『古の女神と宝石の射手』ノベルパート解説:「第一話 ふたご座の姉妹」

2014-03-03 12:00 投稿

『古の女神と宝石の射手』のまとめページができました

ノベルが紡ぎ出すティターン戦争の謎

『古の女神と宝石の射手』では、クエストをクリアーすることによって、ノベルパートが順番に解放されていく。それぞれ別々のストーリーのように見える各キャラクターたちの物語は、徐々に結びつき、互いに補完しあっていく。そして最終的には、ティターン戦争という大きな謎を持った戦いの真実を、浮かび上がらせるという構成になっている。

現在公開されているのは第3話まで。さらに、第5話までの予告がアプリ上でなされている。

「泣けるパズルゲーム」と言われるだけあり、ストーリーは重厚そのもの。App StoreやGoogle Playのレビューを読むと、「感動した」という感想がたくさん投稿されていることがわかるだろう。

そんな重厚なノベルパートの見どころを、ファミ通Appがピックアップ。初回となる今回は、「第一話 ふたご座の姉妹」について紹介していきたいと思う。

運命に翻弄される悲劇の姉妹の物語

「第一話 ふたご座の姉妹」で語られるのは、死の運命を背負った姉カストールと、その姉を愛する妹ポルクス。ふたりの姉妹が懸命に生きる姿を描いたストーリー。『古の女神と宝石の射手』オリジナルストーリーだが、根幹は星座の双子座の由来となった、ギリシャ神話をモチーフとしているとのこと。

上に掲載した物語の冒頭ページは、姉カストールの告白から始まる。この部分を読んでいただければ、彼女が自分の運命を知っていることを暗示していることがわかるだろう。

そして物語の本編は、ギリシャの都市スパルタ最強の剣士である姉妹のもとに、とある依頼が届くところから始まる。依頼主は従兄弟のイーダス。あろうことか、暴君アミュコスの討伐を依頼されたのだ。

討伐への旅の途中で、姉カストールは予言の神プロメテウスによって自身の死の運命を知らされることになる。

カストールは自らの死の予言を胸に秘め、妹のポルクスとともに大冒険をくり広げる。そして、見事に暴君アミュコスの討伐に成功するが、徐々に姉カストールの運命の日は近づいていた。

カストールに残された最後の日。姉が元気のない理由を知らない妹は、ふたりの幸せな未来を語る。

この先の展開がどうなっていくのか。感動のラストシーンは、ぜひゲームの中で確認していただきたい。

予言の神プロメテウスの役割は?

第一話の概略をお伝えしたところで、ここからはストーリーの注目すべきポイントを紹介していこう。「第一話 ふたご座の姉妹」に登場した予言の神プロメテウスは、じつは第二話以降のストーリー展開で非常に大きな役割を果たすこととなるらしい。

プロメテウスはなぜ未来を見ることができるのか? そこに、本作の最大の謎が潜んでいる。彼女の語る言葉を、ぜひもう一度読み直していただきたい。

ファミ通Appだけに、コパンさんが提供してくれたプロメテウスの新カードがこれ。このカードは今後「水晶召喚」からも、手に入れることができるようになるとのこと。

また、以前ごくわずかな数だけが配布された、限定版の「ふたご座の姉妹」カードがこちら。物語本編には書かれることのなかった、カストールの手紙の内容が記されている。

こちらのカードも、今後改めて手に入れるチャンスがあるとのことなので、期待して待っていよう。

ポルクスの本当の名はポリュデウケース。なぜ彼女は神の子となったのか。ここにも大きな伏線が存在しているのだ。

次回のノベルパート解説では、「第二話 ティターン戦記 序幕」を特集する。

『古の女神と宝石の射手』のまとめページができました

古の女神と宝石の射手

メーカー
コパン
配信日
配信中
価格
無料(アプリ内課金あり)
対応機種
iOS 5.0 以降。iPhone、iPad および iPod touch 対応。 iPhone 5 用に最適化済み。Android 2.2 以上。

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