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都市伝説”スレンダーマンを見たら死ぬ”……って知ってる?

2014-11-11 19:21 投稿

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今年のハロウィンのトレンドは?

日本でも認知度が高まりつつある“ハロウィン”。先月31日夜、渋谷では、バッドマンや吸血鬼、血しぶきを浴びたナースなど、思い思いの仮装をした人たちが入り乱れ、ハイタッチ。もはや“日本式ハロウィン”という言葉がよくあてはまる、カオスな状況がくり広げられた。

一方、本場アメリカの今年のハロウィンでは、“Slender Man(スレンダーマン)”という日本では聞き慣れない架空のキャラの仮装が、もっともポピュラーであったという。

スレンダーマンとは、“見たら死ぬ”と言われる都市伝説上のキャラ。真っ黒な外套に身を包み背がひょろ長く、顔はのっぺらぼう。身体中から触手を放射状に伸ばし、見たものを威嚇したりとらえたりするという。

2009年にネット上で登場して以来爆発的に広がり、各地で目撃談が後を絶たないほか、これに起因した殺人未遂事件までが発生。そんなスレンダーマンはアプリゲームにまで触手を伸ばし、App Store上では同キャラが題材のゲームが多様に存在する。今回は、そんなスレンダーマン関連のアプリを紹介していきたい。

スレンダーマンのアドベンチャーゲームが続出

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スレンダーマン関連でもっともよく見かけるのが、“スレンダーマンに見つからないようにフィールド上にある複数枚のメモを入手、フィールドから脱出”といった探索型のゲーム。

例えば、『Slender Rising Free』がその典型。日中/夜とステージを選択可能で、風が吹き付ける音しか聞こえない荒れ果てた庭を、ポイント&クリック型の操作で自由に動き回る。壁に貼られていたり地面に落ちたりしているメモをゲットしつつ、スレンダーマンの目をすり抜けて、ステージから脱出をはかる。

Slender Rising Free

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スレンダーマンが近づいてくると、画面が壊れたように歪みはじめ、景色の奥のほうから、ヒモのようにノッポな姿を現し、ゆっくりと近づいてくる。この“予兆”は、どこかコンシューマーゲームの『サイレントヒル』のラジオのそれとよく似ており、突如静寂を破られる焦りに、操作する手元が狂う。そんな感じで……。

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ぎゃ~! となって、死亡。姿を現してからが速いので、一目散に逃げよう。

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そのほか、反対にかなり広大なフィールド上で、スレンダーマンともう少し余裕のある鬼ごっこを堪能できる『Slender Man – Chapter 1: Alone Free』や、真っ暗闇の森をライト片手に逃げまわる(ビックリ度、かなり高し)『SlenderMan’s Forest』など、さまざまな趣向を凝らしたものが多数存在する。

Slender Man – Chapter 1: Alone Free

SlenderMan’s Forest

しかもそれらの多くが、“時代の流行に乗っかって適当に作っちゃった”感のあるゲームではなく、グラフィックや世界観、仕掛けまで、すべてにおいて職人魂すら感じられる作りこみになっているので、評価の高いものが散見される。

上記のゲームに対するレビュー上の感想も、「ちょーこえー」、「いきなり目の前に現れた瞬間のあの恐ろしさ、クセになります」、「肝試しゲーム」、「うぎゃーーーーーー」といったものがあり、怖さとビックリ具合がクセになるようだ。

妙につやっぽい“スレンダーガール”など派生アプリも続々

その他、“人気者の常”として、派生系のアプリも多くリリースされているが、こちらも比較的気合が入っているものが目立つ。

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まず、“子供部屋”を舞台に上記の脱出劇を堪能できる『Slender Man The Kid Room』。はじめはコンセプトが謎だと思っていたが、中身を見てみると、どこかトラウマを抱えた子供の精神世界的なダークの世界観の中、ゲームを進めることになるので、これはこれでひとつの雰囲気を構築している。

と、いうか、上記に紹介した“スタンダード”なものよりも、むしろこっちの方が個人的には不気味さと気持ち悪さが際立って好みだ。

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こんなのとか。気持ち悪すぎる……。

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海外では、オウムや猫、犬といったキャラに話しかける“Talking”的なアプリも多くリリースされているが、それのスレンダーマン版である『Talking Slender Man』や、ちょっとセクシーでグラマラスな謎の女性がステージを駆け抜けるランゲーム『スレンダー・ガール』など、バラエティも豊か。

前者は声を録音してそれをスレンダーマンが再生するだけという内容なので置いておくとして、後者のゲームはよく出来ている。

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スレンダー・ガール

スレンダーマンを赤頭巾化したようなキャラが、鳥や岩、木々といった障害をジャンプやスライディングで越えて行きスコアを競う内容だが、全体的なノリがこれぞ洋ゲー的なノリ。アクションの度に「アアッ!!」、「フゥッ!」、「アンッ」などと声を漏らし笑ってしまう。

人を瞬間移動で追う設定のはずなのに、なんで超全力でしかも“頑張ってます”的な声出してるの? そもそも何をめがけて走ってるの? などといった突っ込みは決してしてはならない。

ちなみに、この“スレンダーガール”自体も多少認知されているようで、さらにスレンダーガール派生アプリがあることも確認できたときは、無限の可能性を感じた。

純粋な疑問で、じゃあ、スレンダーボーイとか、スレンダーグランマとか、スレンダーベイビーとか、果てはスレンダーミルフといった“スレンダーファミリー”的なものはないのかと調べてみたら、海外のフォーラム上で、「スレンダーガールについて皆はどう思う? 俺はスレンダーマンよりキモいと思う」、「スレンダーガールなんかいるの? じゃあきっと、彼らは“スレンダーファミリー”を作ろうとしてるんだよ」、「それはネットの住民がやることだろw」

といったやりとりが確認できた。今後、さらに多様なキャラが出てくる可能性もありそうだ。

いずれにしても、その流行は本物かどうかという話は別として、日本国内でも認知度は上がっているハロウィン。個人的には、この“スレンダーマン”に扮した人がセンター街に現れ、千手観音のごとく全方位に伸びた手で“ハイタッチ”をするカオスな光景を、近くの某コーヒーチェーンの窓際から堪能してみたい。

(斎藤えいこう)

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