『逆転オセロニア』リアルイベント“オセロニアンの戦”大会リポート【TGS 2016】

2016-09-18 20:55 投稿

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逆転オセロニア

いずれも劣らぬ名勝負!

オセロニア_オセロニアンの戦

2016年9月18日、“東京ゲームショウ2016”にてDeNAが配信する『逆転オセロニア』のリアルイベント“魅せろ!オセロニアンの戦-2016 in TGS-”が開催された。

本イベントは、8月末にアプリ内で行われたPvP“サマーシャイン杯”の上位入賞者6名によるトーナメント戦。ファミ通Appからはタイガー桜井、宮坊、ターザン馬場園が解説役として出演。世界のザキヤマも選手として参戦した。

オセロニアンの戦_タイガー桜井_宮坊_ターザン馬場園
▲左からちゅうにー、仁平プロデューサー、タイガー桜井、宮坊、ターザン馬場園、公式Twitter担当“リリア”、みそしる。
オセロニアンの戦_参加者_世界のザキヤマ
▲左から、饅頭丸さん、..(ツードット)さん、やまちゅさん、世界のザキヤマ、モカさん、ルンバさん。

【トーナメント表】

オセロニアンの戦_トーナメント
▲“サマーシャイン杯”上位の饅頭丸さんとルンバさんはシード枠。

1回戦(Aグループ)

先攻:..(ツードット)
後攻:やまちゅ

両者とも蘭陵王、ムーニアをトップとしたバフデッキながら、..(ツードット)さんは神属性寄り、やまちゅさんは魔属性寄りと対象的。

..(ツードット)さんは序盤にカウンターを持つルサリィ、強力な毒を持つアズリエル、デバフ持ちのブレスドソーディアンを使用し優勢に。対するやまちゅさんは毒とカウンター駒を使用しつつ立ち回っていく。

しかし、..(ツードット)さんが高い瞬間火力を持つアルーシャで織姫のバフコンボを発動したことで状況が一変。そのまま押し切る形で..(ツードット)さんの勝利となった。

オセロニアンの戦
▲序盤に勝負をかけるか、終盤に勝負をかけるか。手に汗握る読み合いが印象的な試合運びとなった。

1回戦(Bグループ)

先攻:世界のザキヤマ
後攻:モカ

両者ともに蘭陵王、ムーニアをトップとしたバフデッキだが、世界のザキヤマは神属性をメインに据えたHP重視型、モカさんはダメージマス生成スキルを持つクィル・クエンなど、テクニカルな駒が光る編成。

世界のザキヤマは中盤~後半で使うべき駒が序盤に集中。さらにモカさんのルキア(手駒の中でもっともATKが低い駒を使わせる)により蘭陵王を引き出され序盤から劣勢に。

その後、世界のザキヤマもルキアをドロー、モカさんのムーニアを引きだそうとするものの、モカさんが本来はムーニアよりATKが高いサマー・アラジンを、あえてレベルを最大にせずに調整していたことで不発に。

後半、モカさんは強力なコンボスキルを持つファウストを辺に配置。世界のザキヤマはイヴェット(スキルダメージカウンター)で逆転を狙うが、最高クラスのバフスキルを持つミューニによってファウストのコンボを発動され、モカさんの勝利が決まった。

オセロニアンの戦
▲モカさんの行ったサマー・アラジンのATK調整は、ほぼ例を見ない英断。トッププレイヤーの緻密な計算に会場からは驚きの声が漏れた。

2回戦(Aグループ)

先攻:饅頭丸
後攻:..(ツードット)

..(ツードット)さんのデッキは、デバフ、シールド、回復を主軸とした長期戦型。さらに相手からの毒ダメージを回復へと変化させるベノムバジリスクをトップにするという、非常に珍しい編成。

この特異な構成は、..(ツードット)さんいわく、本大会の参加者の中で“サマーシャイン杯”の順位がもっとも高かった饅頭丸さんを相手取ることを想定した、“対・饅頭丸さん”に特化した結果とのこと。

対する饅頭丸さんのデッキは、蘭陵王をトップに、アラジンなど強力なフィニッシャーを軸に、カウンター、ダメージコンボスキル持ちを加えた攻撃的な編成。

シールドとデバフにより被ダメージを軽減する..(ツードット)さんに対し、饅頭丸さんは着実に盤面有利を確保、アズリエルのコンボスキルを発動させ大ダメージを与えることに成功する。

対する..(ツードット)さんは、回復とシールドで立て直しを図りつつ、強力なコンボスキルを持つハーピストエンジェルで逆転を狙うが、ヒアソフィアのデバフスキルにより大ダメージを与えるにはいたらず。

..(ツードット)さんは最後に残されたダメージマスを踏まざるを得ない状況に追い込まれ、饅頭丸さんの勝利となった。

オセロニアンの戦
▲盤面を埋め尽くす高レベルな攻防に、会場中が大いに沸いた。

2回戦(Bグループ)

ルンバ:先攻
モカ:後攻

ルンバさんのデッキは、開幕からリードを狙えるフルカスをトップにしたもの。蘭陵王、ムーニアの使用が目立つなか、今大会で唯一の魔属性リーダーの登場に期待が集まった。

モカさんのデッキは世界のザキヤマ戦で使用したものと同様、ムーニアをトップにしたバフデッキ。ダメージマスを生成するクィル・クエンをどこで使うかが注目のポイントとなった。

序盤から双方とも罠駒を設置、中盤までは通常の試合運びになると思われた矢先、ルンバさんが変則手で回復マスを使用。さらにモカさんがクィル・クエンを早々に使い、定型的な盤面から逸脱した試合展開に。

どちらが勝つのか予想が付かない状況が続いたものの、ルンバさんが序盤に仕込んでおいたイヴェットのスキルカウンターが発動、勝利へとつながった。

オセロニアンの戦
▲お目に掛かることはほぼないと思われる駒並び。臨機応変な駆け引きがアツい試合となった。

決勝戦

先攻:饅頭丸
後攻:ルンバ

饅頭丸さんは蘭陵王トップのバフデッキ、ルンバさんは前戦に引き続きのフルカスを主体とした魔デッキ。

饅頭丸さんは強力なカウンターを持つルサリィ、強力な毒を持つアズリエルをはじめ、好調な滑り出し。ルンバさんの初手フルカスによるアドバンテージを徐々に奪っていった。

中盤、饅頭丸さんはオーソドックスな盤面の優勢ではなく、ダメージを重ねることを重視。ルンバさんの防御をこじ開け、本大会の優勝が決定した。

オセロニアンの戦
▲両者とも一歩も譲らず。決勝戦らしい、力と力のぶつかり合いとなった。
オセロニアンの戦_優勝_饅頭丸さん
▲優勝した饅頭丸さんには、仁平プロデューサーよりメダルがプレゼントされた。

大会を終えて

オセロニアンの戦_大団円

『逆転オセロニア』最大級の規模となった本イベント。対戦者たちの一打一打に緊張が走る、非常に白熱した大会となった。

対戦の傾向としては、手駒ロックスキルを持つルキア、最強クラスの毒スキル&ダメージコンボスキルを持つアズリエルをいつ使うのか、がカギとなった印象。

また実装から2日程度にも関わらず、超強力なデバフスキルを持つS駒・ヒアソフィアを使用したプレイヤーが多く、さらにその対策も成されていたことからも、今大会にかける参加者たちの意気込みが感じられた。

リリースから半年を経て、ますます盛り上がりを見せる『逆転オセロニア』。e-Sportsとしての今後にも、より期待していきたい。

tgs 2016 情報まとめ

逆転オセロニア

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルRPG/テーブルゲーム
メーカーDeNA
公式サイトhttps://www.othellonia.com/
公式Twitterhttps://twitter.com/Othellonia_info
配信日配信中
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