鳥海浩輔、小野友樹、杉山紀彰、保志総一朗が登場した『ボーイフレンド（仮）』初のリアルイベント

肌寒い春なのに、会場は超ホット!!

総勢30名以上の豪華声優陣が出演する学園恋愛カードゲーム『ボーイフレンド（仮）』の初となる無料公開イベント“ボーイフレンド（仮）無料公開イベント第一弾〜藤城学園 春のオリエンテーション〜＠秋葉原”が、2014年4月6日、AKIBA SQUAREにて開催された。『ボーイフレンド（仮）』待望のリアルイベント開催ということで、肌寒い春の風が吹き荒れる中、会場には600人もの乙女たちが集結！　なんと、会場に入りきらない多くのファンで立ち見まで出るほどの大盛況ぶりであった。

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イベントは鳥海浩輔さん（若桜郁人役）、小野友樹さん（新海凜十役）、杉山紀彰さん（白川基役）、保志総一朗さん（廣瀬櫂役）が登場し、スピンオフショートストーリーの生アフレコなどが行われた。2014年3月には70万人を突破したという会員数もさることながら、『ボーイフレンド（仮）』へのファンの熱さを実感しる、イベントの様子をお届けしていく。

司会の吉田尚記アナウンサーが登場すると、早くも会場は歓声に包まれる。ファンの期待も最高潮に高まったところで、決めぜりふとともに鳥海浩輔さん、小野友樹さん、杉山紀章さん、保志総一郎さんが登場！

キャラクターの紹介も兼ねて、おひとりずつ高校時代のお話を聞いていく。テニス部なのに練習する場がなくテニスをしたことがなかったという杉山さん、所属期間2週間の自然科学部なのに活動中は漫画ばかり読んでいたという保志さんなど、ゲストらの衝撃的な高校時代の思い出話が次々と飛び出し、会場は爆笑と驚きが入り交じった。

スピンオフショートストーリーで４人の日常生活をこっそりのぞき見

そんな爆笑トークで会場が温まったところで、まずはひとつめのコーナー“ボーイフレンド（仮）スピンオフショートストーリー”へ。このイベントのために書き下ろされた特別ストーリーを4人が生アフレコするというもの。藤城学園保健室を舞台に、ゲーム本編ではなかなか見ることのできない4人のキャラクターたちの掛け合いが展開した。

放課後。
校内の生徒もまばらになると仕事を片付け保健室を去ろうとする若桜。
そんな彼のもとにやってきたのは、実験中に火傷をしてしまったという白川だった。
帰ろうとしていた矢先の白川の登場に、少しご機嫌斜めになる若桜。
申し訳なさそうにする白川に「今度怪我をしたら自力で直してくれる？」と優しい声色に反してSな発言が飛び出す。
そんなやりとりをしていると、ギターの弦で指を切ってしまったという新海が現れる。
「またも男か……」とつまらなさそうな様子の若桜先生は、雑な手当で新海を放置。
そこへ、主人公が若桜に返す予定だった本を預かってきたという廣瀬が登場。
しかし、廣瀬が持っていたのは女性ファッション誌。

若桜先生に女装趣味があるのではという疑惑が急浮上……!?

結局のところ、「彼女の趣味」ということでひと安心したのも束の間。
それぞれ保健室を出て行った新海、白川、廣瀬が主人公にばったりと遭遇。
大量の本を運ぼうとしている主人公を助けつつ「少しの時間だけでもあなたと一緒にいたい」と紳士的に声をかける白川、「少しくらいあんたを独り占めしてもいいだろ？」と珍しく素直に独占欲を見せる新海、「お前が甘えることができるたったひとりの男になりたいんだよ」と天真爛漫な可愛さを封印し男らしいせりふで決めてくれた廣瀬など、思い思いに主人公に声を掛ける。

一方、保健室に残った若桜は校内にも関わらず、堂々と主人公に電話をかけ、車で送ると伝える。

最後に「俺だけを見つめる君を見ていたい、いい子で待っていて、ね？」と鳥海さんが吐息にたっぷりでせりふを囁くと、割れんばかりの黄色い声援が沸き起こり、大興奮のままアフレコが終了した。

いつもとは少し雰囲気の違う廣瀬に「真面目な廣瀬くんを出してみた」と保志さんが感想を語ると、主人公に堂々と自分が彼氏だと宣言した廣瀬の言葉を受けて、「廣瀬が主人公に彼氏だって言ってるのに、若桜先生に連れていかれちゃうんだね」と鳥海さんからするどいツッコミが入る一幕もあった。

ファンの熱い妄想が実現！　甘～いせりふで胸キュン

イベントはふたつめのコーナー“あなたの夢を叶えます！妄想学園生活☆”へ。これは『ボーイフレンド（仮）』の公式Twitter上で行われた企画で、“入学早々遅刻をしてしまった主人公。急いでいたら前を歩いていたキャラクターにぶつかってしまって、尻もちをついて言われたひと言”という設定から、ファン自らが言ってもらいたいひと言を投稿するというものだ。ここでは、感嘆の息、悲鳴などが沸き起こった4人のせりふを一気に紹介していく。

若桜「あぁ、大丈夫？　ほら、俺に掴まって。連れて行ってあげるよ、保健室にね。俺は養護教諭だから治療したあとでふたりきりの入学式……しようか？」

新海（主人公が入学したて、中学３年生の新海と出会う）「あっぶねぇなぁ。んなすっころんで。手かせよ。あんた藤城の奴か？　来年入学してやるから待ってろよな！」

白川「わっ、すみません。怪我してませんか、立てますか？　あぁ、すみません、つい見惚れてしまって。いっしょのクラスだといいですね。あ、遅刻しますね、急ぎましょう」

廣瀬「あぁ、びっくりした！　お前も遅刻仲間か？　ほら、手出せよ。よいしょっと、あ、いまもしかしてオマエ、俺に惚れちゃった？　え、違う？　そんなに照れなくても。あぁ、……そう」

などなど、さすが『ボーイフレンド（仮）』を愛するファンの方々からの投稿なだけあり、乙女が胸キュンするツボをビシビシ突いてくるセリフばかりでした。しかも、そのセリフを声がつくとあってはテンションの上がらない女子はいない！

「セリフをたくさんいただいたんですが、だいたい最後は“保健室行こうか？”でした（笑）」（鳥海）という暴露も飛び出した。
このコーナーでは各キャラクター1順したあと、同じシチュエーションで2順目へ突入する大サービスっぷり。自身でも『ボーイフレンド（仮）』をプレイしているという吉田アナと小野さんのふたりが相談しながら、各キャラの言ってほしいセリフを選ぶという場面も見られた。

大盛り上がりのイベントもいよいよクライマックスのじゃんけん大会へ。若桜、新海、白川、廣瀬が書かれたポスターにその場で声優陣４名がサインを入れ、１名の方にプレゼント！　乙女たちの真剣バトルが繰り広げられた。

あっという間に1時間半が経ち、すべてのプログラムが終了。キャスト４名からのコメントで『ボーイフレンド（仮）』の初イベントは幕を閉じられた。

登場キャラクターは30名以上、声優陣全員が口にしていた「またイベントをしたい」という言葉通り、また再びのリアルイベント開催に期待したい。

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