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【大塚角満の熱血パズドラ部!】第74回『パールヴァティー事件(単行本裏話その1)』

2012-09-26 17:06 投稿

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●パールヴァティー事件(単行本裏話その1)

絶賛発売中の単行本『大塚角満の熱血パズドラ部』だが、制作のさなかにはいくつものハプニングがあった。すぐにでもエッセイにまとめたくなるドタバタ劇もあったんだけど、単行本用の書き下ろしコラムの後日談や裏話的な内容だったため、書くに書けないでいたのである。でも無事に単行本が発売になったので、ついに封印を解く。

本日から数回にわたって、『熱血パズドラ部』の制作中に起こったいくつかの出来事を書いていこうと思う。おそらく、単行本の書き下ろしコラムを読まれているほうが楽しめる内容になると思われるので、興味がある方はぜひ、発売中の『熱血パズドラ部』も読んでみてください。Amazonさんでも、再出荷分の予約始まったし!!(さりげない宣伝)

さて。

単行本には、“番外編”と題した複数のコラムが掲載されている。その中に“パールヴァティー”というストレートなタイトルの読み物があるのだが、じつはコレには、笑劇の後日談があるのだ。

このエッセイの詳しい内容はぜひ単行本をご覧いただきたいのだが、まったく説明がないと話が進まないのでかいつまんで書く。………………まあ摘まむほど中身のある話じゃないんだけど(オイ)、要するに、俺が例の如くパールヴァティーを狙って渾身のレアガチャを回すもまんまと外し、俺を悔しがらせるためだけにガチャを回した目黒がバティーちゃんを引き当ててしまった……というお話だ。ネ、いつもの通りでしょ。

「嗚呼………。俺はもう、立ち直れないかもしれない……。ヴァティーちゃんをお嫁さんにしようと思って、虎の子の魔法石を全投入(5個だけど)したのに……><」

涙に暮れる俺のもとに、ン万円の投資の末にパールヴァティーを手に入れた目黒から心無いスクリーンショットが送られてくる。トラに乗る女の子を写した写真を見た俺は蒼色の鬼神面の表情となり、「うがあ!!」の咆哮とともにスマホの電源を切った。『パズドラ』を始めて半年ほどにもなるが、間違いなくTOP3に入る屈辱的な出来事でありました。

そんなとき、PCに常駐させているskypeが立ち上がり、ハイネ鳥居からメッセージが届いた。鳥居は開口一番「ヴァティー、出ましたか?」と、地獄の業火にジェット燃料を注ぐようなことを言って俺を挑発してくる。これに対して「うっせ!!! 出ねぇよっ!!!!!!!」と返すと、鳥居は平然とこんなことを言ったのだ。

「じゃあ、僕も回してみよっかな。……まあ僕は引きが悪いので、とても出るとは思えませんけど。その結果を見て、溜飲を下げてください」

鳥居の引きの悪さは、俺もよく知っていた。おかげで沸騰していた脳ミソは平時のそれに戻り、安心して嘲り混じりの応援をする「ぷぷぷっwww 回せ回せwww どうせ出ねえよwwwww」

しかし2秒後、鳥居は、

「あ」

と1文字だけskype窓に貼り付けて、それっきり何も言わなくなってしまった。……「あ」ってなんだ……? ままま、まさかナニか出てしまったのか!!? 俺、ふんぞり返っていた姿勢を直し、鼻水とツバを撒き散らしながらわめき散らす。

「“あ”ってなんだこの野郎!! なにが起こった!? はっきり言えコラ!!」

すると鳥居は「いやあ、まことに言いにくいんですが^^;」という前置きのあと、俺が悶絶するセリフをぶっ放した。

「1発でヴァティーちゃんが出」

そこまで見たところで、俺は鳥居とのskypeをブツリと切断した。勢い余って、鳥居をフレンドリストから削除しそうになった。

二重の屈辱をファミ通App編集部の連中に受けた俺はそそくさと帰り支度をし、黄昏が迫る内堀通りに飛び出した。こんなにささくれた心で、仕事なんてできねー。

しかし。

この話には、まだ続きがある。

屈辱のバティーショックから1時間ほども経ったころだろうか。取材に出ていた目黒からメッセージが届いた。冒頭に「後日談……」というタイトルが書かれており、その下に途切れ途切れの言葉が続いている。俺は「ナンダナンダ」と思いながら、メッセージの続きを読み見進めた。

「大塚さんに自慢し続けようと思い、さきほどヴァティーちゃんをリーダーに」

「そしたら、エメドラダンジョンが発生」

「急いでリーダーをエンシェントに変え、ダンジョンに潜る」

「うれしいことに、キングエメドラを3匹もゲット!」

「エンシェントに喰わせるか、それともヴァティーに喰わせるか、大いに悩む」

ここまで読んで、俺の少ない頭髪が逆立った。「んだよ!! 自慢メールかよ!!」。でも気になったので、先を読み進める。

「いろいろ悩んだ結果、ずっと育てたかったエンシェントに喰わせることに」

「でも、ここは満員電車……」

「もしかしたら、集中力が散漫になっていたのかもしれません……」

ん? なんか様子がおかしいぞ。俺、さらに目を走らせる。

「ずっと、“エンシェント? それともヴァティー?”と考えていたのもいけなかったのかもしれない」

「合成のベースにエンシェントを選び、つぎに素材を選択……」

「ここに至っても、俺の頭には“パールヴァティー”という単語があった……」

「慣れた手つきで、流れ作業のようにキングエメドラを選択」

「キングエメドラ、3匹だったはずなのに、なぜか4枠埋まっていた」

「でも気にする間もなく、合成開始ボタンをポチッ……」

つぎの一文を読んで、俺は電車の中で本気で「うええええええ!?」と大声を出してしまった。

「エンシェントのまわりをグルグルと回る素材モンスター……。見れば、その渦に吸い込まれていくパールヴァティーの姿が…………………!!!!!」

「ずっとヴァティーのことを考えてたら、間違えて素材に選んじゃったじゃないっすか!!!!!!!!」

「人生最大の落ち込み……………←いまココ」

俺、悪霊に取り憑かれたように「ウキキキキキキキィィィィィィィッ!!!!」と笑い転げ、声の限りにわめきまくった。「ててて、天罰キタァァァァァアアアアア!!!!!!!」

その後、ショックのあまり目黒は寝込み、健康診断で“脂肪肝の疑い”という結果まで叩き出したらしい。そしてもうひとりの悪の権化、ハイネ鳥居は、酒も飲まないくせに肝臓検診でE判定(要再検査)が出たそうだ(関係ない話だが)。

純真無垢な聖人代表、大塚角満は今日も元気。

これでいいのだ。

※目黒注:大塚さんは絶対に健康診断に引っ掛かると思って、受診してないだけですよ!!

■書名:大塚角満の熱血パズドラ部
■発売:2012年9月20日
■価格:998円[税込]
■体裁:モノクロ272ページ

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大塚角満(おおつか・かどまん)……週刊ファミ通、ファミ通コンテンツ企画部副編集長。編集業務のかたわら、執筆活動を精力的にこなしており、多数の連載記事を持つ。著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズが2作品ある。現在、ファミ通.com上でブログ“大塚角満のゲームを読む”、“『ドラゴンズドグマ』で暮らす”、アメーバブログで“大塚角満のブログ”などを連載中
※ゲームを“読む!”はこちら
※大塚角満のブログ (Ameba)

 

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パズル&ドラゴンズ

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルRPG/パズル
メーカーガンホー・オンライン・エンターテイメント
公式サイトhttps://pad.gungho.jp/
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