【新作】名作ゲームブックの世界をスマホで楽しむロールプレイングカードゲーム 『Fighting Fantasy Legends』

2017-08-03 10:00 投稿

世界を救う英雄を描く王道ファンタジー

魔物が溢れ、つねに死と隣り合わせの過酷な世界。

アランシアと呼ばれる大地を舞台に、剣と金貨を手に旅する冒険者となり、伝説に名を残す立派な戦士を目指していく、ロールプレイングカードゲーム、『Fighting Fantasy Legends』。

本作は、1982年に発行された『火吹山の魔法使い』を始めとする、数々のゲームブックを手がけてきたイギリスのゲーム作家、スティーブ・ジャクソンと、Games Workshopの創立者であるイアン・リビングストーンによる、『Fighting Fantasy』シリーズファン待望のスマートフォンアプリだ!!

fightingfantasy01
ゲームの見どころ
●ゲームブックを再現した先の読めない選択パート
●サイコロを振ってゆく手を阻む敵を討て!! 

ゲームブックを再現した先の読めない選択パート

本作は『Fighting Fantasy』シリーズの中でも人気の高かった、“アランシア大陸”を舞台とした第1巻『火吹山の魔法使い』、第2巻『バルサスの要塞』、第5巻『盗賊都市』をベースに、新たな物語が展開する待望の最新作

fightingfantasy02.jpg書き込み
fightingfantasy03.jpg書き込み

ゲームブックといえば、複雑に入り組む選択肢と、それに従いさまざまなページを行き来するプロセスが印象的だ。

本作でも、旅の各所に選択肢が用意され、どれを選ぶかで物語の進行や、入手できるアイテムに変化が生まれる。

fightingfantasy04
fightingfantasy05.jpg書き込み

画面左には並んでいるサイコロは、バトルで使う技術(赤)と、探索などで使う運(緑)に区分され、シーンに応じて必要なものが自動的にピックアップされる。

プレイヤーは、“サイコロを振る”のコマンドを選択するだけなので、プレイしている感覚は、限りなく従来の読み物として存在したゲームブックに近い

fightingfantasy06.jpg書き込み
fightingfantasy07.jpg書き込み

一見複雑に感じるゲーム画面だが、左にあるのはキャラクターシートで、メイン画面がゲームブックの本体と考えればシンプルだ。

ちょっと文字が小さく読みにくいので、タブレットを持っている方は、そちらでのプレイをオススメする。

fightingfantasy08.jpg書き込み
fightingfantasy09.jpg書き込み

サイコロを振ってゆく手を阻む敵を討て!!

敵に遭遇するとバトルが始まり、画面上には両者のアバターカードと赤いサイコロが並べられる。

複数あるサイコロをまとめて振り、記号が描かれている面の出た数に応じてダメージを与え、どちらかの体力が0になるまで戦っていく、命をかけた本気の殴り合いだ。

fightingfantasy10.jpg書き込み
fightingfantasy11.jpg書き込み

ゲームブック全盛期に、同シリーズをプレイしていた筆者にとっては、敵(とくにクリーチャー系)のアバターカードに描かれた絵柄もどこか懐かしく、それを見ているだけでテンションが上がってしまう。

fightingfantasy12.jpg書き込み

本作はiOSとAndroidともに600円(Steam版は980円)と買い切り。値段だけを見ると、アプリとしては高く感じる人もいるだろう。

しかし、これが1冊の書籍“ゲームブック”であり、それがデジタルで楽しめるのであれば、十分手ごろな価格設定と言える。

ゲームブックに触れたことのない世代はもちろん、当時を知る往年のファンにもぜひ、プレイしてもらいたい作品だ。

fightingfantasy13.jpg書き込み

P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら

動画でも新作紹介しています

気に入ったものがあったら更新
角満&中目黒のこれ、知ってる?


毎日
更新中

編集長!これ、どうでしょう!?


YouTubeチャンネル登録して動画をいち早く見よう!

ファミ通AppのTwitterをフォロー

Fighting Fantasy Legends

ジャンル
ロールプレイング
メーカー
Nomad Games
配信日
配信中
価格
600円[税込]
対応機種
iOS/Android

Amazon人気商品ランキング 一覧を見る

最新記事

この記事と同じカテゴリの最新記事一覧