【新作情報】『真・女神転生II』がiPhoneで配信　超かっこいいBGMとサイバーパンクの世界にどっぷり浸かれ！

●メガテンファン待望の『真・女神転生II』がリリース！
　インデックスから、iPhone、iPod touch向けRPG『真・女神転生II』が配信開始！　価格は1200円[税込]。

1994年にスーパーファミコンで発売されたオリジナル版を完全移植しつつ、ゲームボーイアドバンス版で追加された新要素“A-MODE DDS”を搭載。キャラクターたちのサイドストーリーや悪魔辞典を楽しむことができる。さらに、前作『真・女神転生』との連動要素を実装。端末に『真・女神転生』がインストールされているとハロウィンシステムが起動して、通常では手に入らない悪魔を仲魔にすることができる。画面は縦画面と横画面をワンタッチで変更可能になっている。

▲縦、横の両方の画面に対応。横画面にするときはゲーム画面部分をタッチすればオーケー。

ゲーム自体は約20年前の作品だけあって、昨今のRPGと比べると難度は高め。グラフィックもオリジナル版のままとなっているため、ドットの荒さなどは目立つが、すぐにそんなことは気にならなくなるはず。サイバーパンクな世界観、その中で息づく個性的なキャラクター、ぶっ飛んだストーリー、そして悶絶するほどかっこいいBGM！　ドップリとハマれる理由は十分。とくにBGMはメガテンファンならずとも、ぜひ聞いて欲しいと思うほど本気でかっこいい！　イヤホン必須！

▲バーチャルバトル内で出会う謎の人物。主人公に世界の終焉を告げ、悪魔召喚プログラムを渡す。

プレイヤーが最初に訪れるのはヴァルハラエリア。主人公は記憶喪失で、ジムのトレーナー岡本が付けたホークいう名を名乗っている。記憶はなくても腕は立つらしく、あと1勝すればコロシアムの覇者となるところから物語はスタート。コロシアムで待つレッド・ベアーの撃破が最初の目的になる。バーチャルバトルで悪魔召喚プログラムをゲットして、1レベル上げたら、すぐにコロシアムへ行くこともできるが、返り討ちに合うだけなので、町の外へ出てレベル上げしつつ悪魔会話で仲魔を増やしておくといい。ハイピクシーを仲魔にしようと悪魔会話で友好的に話したら、いきなり魅了されてジオで昇天なんてこともあるので、セーブはこまめに。この段階でのセーブポイントは、ヴァルハラダウンタウンにあるジムとメシア協会の2ヵ所。中断セーブもできるが、再開すると中断したデータは消えるので注意すべし。レベル10ぐらいになり、仲魔が2体もいればレッド・ベアーを倒すのには十分。コロシアムは簡単なダンジョンになっており、カイザーアーマーやリベットナックル、レッガースラムなどの装備を入手できるので、残さずゲットしておこう。装備が万全なら、レッド・ベアーはオートバトルでも楽勝。コロシアムを制覇すると、今度はヴァルハラを統治しているマダムの館へ行くことになる。マダムからの依頼はある人物を探し出すこと。その人物は魔界の扉を開き、地上に悪魔を召喚することを目論んでいるらしい。そして、この依頼をきっかけに、主人公は過酷な運命に飲み込まれることになるのだが……。

▲悪魔会話では最初に友好的に接するか、威圧的に攻めるかを選択する。仲魔した悪魔と会話すると魔石などをくれることもある。

▲ヴァルハラエリアの中央にあるコロシアム。フィールドやダンジョンでは画面右下のゲージが青→赤に近づくにつれ、敵の出現率が高くなる。

▲コロシアムの現王者レッド・ベアー。しかし、悪魔召喚プログラムを手に入れた主人公の敵ではない。

▲ヴァルハラを治めるマダム。意外と若い？　依頼を受けると強力な悪魔ケルベロスを貸してくれる。

やっぱり悪魔会話で仲魔にするのは楽しい！　悪魔に媚びへつらうか、威圧的に攻めるか、悪魔によって正解はあるのだけど、こいつはむかつくから絶対に媚びん！とか、かわいいから友好的に近づいてみるとか、ゲーム性と関係ない個人の趣向で会話を選べるのはやっぱりおもしろい。ハイピクシーに「奴隷になりたいの？」と聞かれて、迷いなく「はい！　なりたいです！」と答えられる、そんな新しい自分を発見できたメガテンに感謝！