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2011年iPhoneアプリの台風の目『おさわり探偵 なめこ栽培キット』とはいったいなんだったのか? 開発チームに独占取材!(後編)

2011-12-27 14:28 投稿

2011年のiPhoneアプリを語る上で外せないのが『おさわり探偵 なめこ栽培キット』。iPhoneユーザーのあなたなら、App Storeで目にしたり、友だち、親、親戚などなどさまざまなところから「なめこやってる?」と聞かれたことがあるのではないだろうか? かくいう記者はその存在自体は知っていたものの、しばらく放置。まわりが騒ぎ出したころに慌てて始めてハマるというApp編集部にいながらにしてなんともヒドイ有様であった。そこでその反省の意を込めて、今回配信もとのビーワークスに取材を敢行。「なめこってなんだったの? これからどうなるの?」といった話を聞きだしてきた。話が弾みすぎて思わぬロングインタビューとなってしまったが、今年はこれを読まなきゃ終われません! ぜひ最後までどうぞ。(このページは後編です。)

[前編はこちら]
2011年iPhoneアプリの台風の目『おさわり探偵 なめこ栽培キット』とはいったいなんだったのか? 開発チームに独占取材!(前編)

●『Seasons』はあくまで番外編

――さて、話のなかでは何度か出てきましたが、新しいアプリ『Seasons』の新要素について教えてください。

大廣 まずカビ病がなくなりました。

河合 『Seasons』に関しては販促アプリから一歩抜け出して、“なめこ”自体を好きになってくれた人たちに向けたものになっています。なので、壁紙があったり、キャラクターグッズ的というか番外編的な位置づけになっています。それで、オリジナルにあったカビ病とかのつらいなと思う要素はなくしてみました。

――今回の『Seasons』はアップデートしやすいように作ったんですか?(笑)

河合 もちろんです(笑)。今回はアップデートありきの作りにちゃんとしています。プログラマーに頭を下げる日々はもうなしにしたいですよ(笑)。あ、本編のほうは追加のアップデートはもうしないですけど、出にくいなめこに関しては少し調整を行うかもしれません。たぶんそれでアプリとしては完成ですね。

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――本編の『2』の構想はどうですか?

河合 やりたいですねー。お手軽さは残しつつもう少し遊べるものとか、少し変えてみてもいいのかなと思います。と言ってもいきなりRPGとかにはならないですけど。

 『Seasons』はあくまで番外編なので、ちゃんとした続編は作ってみたいと思っています。

――たとえばソーシャルゲームにする可能性とかもありますか?

大廣 会社としてはあまり考えていないんですよ。

河合 僕は少し考えてます(笑)。大廣とふたりだけの間では、作ってみたいなと話していますよ。というのも僕らはすごくそういうゲームを遊んでいて、たまにそのゲームの開発者に会ったりもするんですけど、そういう人たちがビックリするくらいレベルを上げるまでやりこんでいるんです。『なめこ』自体すごく思い入れがあるので、このままでなくいろいろな方向に向かってもらいたいなと思っているんです。

 いまの時代って、ゲーム会社は上からソーシャルゲームを作れって指令が少なからず降りてると思うんですよ。それがうちの会社に関してはないんですよ。会社としてのメイン業務が出版関連(DTP、デザイン業務)ということもあるんでしょうね。ユーザーさんに喜んでもらうのがいちばんだというのがいまの会社としての考え方です。

大廣 いまや会社のブランディングにも役立っていますからね。今年うちから出す年賀状は“なめこ”ですよ(笑)。

――というか、なんでそんな会社がゲーム作ってるんですか?

 うちのゲーム部門のそもそもの成り立ちが、ワンダースワンの立ち上げに関わった人間がビーワークスに入ってきたことなんですよ。ワンダースワンの起動音を作ったという人間です。

河合 そのとき集められた5人くらいのメンバーのひとりが僕なんです。それからゲームボーイアドバンスやニンテンドーDSのタイトルをいくつか作って、そのあとは少し落ち着いたんですが、iPhoneが盛り上がってきたこともあって、自分たちで何か出してみようということになったんです。

――それにしたって1年で190万ダウンロードのアプリを配信できたのは並じゃないですよ。

河合 タイミングもよかったんだと思います。市場もずっと見てましたし、アプリの研究もしてましたから。僕と大廣がものすごいヘビーユーザーなものですから、ふたりでいろんなアプリを遊んで情報共有もしてました。

 あとは僕らが会社勤めであるというのもありましたね。『なめこ』にたどり着くまで半年以上アプリ事業を続けられた体力は会社に属しているからで、個人で制作している人たちだったら、その半年のあいだにやめてしまっていたと思うんです。一応僕らには最終的には『小沢里奈』を作りたいという目標もありましたから。

河合 それで『小沢里奈』までにいろいろ作ってきて行き着いたのが「宣伝媒体がほしいよね」というところだったんですよね。

 ただ、ファミ通さんみたいな媒体さんにもすごく感謝しています。ニュースリリースを掲載してもらうまでが課題だなと宣伝の側としてはずっと感じていまして、初期のころのアプリから地道にニュースリリースを送り続けてようやく『なめこ』くらいのタイミングで認知されました。

河合 自社の媒体だとどうしても限界がありますからね。そもそも好きな人にしか伝えられない。いろんなものを求めてくる媒体に載ればそこから一気に広がる可能性がありますからね。そういえばファミ通Appには『デッキメイク勇者』の記事も載せてもらいましたね。ありがとうございました。

●そしてなめこはどこへ行く?

――『なめこ』は記事を掲載するとファミ通Appでもすごい反響なんです。たぶん今後の展開もすごく注目されていると思うんですが、そのあたりいかがでしょうか?

 やっぱりグッズ展開とポータルサイトの運営ですかね。あとは『おさわり探偵2』が移植中なので、それを春までには出したいですね。

大廣 あと4コマを本にしたい(笑)。

河合 なめこ図鑑みたいなのもいいよね。

――お! そのときはぜひエンターブレインから!(笑)

河合 夢はけっこういろいろありまして、アニメ化のお話が来たらいいな~とか、いろいろ楽しみにしていただければと思います。

 新潟の十日町市がなめこで有名らしいんですけど、今度自費でなめこ工場の見学に行ってきますよ。ゆくゆくはそこの自治体からタイアップの話がこないかと期待しています(笑)。

インタビューはこれにて終了! Android版の配信に番外編『Seasons』、グッズ展開、ポータルサイトの開設と“なめこ”の勢いは2012年もまだまだ続きそうですね。あ、ファミ通Appのムック本でも非売品のグッズプレゼントをやっていますので、なめこファンはそちらも要チェックですよ~。

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(C)2011 Beeworks / SUCCESS

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