任天堂スマホアプリ第1弾『Miitomo(ミートモ)』は2016年3月に配信予定

任天堂初のスマホアプリ、ついに公開

任天堂は、本日(2015年10月29日)行われた経営方針説明会にて、同社初となるスマートデバイス向けアプリ『Miitomo(ミートモ)』を2016年3月にリリースすることを発表した。

『Miitomo』は、任天堂の新たな会員制サービス「マイニンテンドー」を牽引する、無料で利用開始できるコミュニケーションアプリとして登場。

「マイニンテンドー」では、ゲームを購入したりプレイすることで付与されるポイントを使うことで、オリジナルグッズや割引クーポンなどの特典を手に入れられるポイントプログラムのほか、ユーザー同士の“フレンド関係”をつくる仕組みも用意される。この“フレンド関係”をより豊かに楽しめるのが本作だ。

“ネタふり”から生まれる新たなコミュニケーション

まずはMii（ミー）と呼ばれる自分の似顔絵キャラクターを作成。すると、画面上のMiiがさまざまな質問をユーザーに問いかけてくる。ここでの回答を話題に自分のMiiが、ほかのフレンドのMiiとコミュニケーションをとり、Miiたちのおもしろおかしいさまざまな様子を楽しむことができる。

このいわば“ネタふりコミュニケーション”は、能動的に情報を発信することに消極的な人でも参加しやすいという利点があるという。さらに、自分からは言ったり訊いたりしないけれど、訊かれたら言いたい、というような、潜在的な話題を掘り起こすことができ、フレンドの思いがけない一面や共通点も発見できるという特徴もある。

本作のリリースが2016年3月予定と、当初第1弾が予定されていた2015年内からは延期となってしまったが、スマートデバイス向けゲームを2017年3月までに5本程度リリースする予定に変更はない。

※記事中の画像はすべて任天堂公式ホームページから引用したものです。