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【大塚角満の熱血パズドラ部!】第30回『裏切り者の言い分』

2012-06-07 18:13 投稿

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●裏切り者の言い分

中目黒目黒が目の前で“天空龍・ホウライ”のタマゴをゲットしたのを見ていきり立ち、「わあああああ!!! 俺も俺も!!!」と後先考えずに上級ダンジョンに挑んで返り討ちにあった……ってところまで昨日の日記で書いた。今回はその続きである。

運営からのアナウンスにある通り、このスペシャルダンジョンでは上の階級(?)に行くほどホウライのタマゴを手に入れやすいらしい。中級より上級、上級より超級でホウライはよりタマゴを落とすわけで、そのわかりやすい方針にはパズドラ世界に厳然と存在する“弱肉強食のオキテ”を感じずにはいられない。

“強い人ほど、レアなものを手に入れやすい”

リアル世界に蔓延する格差社会の写し絵のようで寒気すら覚えるが、努力して手に入れた力に比例してステキなことが起こりやすい事実は、ある意味爽快かつ“フェアな”ことだとも言えた。

そこまでわかっていながらも、俺は言わずにはいられない。

「フェアだろうがなんだろうが知ったこっちゃねえ。俺はタマゴが欲しい。ホウライのタマゴがどうしても欲しい!!!」

それが人の性ってものですよダンナ。

俺は考えた。どうすればホウライのタマゴを手に入れられるのかを。正直、中級ダンジョンは20回ほどもクリアーしたがまるで手応えがなく、ホウライがタマゴを落とすなんて都市伝説としか思えない。やはりここはどうしても、上級をクリアーしなければならないようだ。しかし、

「うーーーーーーん!!」

頭を抱え込まざるを得ない。前回の日記にある通り俺はいま現在の“ベスト”と思えるメンバーで挑んだにも関わらず、ボスどころかザコにいいようにやられて地下3階で強制送還されてしまっているのだ。やはり、俺ごときが上級ダンジョンに足を踏み入れるのは間違っているのだろうか……? 中級ダンジョンでヘラヘラと笑いながら当たらない宝くじを引き続け、「もしも一等が当たったら会社を辞めて海外で暮らすんだ!」と夢を見ていればいいのか……?

……いや! それではいかん!! ここは勝負どころだ。知恵を振り絞ってどうにか上級をクリアーし、新しい1歩を踏み出さなければいけないんだ!!

ブツブツブツ……と呪いの言葉を吐くように昼飯を食いながらつぶやいていると、またまた上級のスペシャルダンジョンに潜っていた目黒がふいにこんなことを言った。

「あぶな!! やられるところだった!! “毎ターンHPが大回復”のリーダースキルを持つ“天空の使徒・エンジェル”がいたからなんとかなったけど、やっぱりこの手のモンスターがいないと上級はキツいっすね」

確かに、天空の使徒・エンジェルや“大海の歌姫・セイレーン”のような超絶回復スキルを持つモンスターが手元にいれば、一気に戦略の幅は広がるのだろう。敵の攻撃力よりも毎ターンの回復量が上回っていれば、よっぽどの事故が起きない限り死なないんだから……。

しかし、俺はもちろんそんなモンスターは持っていない。なので「ちっ。いいよな、選択肢の多いヤツは……」とやさぐれてブチブチ言っていると、目黒は「いやいや」と言ってからじつに興味深い発言をした。

「でも、毎ターン回復だけでもダメなんですよ。“木属性ダメージ半減”を持つ助っ人を連れて行かないと、回復が追い付かないので。だから俺がこのダンジョンに行くときはいつも、大塚さんのグラビトンアースドラゴンのお世話になってるんすw」

ああ、そうなのか。確かにこのダンジョンには、木属性のモンスターしか出てこないからな。当然ボスも木属性なわけで、俺のグラビトン君もけっこう役に立ってくれているんじゃないか。

そこまで考えたとき、俺は「あれ?」と思った。ってことは、待てよ……!

同じタイミングで目黒も気が付いたらしく、「あ!」という枕詞のあとでこんなことを言ったではないか!

「そっすよ!w 大塚さん、フレンドの助っ人で天空の使徒・エンジェルや大海の歌姫・セイレーンを連れて行けばいいんですよ。リーダーはもちろんグラビトンにして、木属性ダメージを半減にして……。そしたら、俺と条件はまったく同じです。上級でもイケますよ!w」

……だよな!! そーいうことだよなっ!!! 目黒がそういうメンツで挑んで、時間はかかるものの余裕でクリアーできているのだ。多少見劣りするとは言え、俺のパーティーでもなんとかなるに違いない!!

「そうだな! やってみるわ!!」

俺はさっそく樹の天空龍の上級を選び、助っ人として目黒の天空の使徒・エンジェルに参加を願ってダンジョンに潜っていった。すると、それまでの苦戦が冗談だったかのように戦局が変わり、確実な体力回復に守られてなんと上級をクリアーしてしまったのだ……!! 時間こそ30分以上かかったし、タマゴを手に入れることもなかったが、この調子で何度も挑んでいればいつかホウライは根負けしてタマゴを落とすに違いない!!

「やった!! もらった!!! あとは根性さえあれば、夢の天空龍のタマゴを手に入れられるぞ!!!」

目黒もニコニコして応じた。

「やりましたね!! 俺、しばらくリーダーはエンジェルにしておきますから、存分に活用してください。いやあ、よかったなぁ」

俺たちは「やったやった!」と騒ぎながら食堂のお茶で前祝の乾杯をし、それぞれの席に戻っていった。ホウライのタマゴを手に入れることを確信して……。

 で、1時間後……。

仕事の区切りをつけた俺は、満を持してiPhoneを取り出し、樹の天空龍に挑むことにした。待ってろよホウライ……! つぎこそ絶対にスクランブルエッグにしてやるからな!!

チームを編成してダンジョンを選び、助っ人リストを出す。えーっと、目黒は…………いた!! よーし、この黄金メンバーでやってやるぞぉぉぉぉ…………って。

 

……オィィィィィィィィ!!!!!! エンジェルはどこ行った!!!! これデスピナスじゃねえか!!!!! 何の役にも立たねえ!!!!! どうなってんだ!!!

怒りに震えて「おいっ!!!! なんだあのデスピーナッツは!!! これじゃホウライが天空龍でエンジェルだろ!!!」と崩壊した日本語で目黒にスカイプする。するとヤツは悪びれずに「あwww」と言い、とんでもないセリフをぶっ放した。

「すいませんwww 忘れてましたwww ……でも“仮面のダンジョン”が始まっちゃったんで、今日はずっとデスピナスですよwww

……………………………………………。

おかげで、俺はいまだにホウライのタマゴを手に入れていません。

……フレンドの皆さん! どうかリーダーをエンジェルかセイレーンに!!! もう時間がないんです!!! ひとりじゃクリアーできないんですよおおおお!!!

この言葉が、フレンドの皆さんに届くと信じています。

おしまい。

 

大塚角満(おおつか・かどまん)……週刊ファミ通、ファミ通コンテンツ企画部副編集長。編集業務のかたわら、執筆活動を精力的にこなしており、多数の連載記事を持つ。著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズが2作品ある。現在、ファミ通.com上でブログ“大塚角満のゲームを読む”、“『ドラゴンズドグマ』で暮らす”、アメーバブログで“大塚角満のブログ”などを連載中
※ゲームを“読む!”はこちら
※大塚角満のブログ (Ameba)

 

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https://pad.gungho.jp/
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