『Plague Inc.‐伝染病株式会社‐』最新アップデート情報

2013-10-25 11:24 投稿

新しい『Plague Inc.』の登場か?

伝染病を世界中に拡散させ、人類を滅亡させるという負のコンセプトを特徴とするエンターテインメント作品『Plague Inc.』。久しく動きのなかったこの作品だが、10月18日、DeveloperであるNDEMIC CREATIONSの公式HP内で、近々大きなアップデートを予定していることが告知された。今回は、MUTATION 1.7と呼ばれるそのアップデート内容についてお届けする。

▲ロンドンを拠点とするNDEMIC CREATIONS。独特の作風はイギリス人特有のシニカルさの現われか。

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MUTATION 1.7の変更点

・シナリオ形式のコンテンツの導入。
・シナリオ数は15本を予定。
・シナリオのタイプは大きく”Real life deceases”と、”Alternative universes”の2種類に分けられる。

Real life deseasesタイプのシナリオ

黒死病や豚インフルエンザ、HIVのような現実世界にある病原体でゲームを開始。プレイヤーはそれらの病原体の発生から全世界への拡散までを、自らの手で実現することができる。

Alternative universesタイプのシナリオ

アメリカ合衆国の債務不履行”デフォルト”や排外思想、小氷期のような世界に打撃を与える病原を選択。世界がさまざまなイベントを通じて地球規模の災害へ対応していく一方、プレイヤーはその未知の状況を利用し尽くすために奔走することになる

シナリオ例01:Sovereign Default(国家の財政破綻)

アメリカ合衆国の債務不履行が大きな財政危機を引き起こす。それにより重大な経済打撃を引き起こし、世界中の国々の経済を脅かすこととなる。

▲写真からは、”Shut Down Everything”(すべてを閉鎖しろ)、”Smallpox”(天然痘)、”Swine Flu”(豚インフルエンザ)、”Volcanic Ash”(火山灰)、”Who Cares”(どうでもいい)なるシナリオの存在も。

シナリオ例02:Black Death(黒死病)

活動を休止していたペスト菌の系統によって患者0号が感染。人類は、かつて2億以上の人々を殺し、数世紀ものあいだ影を潜めていた細菌と対峙しなければならない。

▲ほかにも、”Created Equal”(生まれながらの平等)、”Global Warming”(地球温暖化)、”Golden Age”(全盛期)、”HIV”(後天性免疫不全症候群)なるシナリオを確認できる。

シナリオ例03:Xenophobia(排外思想)

外国人に対する敵意が急速に増加。すべての国々は国境を強化し、世界中で国境を越える交通が劇的に減少する。

▲ここでも”Swine Flu(豚インフルエンザ)”、”Volcanic Ash(火山灰)”、”Who Cares(誰がかまうものか)”を確認。more coming soon(近日公開)の表示も。

アップデートのリリースと課金の予定は?

iPhone版:11月配信予定
Android:11月〜12月配信予定
シナリオふたつは無料。個別シナリオ価格は0.99ドル。全シナリオ(将来的に追加されるシナリオも含む)価格は2.99ドル。

ただし、上記スケジュールが日本語バージョンにも適用されるかどうかは不明。同様に、日本での課金額も不明。これまではiPhoneユーザーしか遊ぶことのできなかった『Plague Inc. -伝染病株式会社-』だが、大規模アップデートを機に、Androidユーザーもプレイできるようになるのは確実化。

詳細が判明次第、続報をお届けする。

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Plague Inc. -伝染病株式会社-

ジャンル
シミュレーション
メーカー
Ndemic Creations
配信日
配信中
価格
100円[税込]
対応機種
iOS 4.3 以降。iPhone、iPad および iPod touch 対応。 iPhone 5 用に最適化済み

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