタイズ」や、ビジネスモデルついてですよね。

現状、Ingressはサービス開始から2年間、一度もユーザに対して課金サービスを行ったことがありません。完全無料でプレイできます。

今後、どのような計画があるのでしょうか。気になってしかたありません。

GDC NextでのNiantic Labs社による講演レポートなどを読むと、アイテム課金の検討はなされているらしいですが…さてさて!?

個人的には、Ingressのマネタイズについては、サービスの提供企業が「Google」であるというところに最大のヒントがあるような気がしてなりません。この辺はまた、折をみて詳しく迫ってみたいと思っています。

━━━━━━━━━━━━

【追記】

…と、原稿を編集部に送った直後に、ビジネス面について大きなニュースが飛び込んできました。Ingressの開発提供元でもあるNiantic Labs社の川島優志さんが、日本科学未来館で行われた「ジオメディアサミット」というイベントで登壇されたとのこと。ボクはflick!Newsさんの記事ケータイWatchさんの記事で知りました。

Ingressをプレイしている方はすでにお気づきかもしれませんが、全国のローソンが一斉にポータル化するという出来事がありました。どうやら謎めいた感じの発表だったようですが、同イベントで告知がなされたようです(その背景に、ビジネス的なやりとりがあったかどうかは現時点では分かりません)。

海外では、企業とのタイアップ企画で、商品そのものにIngressのパスコードが記載されていて、それをゲーム上で入力するとアイテムがもらえるという試みもなされているとのこと。また、1年半〜2年後を目処に、API化が進められている、とも。これはまさに、Ingressのプラットフォーム化であり、Google以外の企業からIngressの基盤を活用したゲームやサービスが提供される、という未来が予想されます。

ゲームとしての拡がりはもちろんですが、こうしたビジネス面の今後の展開も要注目ですね。ちなみに、川島氏からは「Ingressエージェントが動いた総距離」が発表されたということで、なんとその距離、1億km=地球2500周分、だそうです。これは、もはや人類の健康に多大に貢献していると言えるのでは(笑)。

引き続き、ボクもIngressを楽しみながら、ダイエットを「頑張らずに」頑張りたい(笑)と思います!

…というわけで、今週のひらブラはここまで。

それでは、また次回の更新でお会いしましょう!

Ingress

メーカー
Google, Inc.
配信日
配信中
価格
無料
対応機種
iOS 7.0 以降。iPhone、iPad および iPod touch 対応。  Android 要件 2.3 以上

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【バックナンバー】

※【ひらブラ vol.43】続:Google社のゲーム「イングレス」でダイエットしてみた(その2)

※【ひらブラ vol.42】Google社のゲーム「イングレス」でダイエットしてみた(その1)

※【ひらブラ vol.41】『ゴシップライター〜消えたアイドルを救え!〜』ボルテージ開発秘話(その2)

※【ひらブラ vol.40】『ゴシップライター〜消えたアイドルを救え!〜』ボルテージ開発秘話(その1)

※【ひらブラ vol.39】ストリートビューの「斜め上」

※【ひらブラ vol.38】導入判断を「いつやるか?」→「今でしょ!」

※【ひらブラ vol.37】音数を諦めず/音質を妥協せず/負荷を極小にする方法(iOS&Android)

※【ひらブラ vol.36】ネーミングによる期待感の創出(Apple Watch や Destinyの話)

※【ひらブラ vol.35】快適な音ゲーをAndroidでも実現するための試み(シリーズ)

※【ひらブラ vol.34】スマホは人を「行商」にする

※【ひらブラ vol.33】ゲームがアツい”秋”が到来!CEDEC & 東京ゲームショウ

※【ひらブラ vol.32】看護師不足をゲーム技術で解決する(CRIのヘルスケア事業)

※【ひらブラ vol.31】クリエイティビティの背後には「技術」あり

※【ひらブラ vol.30】「コントローラの正しい持ち方」を教えてくれた人

※【ひらブラ vol.29】ありえないほど近い!のススメ(オトナ向けシルクを観てきた話)

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※【ひらブラ vol.27】ウェアラブルで生活してみたよ(休日編)

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※【ひらブラ vol.24】ミドルウェア「5つの真実」

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※【ひらブラ vol.20】認識系ブラックボックス最前線(Part-2)

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※【ひらブラ vol.18】アルファムービーってどうやって作ったらいいの?

※【ひらブラ vol.17】タブレット向けゲームに関する緊急アンケート(プレゼント付)

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※【ひらブラ vol.15】未来から来た行商人からモノを買ってみた

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※【ひらブラ vol.13】お台場に1000人のスマゲ開発者が集結!? CRI Uniteレポート(前編)

※【ひらブラ vol.12】行動変容の春だから…「人生をゲーム化してみよう」

※【ひらブラ vol.11】長く遊べるゲームを低コストでつくるには(ナラティブなゲームってなんだろう?)

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※【ひらブラ vol.2】 LEDで無重力をつくる話

※vol.1-4:福袋も飛行機もゲームも?ゲーム開発を支える”黒い箱”とは

※vol.1-3:福袋も飛行機もゲームも?ゲーム開発を支える”黒い箱”とは

※vol.1-2:福袋も飛行機もゲームも?ゲーム開発を支える”黒い箱”とは

※vol.1-1:福袋も飛行機もゲームも?ゲーム開発を支える”黒い箱”とは

※vol.0:創刊準備号ということでジコショーカイ

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幅朝徳(はば とものり) 株式会社CRI・ミドルウェア 商品戦略室 室長、CRIWAREエヴァンジェリスト。学習院大学卒業後、CRIの前身である株式会社CSK総合研究所に入社。ゲームプランニングやマーケティング業務を経て、現CRIのミドルウェア事業立ち上げに創業期から参画。セガサターンやドリームキャストをきっかけに産声を上げたミドルウェア技術を、任天堂・ソニー・マイクロソフトが展開するすべての家庭用ゲーム機に展開。その後、モバイル事業の責任者として初代iPhone発売当時からミドルウェアのスマートフォン対応を積極推進。GREE社やnhn社といった企業とのコラボでミドルウェアの特性を活かしたアプリのプロデュースも行う。近年は、ゲームで培った技術やノウハウの異業種展開として、メガファーマと呼ばれる大手製薬会社のMR(医療情報担当者)向けのiPadを使ったSFAシステムを開発、製薬業界シェアNo.1を獲得しゲーミフィケーションやゲームニクスの事業化を手掛ける。現在、さらなる新規の事業開拓や未来のサービス開発を担当する傍ら、ますます本格化するスマホゲームのリッチ化を支援するためにモバイルゲーム開発者におけるミドルウェア技術の認知向上のためエヴァンジェリストとしての活動に注力中。

趣味は、映画鑑賞とドライブ、クロースアップマジック、デジスコによる野鳥撮影、コンパニオンバードの飼育、そしてもちろん、ゲーム。

CRI・ミドルウェア ウェブサイト

http://www.cri-mw.co.jp/

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