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【大塚角満の熱血パズドラ部!】第120回『パズドラのある風景』

2013-01-15 14:16 投稿

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●パズドラのある風景

最近、ホントにアチコチで『パズドラ』で遊んでいる人に出くわすようになった。Android版の配信やテレビCMの効果も大きいのか、いまやスマホをタテ持ちして画面下部を触っている人の5人に3人はパズドラーなのではなかろうか(ちょっとオーバー?)。バスや電車と言った公共交通機関の中にパズドラーが多数生息しているのはもちろん、ファストフード店やレストランの店内、果ては上野駅の翼の像の前で人待ち顔になっている女の子もスマホの画面をクルクルと指でなぞっていたりする。まさに社会現象化の兆しが見えてきているわけで、このままいけば“国民総パズドラー”の野望(誰のだ?)が実現する日も、そう遠くないものと思われる。

先日も、こんなことがあった。

とある木曜日のことなのだが、取材のために午後1時過ぎに会社を飛び出した。とは言え取材は、都内の会場で午後4時過ぎからだったので、明らかに早い出発である。この行動の裏にあるのは、

・ゆっくりおいしいランチを食べたかった
・ひとりでアフタヌーンティーを楽しみたかった
・会社にいたくなかった
・お茶をしながらアプリで遊びたかった
・外で原稿を書こうと思った

という、サラリーマンの風上にも置けないフザケた思考であるのだが、これを読んだ人はウチの会社に通報したりしてはいけないよ。まあとにかく、早めに会社を飛び出して外でコーヒーでも飲もうと思ったわけですね。

そして俺は首尾よく、会社の最寄駅近くにあるコーヒーショップに席を確保し、その日発売の週刊文春とスマホをテーブルの上に置いて、どっかりとソファー席に身を沈めた。このコーヒーショップはすばらしいことに、豪奢なソファーを配したひとり用の席が多数設けられていて、ゆっくりと本を読んだり、原稿を書いたりするのにまことに都合がよろしい。でもその分、席を確保するための競争率がものすごく高くて、すんなりと座れたこの日は、レアガチャ3回でアマテラスオオカミ→イシス→オーディンを立て続けに引き当てたのと同じくらいラッキーだったと言わざるを得ない。

その日も、店内は非常に混んでいた。

付近に大学や予備校が多数あるという立地がら客の半数くらいは学生で、テーブルに参考書やノートを広げて勉強している姿が目立つ。俺の席から5メートルほど離れたボックス席に座っているふたりもそのようで、テーブルにコーヒーカップと分厚い参考書を置き、難しい顔をして何やら話し込んでいた。『パズドラ』のドロップをクルクルと操作している俺の耳に、ふたりの会話が途切れ途切れに送り込まれてくる。

男子A:……だから違……そこそうじゃな……。

男子B:じゃあこう……ムズ……俺にはちょっと……。

ひとりが教える役で、ひとりは教えてもらう立場のようだ。ふたりともスマホを手にしているのを見ると、調べものや計算に使っているのかもしれない。たくさんのざわめきがひしめき合う店内にあっても、耳のチャンネルをそこに合せれば意外なほど特定の会話は聞き取れるものである。俺の耳に届くふたりの声が、徐々に明瞭になってきた。

男子A:ちょっとお前にはきびしいかなぁ……。……あ、そうだ。じゃあためしに、1回コレを引いてみなよ。イケルかもしれん。

男子B:あ、マジで? それ、わりと避けて通ってきたんだけど。せっかくだから、引いてみるかなー。

どうやら、取り組んでいるのは数学らしい。男子Bが、スマホを目の前に掲げたのが見えた。

男子A:よし! いけ!

男子B:おっしゃ! 引いてみる!!

最近の数学の問題は、これほど気張って引き算しないと解けないらしい。

男子B:どうだ!! ……あ、なんか出たぞ。何コレ??

男子A:……え!!! マジ!!? なんだよそれーーー!!!

なんか知らんが、引き算を勧めた男子Aが、男子Bが付きつけたスマホの画面を見て憤っている。近頃の数学は、かくもややこしいものなのか。

するとそこに、A、Bの勉学仲間と思われるふたりの男子学生が現れた。わりと軽そうな男子C、Dのふたりは、A、Bに向かってこんなことを言った。

男子C:ようよう、調子どう? いい感じに進んでる?

勉強の進捗具合を確かめる質問だな……と俺が思ったとき、うなだれていた男子Aが衝撃のひと言を発した!

男子A:ちょっと見ろよこれ! こいつまだ始めたばっかなのに、レアガチャでいきなりアマテラス出しやがったよ!!

俺、ソファー席からズリ落ちながら、心の中で絶叫した。

「うは!!!!!! パズドラの話だったんかい!!!!!!」

テーブルの上にあった参考書のような分厚い本は、絶賛発売中の『パズル&ドラゴンズ モンスター図鑑』のようでしたw

JR市ヶ谷駅前のコーヒーショップで、本当にあったお話……。

大塚角満(おおつか・かどまん)……週刊ファミ通、ファミ通コンテンツ企画部副編集長。編集業務のかたわら、執筆活動を精力的にこなしており、多数の連載記事を持つ。著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズが2作品ある。現在、ファミ通.com上でブログ“大塚角満のゲームを読む”、“『ドラゴンズドグマ』で暮らす”、アメーバブログで“大塚角満のブログ”などを連載中
※ゲームを“読む!”はこちら
※大塚角満のブログ (Ameba)

 


■書名:パズル&ドラゴンズ モンスター図鑑
■発売:2012年12月19日
■価格:998円[税込]
■体裁:308ページ

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パズル&ドラゴンズ

メーカー
ガンホー・オンライン・エンターテイメント
公式サイト
https://pad.gungho.jp/
価格
無料(アプリ内課金あり)
対応機種
iOS/Android

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