【朝刊】ゲームセンターには甘酸っぱい香りが漂う

お目当ては勿論、『グルーヴコースター』と『ぷよぷよ!!クエスト アーケード』。スマゲ界でその名を轟かせるタイトルが、満を辞してアーケード業界に進出を果たした作品ということもあり、なかなかの良作でした。

『グルーヴコースター』は、スマホ版と基本のシステムは同じでありながらも、備え付けのヘッドフォンと”ブースター（コントロールボタン）”によって特有のリッチさを醸し出しており、思わず100円を投下してしまう気持ちもうなずけます。また、スペイシーなギミックが好きとしては筐体のデザインにぐっとくるものがありました。初心者でも気軽にプレイできるも難易度になっているので、ひとまず一度プレイすることをオススメします！

『ぷよクエ』はアーケードゲームとしては異例の”ワンプレイ無料”という試みで打ち出しつつも、しっかりとマネタイズができるシステムが形成されているので、アーケードゲーム業界にひとつの革命を起こした作品になっているのではないかと思います。

かつては『頭文字D』にお熱だった学生時代。当時のノスタルジックな感情に包まれるゲームセンターに、ふたたび通ってみようと思いました。く（小宮元年）