【個人開発ゲームを斬る】2015年“個人開発ゲーム”ベストアプリランキング(前編)

2015-12-29 13:09 投稿

3年連続3回目

一昨年の4月から試験的に始めさせていただいたこの連載記事ですが、奇跡的に3回目の年の瀬を迎えることができました。

どれだけの本数を紹介したのかなど、細かい数字は気にしないタイプなんでわからないのですが、いつも読んでいただき誠にありがとうございます。

というわけで、昨年、一昨年と好評だった、“個人開発ゲームベストテン”を、本年も偉そうに発表させていただきます。お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

ちなみにここまでの文章は、昨年からのコピペです。すみません。

▼2014年版はこちら
※【個人開発ゲームを斬る】2014年“個人開発ゲーム”ベストアプリランキング(前編)
※【個人開発ゲームを斬る】2014年“個人開発ゲーム”ベストアプリランキング(後編)

第10位
実写版脱出ゲーム『1Kからの脱出』

対応機種:iOS/Android
価格:無料
メーカー:Studio Rissen
紹介記事:実写を使ったリアルすぎる脱出ゲーム『1Kからの脱出』
image1_1
▲全編実写!
image1_2
▲エンディングではまさかのアノ人が登場!?

怪しいところをタップして、アイテムゲットして、閉じられた部屋から脱出と、システム自体はよくある脱出ゲームなんですが。

“全編実写”なんですよね。

しかもこちら、開発者さんが以前住んでいた部屋。引越しを記念して? こちらのアプリを開発されたそうです。

長年住み続けて発生した“カビ”や、開発者さんの“腕毛”など、突っ込まずにはいられない仕掛けがちょいちょい出てきて、なかなか謎解きに集中できません。

最後のオチも突っ込みどころ満載なので、紅白歌合戦を見ながら、知らない歌手の合間にでも遊んでみてはいかがでしょうか。

(C) Studio Rissen

第9位
みどりのほし

対応機種:iOS/Android
価格:無料(有料アイテムあり)
メーカー:OBOK AIDEM inc.
紹介記事:──
image2_1
▲惑星を撃ちまくって!
image2_2
▲エネルギーを回収!

Apple様に注目された、放置できない放置ゲーム。

宇宙(そら)を漂う小惑星を、オート連射で破壊し、砕け散った“ほしのかけら”を回収。それを使って錆びついた星を、みどり溢れる素晴らしい星に再生するのが目的。

ドット絵のキャラクター、世界観がとてもかわいく、小惑星の爆破、ほしのかけらの回収がとても気持ちよく、「そりゃApple様も黙ってないわ!」という素晴らしい作品。

リリースされた瞬間、即、こちらのコーナーで紹介したかったのですが、Android版も出るとか出ないとかの情報をキャッチしまして、じゃあAndroid版が出てからでいいかと思ってたら、紹介するタイミングを逃しちゃった作品でございます。

(C) OBOKAIDEM Games (C) PUMO

第8位
脱出ゲーム バネーナ

対応機種:iOS
価格:無料
メーカー:STUDIO ANASTROPHE
紹介記事:『バネーナ』昨年度No.1脱出ゲームを手掛けた開発陣が送る今年度No.1脱出ゲーム
image3_1
▲ドアノブがバネーナ!
image3_2
▲受話器がバネーナ!

10位に続いて、こちらもオーソドックスな脱出ゲーム、なんですが。

テーマが“バネーナ”(バナナ)。

バネーナが、あちらこちらに出てきて、あなたの脱出を阻みます。

文章だけ読むと“ネタゲー臭”がプンプンなんですが、見た目も謎も、クオリティは申し分なし。このあたりはもう、開発者さんの持って生まれた“センス”なんではないでしょうか。おせちに飽きたら、バネーナをどうぞ。

(C) StudioAnastrophe

第7位
戦場ダッシュ

対応機種:iOS/Android
価格:無料
メーカー:oridio
紹介記事:『戦場ダッシュ』育成がハマる新感覚シューティングゲーム
image4_1
▲こんな貧弱だったボクが
image4_2
▲こんなに強くなりました!

一時期流行っていたんですが、いまでは珍しい“棒人間”が主役の、縦スクロールシューティングゲーム。

迫ってくる敵をオート連射でひたすら撃ち倒していくのですが、注目すべきは“育成要素”。

敵を倒してゴールド貯めて、攻撃方法を強化。どの順で強化するか? オプションを付けて、そこにどんな攻撃方法をセットするか? 育成が楽しすぎて、シューティングゲームというジャンルでホントにいいのか悩んだ、そんな作品。

(C) oridio Inc.

第6位
純愛ババア学園

対応機種:iOS/Android
価格:無料(アイテム課金あり)
メーカー:hamon
紹介記事:『純愛ババア学園』ラブレボリューション100万歳
image5_1
▲ときめきに年齢は関係なし
image5_2
▲18禁!?

とある学園で、いろんな美少女と出会い、その中から好きな子に告白するという、夢のような恋愛体験ゲームはたくさんありますが。

こちらのアプリは、その恋愛対象が100万歳越えのババア4人。

美麗な3Dモデリングのおかげで、100万歳とは思えぬキュートな動きを披露するババア達に、いつの間にやらあなたのハートがときめきメモリアルしているかもしれません。

(C) 2015 hamon yamabus



10位から6位までを見ていただきました。いかがでしたでしょうか。

10位の『1Kからの脱出』を選んでいいのかどうか、未だに悩んでおります。もっと他に選ぶべきアプリがあったのではないか? 内容はもちろん、話題性からも大ヒットアクションゲーム『Downwell』を選ぶべきじゃないか? そんな葛藤もございます。

ただ、この連載の趣旨からいくと、『1Kからの脱出』のようなゲームをピックアップするのが私の使命なのではないか。そんなことを思ったり思わなかったりしたところで、一旦記事を〆させていただきます。

決して、2回に分けて、原稿料を2倍もらおうという魂胆ではございません。

果たして今年の個人開発ナンバーワンアプリはなんなのか? 明日(2015年12月30日)の後編をお楽しみに!

ちなみに『Downwell』はランクインしてません。関係者の皆様、ファンの皆様、ごめんなさい!

⇒後編
1位~5位はこちら

▼2014年版はこちら
※【個人開発ゲームを斬る】2014年“個人開発ゲーム”ベストアプリランキング(前編)
※【個人開発ゲームを斬る】2014年“個人開発ゲーム”ベストアプリランキング(後編)

■あぷまがどっとねっと
(あぷまが)

「すべてのアプリにチャンスを!」との思いから、藤田武男氏が個人開発者が開発したアプリを中心に紹介している情報サイト。ほかでは見つからない“お宝アプリ”が“あぷまが”なら見つかるかも! ちなみにイラストは、あぷまがのマスコットキャラ、アイロニー。


※あぷまがへのアクセスはこちらから

この記事のタグ

Amazon人気商品ランキング 一覧を見る

関連記事

この記事に関連した記事一覧

最新記事

この記事と同じカテゴリの最新記事一覧