ユーザーと作るバンナム新作『プロジェクト レイヤード』キャラデザ部門に日本工学院の生徒が応募!制作陣がコツを語る

2016-10-03 12:00 投稿

日本工学院で制作陣が講義を実施

バンダイナムコエンターテインメントの新作タイトル『~みんなでゲームをつくろう~Project LayereD(プロジェクト レイヤード)』(以下、『プロジェクト レイヤード』)。

本タイトルは、バンダイナムコエンターテインメントが主導となる新企画、”みんなでゲームをつくろう”プロジェクトの第1弾で、UGC(※)を活用した意欲的なプロジェクトとなっている。

※UGC(User Generated Contents)
電子掲示板、ブログ、Wiki、動画投稿サイト、イラスト投稿サイト、各種SNSなど、Webサイトを利用しているユーザーによって投稿・書き込みされたコンテンツの総称。
※『プロジェクト レイヤード』公式サイト

 
TwitterみんなでゲームをつくろうProjectLayereDロゴ のコピー

『プロジェクト レイヤード』では、ユーザーからキャラクターデザイン、声優、ボーカリストなど、さまざまなジャンルのアイデア、参加者を募集。完全新規のオリジナルIPを使い、ユーザーとともにアニメ&ゲームアプリを作っていく。

現在、キャラクターデザイナーオーディションの応募を受付中。
【募集期間】2016年10月20日まで。
※キャラクターデザイナーオーディション応募ページ

今回、日本工学院専門学校マンガ・アニメーション科の授業で『プロジェクト レイヤード』制作陣が登壇。課題のひとつとして上記のキャラクターデザイナーへの応募を行うという生徒たちに、本タイトルの企画意図や、キャラクターデザインについてのノウハウなどを教えた様子をご紹介。

 
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そもそも『プロジェクト レイヤード』って何?

まずは、本プロジェクトを統括するバンダイナムコエンターテインメントのプロジェクト総合プロデューサー手塚晃司氏が登壇。

そもそもとして、”みんなでゲームをつくろう”プロジェクト、『プロジェクト レイヤード』とはいったいどんな企画なのかについて、改めて説明された。

 
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▲本作の舞台は2037年の渋谷。VR、ARがさらに進化した技術、レイヤードが普及している近未来。
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▲プロジェクト発足の経緯となった、”新しいIPの立ち上げ”、”配信アニメとゲーム”、”インターネットの可視化””という3本柱について語る手塚氏。
 
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▲日本工学院の生徒たちも応募する、キャラクターオーディション部門。手塚氏は「ひとり1回ではない。何回応募してもかまわないし、すでに作ってある作品でも、本作の世界に合いそうだと思ったら遠慮なく応募してほしい」と語った。

アニメやゲームでのワンソースマルチユースの実現

続いて登壇したのは、『プロジェクト レイヤード』の世界観イメージアニメを手掛けたアニメ監督である、Act iiiの大橋聡雄氏。

 
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▲3Dアニメーションを数多く手掛けている大橋監督は、”映像制作者の観点からリアルタイムエンジンでアニメーションを作ることのメリット”について説明。
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▲ここ数年の技術力の向上とアンリアルエンジンによって、キャラクターのモデリングなどを共有できるワンソース・マルチユースが実現可能になったと語る。

大橋監督が語ったアンリアルエンジンについての補足説明のため、ヒストリアの佐々木瞬氏にバトンタッチ。

ヒストリアは、アンリアルエンジン4専門の会社として佐々木氏が立ち上げたゲーム開発会社。VRや家庭用、スマホアプリなど、アンリアルエンジンを使用しているコンテンツを幅広く手掛けている。

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▲映像を作る場合、本来は1フレームずつ作っていき光の計算を逐一行うため、非常に手間と時間がかかってしまう。そこにゲームの技術を使うことで、その工程を大幅に短縮できるという。
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▲『プロジェクト レイヤード』の世界観ムービーを作る際にも、アンリアルエンジンをフルに活用し、クオリティーとスピード感を両立させたとのこと。
 
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▲アンリアルエンジンによって、モデルを配布することもできるし、ゲーム、ムービー、VRなど、多岐に渡って使うことが可能になっている。

キャラクターデザインのコツとは?

再び大橋監督の講義へ。キャラクターの造形(キャラクターの外見、内面などすべてを含たもの)をいかにして生み出すのか、手法についてのヒントが与えられた。

 
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▲キャラクターの最終仕上げを担当するイラストレーターのredjuice氏のコメントを引用。キャラクターを考える際には、バックグラウンドも塗り固めていくことが重要であるという。
 
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▲大橋監督は「天地人、天は時代、地は場所、人は人そのものの設定を考えることが大事。さらに育ちや現在の環境なども考慮するとキャラクターの深みが生まれる」と自身の考えを述べた。
 
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▲また、「悩んだら、そのキャラクターを一文で表現してみるといい。キャラクターに対してログライン(一文で表す物語の内容)を考えてみるのもひとつの手段」と。

生徒からの質問やラフのチェックも

事前に生徒から募集した質問について、手塚氏が答えるコーナーも。

Q.PVに出てくるヘッドホンのようなものはイラストに入れてもいいですか?
A.ぜひ、入れてください。ヘッドホンでもいいですし、自分でデバイスを考えてもらってもかまいません。また、背景などを入れてもいいのですが、キャラクターデザインなのでキャラクターの全身がわかるほうがイメージがしやすいです。

Q.バトル要素を想定した世界観でいいですか?
A.オーケーです。たとえば、UIなども入れていただいてもいいですし、恋愛ゲームのようなシチュエーションで描いていただいてもかまいません。ただし、一本目のゲームとアニメは、何かしらのバトル要素が入る可能性が高いです。

 
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さらに、生徒たちから上がってきている、キャラクターデザインオーディション用のラフ画も何点かチェック、感想が述べられた。

 
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▲プロによる、イメージPVのキャラクターの設定画も公開。

日本工学院の生徒にインタビュー

今回特別に、『プロジェクト レイヤード』のキャラクターデザイナー部門に応募予定の、日本工学院の生徒3名に話を伺った。

 
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▲マンガ―・アニメーション科4年制・キャラクターデザインコースで勉強中の中田さん。
 
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▲マンガ―・アニメーション科2年制・キャラクターデザインコースに通う長濱さん。ゲーム会社でグラフィックデザイナーかイラストレーターを志望。
 
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▲マンガ―・アニメーション科2年制・キャラクターデザインコースに通う韓(ハン)さん。韓国から、イラストについて学ぶために留学。

――『プロジェクト レイヤード』という作品そのものや、オーディションについてどう感じました?

中田 今日詳しい内容を聞いて、すごく大きなプロジェクトなんだと改めて感じました。このタイミングで参加できることは大きいチャンスでありがたいことだと思います。

長濱 redjuiceさんは好きなイラストレーターなので、その方が携わる作品に自分も参加できるということ自体がすごくうれしいです。ゲーム作りにおいて”自分も楽しむ”ことが必要だなと今回の講義で感じたので、自由な発想で描くつもりです!

 学生時代に実際に作ったり描くチャンスはあまりないことですよね。アドバイスもいただけたこともうれしいです。

――こんな絵を描きたいみたいなビジョンはありますか?

中田 新しい発想でというお話だったので、いままで世の中に出てきているゲームやアニメ、マンガも参考にしつつ、発想を広げていきたいです。

長濱 第1弾として主人公とヒロインとのことなので、その体裁をなしたデザインにはしたいのですが、型にハマりすぎてもつまらないですよね。どこか抜けているところや真逆な部分も入れ込んで、自分なりのデザインを詰めていきます。

 素晴らしいイラストは国に関係なく愛されると思います。いつかそんな風に、文化の懸け橋になれるようなイラストを描けるようになりたいです。

――本プロジェクトに懸ける意気込み、今後の目標などをお聞かせください。

中田 多きなチャンスだと思っているので、採用されるされないは気にしすぎず、自分の中の発想を広げて、楽しんで描きたいと思います!

長濱 デザインに自信はないのですが、自分なりの個性が何かあると思っています。そこをアピールできるような、オリジナリティーのあるデザインを生み出せるようがんばります。

 自分の子どもにも伝えられるようなイラストを描きたいと思っています。こういう子いるよなっていうようなキャラクターをデザインしたいです。

【プロジェクト レイヤード関連記事】
⇒『プロジェクト レイヤード』ステージリポート【TGS 2016】
⇒『プロジェクト レイヤードはユーザーも制作者となる新規タイトル

~みんなでゲームをつくろう~プロジェクト レイヤード

ジャンル
バンダイナムコエンターテインメント
配信日
未定

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