【新作】終わりなきお化け屋敷の警備員も楽じゃない!! 『VR Haunted House 3D』

2016-09-24 17:00 投稿

もう経験済み!? スマホでお手軽VR体験のご案内

VR元年とも呼ばれる今年、先日開催された東京ゲームショウ2016でも多くのメーカーがそうした技術を取り入れ、さまざまなコンテンツで来場者の注目を集めた。

もちろん、それはスマートフォンアプリも同様、Google Cardboard(グーグル・カードボード)などを活用したVR系アプリが、ここ1年で数多くリリースされている。そこで、本記事では多くのVR作品を手掛けるHaydar Aydinの最新作『VR Haunted House 3D』を紹介。

PC向けのOculus Rift、まもなく発売されるPlayStation VRとは異なるスマホ向けのお手軽なもの、そんなスタンスで楽しんでもらいたい!!

house01

ゲームの見どころ
●たったひとりの生存者!? 時間無制限のサバイバル
●3つの難易度で変化するのはゾンビの強度

たったひとりの生存者!? 時間無制限のサバイバル

どういった経緯で廃墟になり、なぜそんな場所に我々がいるのか。そんなことを聞いちゃうのは野暮ってなもんで、ただひたすら生きることを目標に洋館を歩き続けなければならない。

house02書き込み

本作では視点の向いている方向に自動で進み、立ち止まることはできない。

これはHaydar Aydinが手掛けるVRゲームの特徴で、恐怖で立ち止まることを許さない攻めのシステムだ。ゲームは1階からスタート、噴水らしきものを中心に天井には空を見渡せる大きな吹き抜け。

まずはここで操作感覚を覚え、手応えを感じたところで2階に移動だ。

house03書き込み

何も起こらない無音で薄気味悪い廃墟、これがただの家ならいいんだけど、必ずゾンビが襲ってくるとわかっているだけに警戒心が否応なく増していく。

そうして2階左手にある扉を進んで2回角を曲がったそのとき、“カチャ”とおもむろに銃を構える主人公。なんだよ、武器を持ってるのかよ! っと思ったつぎの瞬間……。

house04書き込み
house05書き込み

それまでの静寂が嘘だったように2階はお祭り騒ぎ。

周囲からは元気いっぱい呻き声が響きだし、いたるところからゾンビが接近。そう、ここからがお待ちかね、時間無制限のサバイバルってわけだ。

銃の扱いはとてもシンプル、画面中央に見える赤い点をゾンビに合わせれば自動で撃ってくれる。

また、弾に制限はなく、その都度リロードまでしてくれるので、プレイヤーはつねに照準とゾンビの位置に気をつけて歩き続けていればいい。

house06書き込み
house07書き込み

なお、ゾンビに接触すると問答無用でダメージを受け、ライフがなくなるとゲームオーバーになる。回復する手段はなく、狭い空間でただひたすら戦い続けるしかない。

果てしのないくり返しの攻防なので、お腹いっぱいだと感じるまで視点移動によるVR感覚を存分に味わってみよう!!

house08書き込み

3つの難易度で変化するのはゾンビの強度

本作にはEASY、NORMAL、HARD、3つの難易度があり、段階的にゾンビの強度が増していく。

HARDにもなれば1発で倒せていたものが3発必要になるので、狭い空間での戦いはかなり不利な状況だ。

そしてもうひとつ、注意しなければいけないのがゾンビの数。タフになっただけでも厄介だし、振り向かない限り後退もできない。

house09書き込み

銃の射程は長く、画面に見えていなくても角度が合っていれば照準が緑に変化する。

その仕組みを活かして先々の様子を確認、遠方から迫るゾンビたちを十分な間合いから的確に処理していくと攻略しやすかった。

ストーリーもなければクリアーもない、ゲームオーバーになるまで続く無限地獄だけど、ちょっとした恐怖とVRの雰囲気を味わうには丁度いいボリューム。

Google Cardboard(グーグル・カードボード)も格安で購入できるので、興味のある人はこれをきっかけに、いろいろなゲームにチャレンジしてもらいたい。

P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら

VR Haunted House 3D

ジャンル
VRホラー
メーカー
Haydar Aydin
配信日
配信中
価格
無料
対応機種
iOS/Android

Amazon人気商品ランキング 一覧を見る

最新記事

この記事と同じカテゴリの最新記事一覧