VR版『スペースチャンネル5』がTGS2016にプレイアブル出展決定!

2016-09-05 18:55 投稿

KDDIブースに出展!!

まもなく開催される東京ゲームショウ2016に出展予定のKDDIブースで、かの名作『スペースチャンネル5』のVRコンテンツ『スペースチャンネル5 VR ウキウキ★ビューイングショー』のデモが展示される。

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『スペースチャンネル5』とは、1999年にセガからリリースされたドリームキャスト向けのゲームソフト(プレイステーション2版は2002年リリース)。

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CPUが行った演奏やキャラクターの動きを記憶し、リズムに合わせてリプレイしていくという、当時流行ったスタイルのリズムゲームを、コミカルに演出し人気を博したタイトルだ。

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▲ダンスで地球人を救ったり、シチョウリツを稼いで番組を盛り上げたりといった斬新すぎる設定に、当時局所的な盛り上がりを見せた。(※ゲーム画面は当時のもの)
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▲1970年代風ディスコ音楽に合わせて行われる動きも当時から見ると奇抜。“セガは時代を先取りしすぎた”という評の一端を担うタイトルだ。(※ゲーム画面は当時のもの)

当の本作は、『スペースチャンネル5』の主人公うららを操作するVRリズムゲームではなく、うららの番組を観覧するひとりとなって、当時ゲームでは知ることのできなかった裏側を覗き見ることの出来るものとなっているそうだ。

なお、本作の正式リリース日は未定。ハードも未定とのことだが、デモ版はHTC Viveでの展示になるという。

今回のVR版リリースにあたって、『スペースチャンネル5』でディレクターを務めていた吉永匠氏はこうコメントしている。(コメントはリリースより抜粋)

「当時の自分たちに伝えたい衝撃、まさかのVR化対応!! はやすぎたコンテンツ(ってよく言われた)に、時代があらかた追いついてきたような気がしております。あの世界に、客観者としてではなく主観者として“在る”ことのできる喜びは、とてもハゲシクすごい勢いでちょっと嬉しいくらい官能的に、もういいっていう程度で、人として初めての領域に踏み込んだか如きウキウキです★」(吉永氏)

また、本作の開発を担うグランディング株式会社代表取締役の岡村峰子氏からも、以下のコメントが届いている。(コメントはリリースより抜粋)

「私がセガに在籍していた時、 スペースチャンネル5での役割はアシスタントプロデューサー、 企画開発だけでなく宣伝や広報にまで関わり、 当時の私の人生の真ん中に「スペチャン」があったといっても過言ではありません。 今回のVRは、 あえて「音ゲー」にせず「ショーを観覧」スタイルをとりました。 その理由はれからのお楽しみにしていただき、 まずは、 ずっとスペチャンのファンでいてくださった方々が楽しめるような、 スペチャン独自の世界観を掘り下げてみたいと思っています。 開発はまだまだこれからですが、 いきがかりじょう、 全力を尽くしてみたいと思います!!」(岡村氏)

当時のドリームキャストの扱われかたや、『スペースチャンネル5』の評価などを知っている人には、うれしく、楽しく、どうしたって期待を寄せてしまうこのVR版。東京ゲームショウでは、逃せないデモプレイとなること必至だ。

なお、今回のVRコンテンツ開発の背景には“『スペースチャンネル5』あらかた15周年記念”というユルイ設定が存在しているという。このあたりも、なんとも『スペースチャンネル5』らしい。

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▲当時の『スペースチャンネル』シリーズでは、チュートリアルを見ようとすると、説明書を見ろと言ってくるこのユルさ。このユルさが本作にも引き継がれていることを切に願う!

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