目標は1000万DL！　さかなクンが『ギョギョコレクション』で世界進出を狙う!?

●バージョンアップで魚の種類がドンドン増える

2013年6月11日、東京・池袋のサンシャイン水族館にて、アプリ制作会社のドリームズ・カム・トゥルーは人気タレントのさかなクンと共同開発を行ったiOS向けの新作アプリ『ギョギョコレクション』の記者発表会を開催した。

▲さまざまな魚がデザインされた白衣を着てさかなクンが登場。

発表会が始まると、本作を手掛けたドリームズ・カム・トゥルーの渋谷氏と今回のアプリ制作のキーマンとも言えるさかなクンが登場。さっそく、さかなクンから『ギョギョコレクション』について、その内容が語られた。本作は、日本に実在する魚たちが可愛くデフォルメされており、その魚たちをさかなクンといっしょに“ギョ獲”し、図鑑をコンプリートさせることを目的としたコレクションタイプのアプリ。図鑑に登録された魚たちからは、詳細な情報も確認することができ、楽しく遊びながら魚のことも学べるようになっている。

▲ゲーム画面。左の画面で魚を“ギョ獲”し、右の画面で獲った魚の情報を閲覧できる。

本作に登場する魚たちはすべてさかなクンが選んでいるとのこと。選ばれた魚たちは、さかなクンによる日本代表と言っても過言ではない“ギョ自慢”のお魚たちとなっている。配信開始時は約50種類の魚が登場し、今後のアップデートでドンドン種類が増えていく予定だ。

▲“ギョ自慢”の魚たちが写っているパネルを指さしながら紹介していくさかなクン。中には世界中に分布している魚もいると解説。

つぎにさかなクンによる本作のデモンストレーションが行われた。画面を所せましと泳ぐ魚たちをタップ操作でタッチしたりなぞったりすることで順調に“ギョ獲”していくさかなクン。そのスムーズな“ギョ獲”ぶりに「お借りしていた端末でいっぱい練習した甲斐がありました」と喜びをあらわにした。その後捕まえた魚の情報を図鑑で確認して一連の流れを披露した。説明文は専門用語を避けた子供でも分かりやすい内容になっており、知育にもよさそう。

▲ハナミノカサゴの説明文を読むさかなクン。

さかなクンによるデモが終わると、ドリームズ・カム・トゥルーの渋谷氏がパワーポイントとモニターを使って本作を開発した経緯を説明。島国独特の魚文化や、さまざまな魚を鑑賞することができる水族館の数が世界一であることなど、日本独自の魚文化を世界に広めるために、さかなクンの強力のもと本作を作成したという。まずは日本から、そして2013年7月11日には海外版も配信されるとのこと。この事実にさかなクンは「うれしさのあまり涙がちょちょぎれちゃいます」とコメント。目標ダウンロード数は国内で100万、海外で1000万とのこと。価格は85円[税込]となっている。

▲海のように広く大きな目標を……という意気込みが目標ダウンロード数にも反映されているようだ。

概要についてが終了すると、本作の可愛い魚たちをデザインしたプレイセットプロダクツの中野シロウ氏が登場。ここまで大量の魚を書いたのは初めてであり、それぞれ細かい特徴があることをさかなクンに教えてもらったと、制作秘話を披露した。また、本作をきっかけにアニメやグッズ販売などが実行できたらうれしいと希望を語った。

▲プレイセットプロダクツの中野シロウ氏、パネルの魚たちは中野氏が描かれている。

以上で記者発表会のおもな内容は終了した。ここからはファンサービスとして、ファンからの質問にさかなクンが答えるコーナーが行われた。以下にそのときの質問内容と回答を掲載するので、お魚について知りたい人はチェックしておこう。

Ｑ：6月においしい魚はなんですか？
Ａ：イサキですね。特にこの季節に獲れるイサキは“梅雨イサキ”と呼ばれ、旨味が凝縮されています。塩焼き、煮着け、お刺身がオススメの食べ方になりますよ。

Ｑ：もっとも大きな魚はなんですか？
Ａ：サメの仲間でジンベイザメがもっとも大きく成長すると言われています。もっとも大きくなった場合、10ｍを超すとも言われていますよ。

Ｑ：タコはくっつくんですか？
Ａ：うん、くっつくよ。ペタペタペタペタくっつくよ。魚屋さんで新鮮なタコちゃんに触れるといいよ。ちなみにタコちゃんのペタペタは違うものに触れただけで味が分かると言われていますよ。

最後は実機で本作をプレイする時間が設けられた。さかなクンも実際に発表会を見てくれた子どもといっしょに遊んでいたぞ。

▲いっしょにプレイした少年のあまりの巧さに感心するさかなクン。

▲さかなクン（左）と中野シロウ氏（右）のツーショットで発表会は幕を閉じた。