【新作】キャラが滑らかに動く重厚＆大迫力の2DアニメーションバトルRPG 『クロマティックソウル』

正統派ターン制RPGに刮目せよ

2Dの限界に挑む繊細かつダイナミックなビジュアルや、ヘイトシステムを取り入れたコマンド式のバトル。それらを支える多彩なジョブと、戦略性を高める80以上のスキルが話題のRPG『クロマティックソウル』。

物語のはじまり

-魔龍戦争-
世界を滅亡寸前にまで追い込んだ戦いのなか、英雄たちは遠征軍を組織。
クロマティックドラゴン率いるドラゴン軍に立ち向かう。
見事撃退に成功した遠征軍だが、生還したのはソリスという騎士のみだった。

英雄王となったソリス。
彼が王座について以降、人間を苦しめていたオークたちを海の彼方に追いやる。

それから十数年。
再びオークたちが動き出したのだが……。

2Dなのに立体的！　迫力満点のコマンドバトル

本作のバトルは、フレンドを含めて最大4人パーティーを編成して行う。
敵味方それぞれの行動順が画面上部のロールで示され、プレイヤーターンではコマンドと攻撃対象をタップで選択してアクションを実行する。

なかでも特徴的なのは、敵のヘイト(敵対心)が視覚化されている点だ。
キャラクターの頭上にある見開いた目がターゲットマーク。モンスターに多くのダメージを与えたり、ユニットを回復することでもヘイトが高まり、敵に警戒されていることがわかるようになっている。

バトルの進行はとてもシンプルだけど、バフ（こちらに有利な効果）やデバフ（こちらが不利になる効果）といったスキルの使い分けが必須。
とくに格上の敵やボスと戦うときは、これらのスキルを上手に活かすことが求められる。
ヘイト管理を含め、こうした駆け引きはMMO（大規模多人数同時参加型オンライン）RPGのような感覚で楽しめた。

戦闘を有利に進めるには、スキルだけでなくキャラクターの装備を整えることも重要だ。
本作には装備品ガチャが存在するが、クリアー報酬でも性能のよい装備品が入手できる。
報酬の内容はクリアーするたびに変わるため、行き詰まった場合は直前のマップで装備品を集めて戦力の増強を図るのもオススメだ。

「それにしてもなにが立体的なのか」
「綺麗ではあるけど迫力はあんまり感じないぞ」

という方のために、ここからはプレイ動画を使ってバトルを紹介。
バトル前後に挿入される、ボイス付きのイベントシーンにも注目してもらいたい！

『クロマティックソウル』お試しプレイ01

『クロマティックソウル』お試しプレイ02

スキルの強化＆進化で個性を出せる14のジョブ

ディフェンダー、ウィザード、クレリック、アサシン。
ゲーム冒頭から所有しているジョブを含め、本作には14種類のジョブが用意されている。
各ジョブには固有のパッシブスキルがあり、特定の条件を満たすことで昇格し、新たなスキルを獲得する。また、パッシブスキルのほかに、巻物で習得するアクティブスキルも存在し、バトル中にどのスキルをセットするかで戦術が変化する。
同じジョブでありながら、育てかたで個性が出せるのもおもしろい要素なのだ。

ちなみに、上記4種類以外のジョブを得るにはジェムが必要。
どれを雇用するか悩んじゃうけど、そんなときは個々のパッシブスキルを参考に、自分のプレイスタイルに合うものを選ぶといいだろう。

上記で触れたものは習得できるパッシブスキルのうちほんの一部。

いっぽうのアクティブスキルは巻物などを使って習得・強化。最大レベルになったものは鉱石を使って進化することができる。
アクティブスキルは物理、精神、元素、射撃など、8つの属性に分類され、各キャラクターごとに習得できる属性が決まっている。

各ジョブの詳細画面や、“スキル図鑑”を参考に好みの相棒を探そう！

みずから召喚するレイド＆探索を開放せよ！

各地域を踏破すると素材集め専用の探索エリアが開放。
オークの駐屯地でボスを撃破するとレイドが利用可能になる。
前者はスキルを強化、進化させる素材集めに役立つ。後者はスマホゲームではおなじみ、プレイヤー同士が共闘して敵を討つバトルコンテンツだ。
なかでも注目すべきは後者のレイドシステム。

召喚石さえあればいつでも挑戦でき、ギルドに属していたりフレンドがいれば協力してもらうことも可能。召喚石によって呼び出せるモンスターが異なり、見事撃破すれば報酬をデットできる。

今回遊んでみて強く感じたのは、課金を迫るアプローチがとにかく少ないことだ。
レアリティが高く優れたキャラクターを入手するにはガチャが必須。といったこともなく、基本無料のスタイルでとことん遊べる点に驚かされた。

こだわりのチーム編成でゴリゴリ動くバトルに挑戦。
世界に没頭できるボイス効果、やりこみ要素も詰まった本作の魅力を実際にプレイして感じてもらいたい!!

P.N.深津庵
深津庵のTwitterはこちら